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第630回:米中、報復合戦
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
トランプ政権が制裁関税第4弾を発動。アメリカと中国の貿易摩擦について、みずほ総合研究所の欧米調査部長 安井明彦さんにお話を伺いました。
このまま報復合戦が続けば、当然、アメリカと中国だけの問題ではなくなり、部品を作るなどで携わっている世界の色々な国に影響が出るため、為替の乱高下などが予想されるそう。また、追加関税の回数を重ねれば重ねるほど、アメリカの消費者にとって買うものの値段が上がるのはもちろん、企業への影響も大きく、アメリカ経済の悪化へ。
中国に対して、強気で成果を得たというところを見せたい思惑のトランプ大統領ですが、このまま交渉がうまくいかないとなった場合、他人のせいにして選挙に臨むというシナリオに...。そうなってしまうとこの通商戦争は終わらないだろうというお話でした。
おしまいに、すべては大統領選挙を見据えた言動といえるトランプ大統領のこれからを、清水克彦デスクが解説。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』でお伝えしたのは2つ。まずは、授業のボイコットやストライキなど抗議活動がエスカレートしている香港の最新の動きを、香港中文大学教員・小出雅生さんのお話をまじえ、西村志野記者が整理。
条例改正案の完全撤回や、暴力行為を調査する独立委員会の設置、有権者が1人1票を投じる普通選挙の導入など「五大要求」に回答がなければ、行動をエスカレートするとしており、学生らをサポートする動きも進んでいるということです。これがいつまで続くのかは、小出さんも「分からない」とのこと。
かわって、俳優の新井浩文被告の初公判の模様を東京地裁前から、吉田涙子記者が中継レポート。
新井被告は女性に謝罪の言葉を述べた上で「暴力は一切、やっていません。同意があったと思っています。」と起訴内容を否認しました。倍率26.6倍という注目の裁判。今後は26日に本人の被告人質問が行われる予定です。
『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をここでいち早くご紹介!
その中から、三井住友銀行、原則としてスーツ着用にしていたルールを見直し、9月から本店行員の服装を通年で自由化という話題をお伝えしました。
お堅いイメージのある銀行の企業文化を変えようと試行した結果、継続を望む行員が多く、通年での自由化を決めたということです。
皆さんは、どのような格好でお仕事されてますか?
報道スポーツ部を見回してみると...こんな感じでしたよ!(上画像:石川真紀キャスター&永野景子デスク
下画像:奥山拓也国会キャップ&田中正史記者)
『今日のオピニオン』 コメンテーター 金子恵美さんが語り下ろしたテーマは「議員年金給付の復活は国民の理解を得られるか?」先の統一地方選の際にも問題視された若い議員のなり手不足を理由に、廃止された議員年金を復活させるという法案があがってくるといわれています。
「議員の老後の生活保障をする前に、もっと国民の年金制度自体の改革をすべきでしょ。なぜ議員だけ?と思うのは当然。なり手不足を理由にしているけれど、理由はそれだけじゃないはず。そんなお金の話をするんなら、真正面から議員報酬のことを話し合え!と思う。この議論をこの財政検証が出たタイミングで、本当にやるの?と思ってしまう。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎アナウンサーが取り上げたのは、昨日、世界選手権が終わったばかりの「柔道」について。先週は現地・日本武道館前からのレポートでしたよね!
特に強く心に残った2試合を、熱く紹介してくれた砂山アナでした。まずは男子66キロ級「丸山 対 阿部」。
足を引きずりながら絶体絶命の中、気迫でも阿部選手の攻めを抑え、見事勝利した丸山選手。
「ケガしたからとか関係ない!勝負の世界は勝ってなんぼ。」この言葉がすべてといった試合だったということです。
もう一つは、女子63キロ級「田代 対 アグベニュー(仏)」。世界選手権2連覇中のアグベニュー選手に、「絶対に負けたくない!」という攻める柔道を続けた田代選手でしたが、11分30秒、技をかけに行ってかからなかった一瞬のスキを突かれてしまいました。
「銀メダルを目指してきたわけじゃない。」と、フランスの国家を表彰台で聴くことの悔しさも滲ませた田代選手。オリンピックでの勝利を期待です!!
『ニュースパレードアネックス』JOC=日本オリンピック委員会は、9月14日「日本オリンピックミュージアム」を神宮外苑エリアにグランドオープンします。
今日、メディア向けの内覧会が開かれ、田中正史記者が取材しました。今日のプレオープンイベントには、1964年東京大会の際の交流事業で関わりのある北海道遠軽町の小学生が訪れ、陸上男子棒高跳びの沢野大地選手が案内!オープン後も、オリンピック選手が週に数回、案内役を務めることを計画しているそうです。入館料は一般500円で、高校生以下は無料。
オリンピック選手の身体能力を体験できるコーナーがあったり、日本で開催された歴代オリンピック関連の資料、歴代の聖火リレートーチの展示もされています。
▼田中記者が感激したと語っていたのはこちらでした!
『芸能アラカルト』では、新井浩文被告の逮捕・起訴を受け、公開が遅れていた映画「台風家族」について、初披露試写会を取材した放送作家でコラムニストの山田美保子さんに語っていただきました。
市井昌秀監督とタッグを組んだ今作。草彅さんも語っていたように「紆余曲折」ありましたが、ついに9月6日全国公開となります。3週間限定という縛りはあるものの、待ち望んでいた大勢の方にとって、とても喜ばしいことですよね!
スタジオの一美キャスターと加納アナも、いち早くこちらの作品を鑑賞させていただきました。
一美キャスター「僕は素晴らしいファンタジーだなと思いました。おとぎ話のような。」
美保子さん「ファンタジィー!!???うーん、私は"現実のどこの家族にもあることなのかな"ってことが描かれてたと思う。」
加納アナ「設定は生々しいんだけれど、どこかクスッとさせられる部分がたくさんあった!」
「剛君は市井の人を演じるとほんっとうに上手い!ワル剛も垣間見えるし、人の優しい剛君も見えるし、"ザ・草彅剛"の代表作になったのでは。」とのこと。原作本と併せてご覧になるのがオススメだそうですよ☆
【今日の1曲】 愛にできることはまだあるかい /RADWIMPS