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第635回:台風15号上陸の影響
関東に上陸した台風15号、昨夜から今朝にかけて猛威を振るいました。上の画像は、今日のSAKIDORI!が終わる頃の浜松町の空です。穏やかな夕暮れが戻っていました。
さて、最初のコーナー『ニュースオフサイド』で取り上げたのは2つ。まずは台風15号 が直撃した首都圏の交通網の乱れと被害について。この影響で、JRが首都圏すべての在来線で「計画運休」実施したほか、京王電鉄や小田急電鉄などの私鉄、東京メトロの一部区間でも始発から運転を見合わせるなど、通勤通学の足が大きく乱れました。
ここまでに確認されている被害、そして現在もところどころの沿線で続いている交通網の乱れについて、まとめてくれたのは、新岡瑞佳記者。文化放送のある浜松町では、羽田空港へ行くための京急線とモノレールで混乱が起きていました。
つづいて、西川広人社長が辞意を示唆した日産自動車の動き、中継をまじえてお伝えしました。日産自動車では、今日夕方開かれる取締役会で西川社長の報酬問題を議論し、社内での調査結果も報告されるものと見られます。問題となった株価連動型の報酬「ストック・アプリシエーション」について、清水克彦デスクが解説。
カルロス・ゴーン前会長の逮捕・起訴で、売り上げが落ち込む中での今回の問題。「西川社長が辞めない限りは前には進めないだろう。」と語る清水デスク。
西村志野記者には日産本社前から、現在の状況などを中継で伝えてもらいました。
『きょうのナマチュウ』 明後日11日に迫った内閣改造と自民党役員人事。予想される顔ぶれから安倍政治を読み解きました。
お話を伺ったのは、インサイドライン編集長の歳川隆雄さん。二階幹事長、岸田政務調査会長の留任が固まっている自民党役員人事で、歳川さんが注目したのは、岸田続投。憲法改正推進本部長に就任するのではないかとの見方を示してくださいました。
菅官房長官、麻生財務大臣の留任が早々に固まっている閣僚人事については、茂木経済再生担当大臣が外務大臣に横滑り、河野太郎外相が防衛相に横滑り。1つ役を付けての処遇となりそうな加藤勝信氏についてなど解説。
国会で取材中の山本カオリ記者は、さいたま10区の山口泰明氏が入閣というお話や、総務会長に鈴木俊一氏起用、また小泉進次郎氏の名前はまったく出てきていないことなどをまとめ、安倍総理の総仕上げは顔ぶれを見てから読み取れるだろうとレポートしてくれました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。そして今日は、台風で交通が混乱したのを受けての教訓として「非常時は自分から出来るだけ、早く連絡を取り合うことが大事」だと実感したお話をしてくれた真紀さんでした。
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「小泉進次郎議員、育休取得の意味」
「お前が言うなという声もあるだろうし、私の好感度は下がる一方ですが、あえて言いたい!」と、金子さんが取り上げたのは、自民党の小泉進次郎衆院議員が検討する育児休暇の取得について。
入閣してこそ、一般の育児休暇制度で育休をとって、なぜ育休をなかなか取れないのかという部分を体感して欲しいのだそう。 育休を取りたくても、仕事を引き継げる人がいなかったり、収入面のことなどで足踏みしている方が大勢いらっしゃる現状を、どんな職場でもどんな仕事でも育休はとれるのだと、実体験を通じて見せてほしいのだと語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』 砂山圭大郎アナウンサーがお伝えしたのは、「レッドブル・エアレース」の話題でした。2003年に始まったこのエアレースですが、千葉県立幕張海浜公園で行われた昨日のレースが最後の開催に...。
2009年からレースに参戦している日本人パイロット室屋義秀選手が、7日の予選では次のラウンドへ進めるかも危うかった中で、奇跡の優勝を果たし、有終の美を飾りました!室屋選手の今後のチャレンジにも期待です。
来週月曜のこのコーナーでは、今週末に行われるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)についてお伝えする予定です!その前に金曜SAKIDORI!内で、記者会見の模様をもお届けするかも!?お楽しみに!
『ニュースパレードアネックス』 目黒区で当時5歳だった船渡結愛ちゃんが両親から虐待され、その後、死亡した事件の裁判員裁判で、保護責任者遺棄致死の罪に問われている母親の優里被告に対し、検察側は懲役11年を求刑しました。 東京地裁前から 田中正史記者がレポート。
放送作家でコラムニストの山田美保子さんの『芸能アラカルト』語っていただいたのは、グループ脱退と9月30日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した関ジャニ∞・錦戸亮さんについて。
ジャニーさんの「お別れの会」の翌日、15周年イヤーという中での発表に驚かれた方も多いことでしょう。話し合いは今年3月には進んでいたそうです。
「お別れの会」の時のことや、今回の関ジャニ∞のドームツアーをご覧になった時のことなどを振り返って、「言われてみれば...」と今になって思い当たることなどもお話してくださいました。
「錦戸君はツインボーカルを担っていたし、演技も出来て、漢字なんかもよく知っている。5大ドームツアーをファンのみんなのために笑顔でやり切ろうというグループの思いも伝わってきた。寂しいけれど暗い話ではないですよ。」と美保子さん。
【今日の1曲】残暑 / 松任谷由実