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台風15号から1週間
関東地方に甚大な被害をもたらした台風15号から1週間となった今日。
千葉県では(午後5時現在)およそ7万4800戸がいまだに停電しています。
しかも昨日から今日にかけて、千葉南部には強い雨が降りました。
22の市と町では今月27日まで復旧に時間がかかると東京電力からの発表があり、
各地の住民のみなさんにとっては、過酷な日々がつづいています。
電気が復旧したら一安心!ではなく、
『通電火災』にも気を付けなくてはいけません。通電火災とは《停電のあと、電気が復旧した時に起きる火災》のこと。
今回のように、災害などによって送電線の断絶などが原因の停電が発生することがあります。
その後、数時間から数日後に電気の供給が回復しますが、倒れた電気器具や破損した電気配線に通電した時に火災が発生します。また、ガスが漏れているところで通電し、発火する場合もあります。
現に通電火災がすでに起きているところもあります。「電気機器などはコンセントから抜いておく」
「ブレーカーを下げておく」
など、細心の注意を払ってくださいね。
悲惨な状況、声を見聞きすると、胸が痛みます。。
私たち「ラジオ」にできることは何か。
現地住民の方へ、ライフライン情報などの有益な情報を伝えること。
みんなで協力して助け合える方法を伝えること。
それぞれ、さまざまな思いが胸にあると思います。
私にできる範囲で、力になっていきたいと思いました。
きょうは【敬老の日】
いつ、どこで、なにが起こるかわからない世の中。
心構えをしっかり持ちつつ、いつまでも健康で元気でいてね、と祖父母に連絡しました。
被災地の早い復旧を祈るばかりです。明日のサブキャスターは、竹田有里さんです!
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第640回:千葉県内、台風被害の現状
台風15号上陸から1週間。未だ停電や断水の被害は続いています。『きょうのナマチュウ』と『ニュースパレードアネックス』で千葉県内各地の被害状況についてお伝えした今日のSAKIDORI!
まず最初のコーナー『ニュースオフサイド』は、海外の大きなニュース2つに注目しました。政府への抗議行動が続く香港、そして緊迫化するイラン・サウジアラビア情勢について。
香港から今朝帰国したばかりのフリージャーナリスト 福嶋香織さんにお電話を繋ぎました。
催涙弾と火炎びんの応酬のデモを見て福嶋さんは「ここまでやるか...!」と思ったそうですが、デモに関して街の人たちが、彼らの行動に理解を示しているのを感じたともおっしゃっていました。
「彼らとしては、時代革命の始まりだという意識がある。だからこそ5つの要求のうちの1つ認めてもらえた、で済む話ではないようだ。10月1日の国慶節を終えてからどうなっていくのかが気になる。今も自殺者はとても多い。 理由を明かさないで自殺しているものを含めれば毎日、自殺報道がある。」というお話もしてくださいました。
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つづいて、緊迫化するイラン・サウジアラビア情勢。 国営の石油関連施設が無人機による攻撃を受けました。お話を伺ったのは、中東情勢に詳しい国際開発センターの畑中美樹さん。
今後の影響については、被害がどのくらいなのかによりますが、数週間かかるとなると、原油価格は10パーセント以上高くなっていくだろうとのこと。
犯行声明を出したイエメン・フーシ派とはどういうものなのか、一時は首脳会談も取りざたされたアメリカとイランの関係悪化についてなど解説していただきました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』 発生から1週間を迎えた千葉県の停電被害。中継を繋ぎ、インフラ情報を含め、詳しくお伝えしました。
はじめに、木更津市を取材中の西村志野記者のレポートから。現在、九州電力の発電気車が復旧作業中とのこと。「お風呂に入れないし、洗濯できないのもつらい。 周りの人と話しても、とにかく早く電気が戻るといいね。そればかり話している。」という住民の方の切実な声。
自衛隊による入浴支援の行われている場所なども整理してお伝えしました。
▼家の屋根の修復にブルーシートが見えます。
▼電柱が斜めに傾いているのがよく分かる画像です。
つづいて、昨日まる一日、館山市や南房総市を取材した防災士・気象予報士の伊藤佳子記者のレポート。▼大工さんや解体屋さんたちが、屋根にブルーシートを張る手伝いに来てくれています。が、全然まわらない状況。
罹災証明書を出すときのためにも被害状況は写真に残しておくと良いということでした。
最後に、伊藤記者と同じく、昨日一日、落花生の産地として有名な八街市を取材した吉田涙子記者のレポート。
ビニールハウスがあり得ないような状態に飛んでしまっていたり、鉄でできた骨組みも作るのは半年かかるのだそうで、せめて骨組みだけでも守ろうと、自らビニールを破る方もいたそうです。
▼大木が両側から倒れ込み、道路を塞いでいる箇所も。
▼電線に木がかかっている危険な場所も。
当然ながら、日に日に皆さんに疲れが溜まってきています。
ただ、農業や林業など普段から自然や天気と付き合って仕事されている方は、一緒にやっていくんだという気持ちがあり、「自然というのは大事なことも教えてくれるけれど、マイナスのことも教えてくれる。今は学びの時なんだ。今、困っていることを次に繋げるためにやっていかないと。」「困っているけれど、困っていると言いたくない!」と気丈に答えてくださる方もいらっしゃったとか。
吉田記者が注意喚起してくれましたが、これから台風に便乗した悪質な詐欺なども出てくる頃です。一人で決めずに、相談しましょう。「八街市消費生活センター ☎043-443-9299」▼市役所の様子。壁に設置してあるホワイトボードにはもう書ききれない被害状況です。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介。今日は、 2001年から毎年公募しているシルバー川柳の話題をピックアップ。今年で19回目を迎えています。ここ数年で以前はタブー視されていた「徘徊」や「尿漏れ」も使われ始めてきたそうです。▼画像は『ニュースパレード』を放送するスタジオでの真紀さんです。原稿チェック中!
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「大臣と一国会議員の違い」先週、新内閣が発足し、新大臣たちのお仕事もスタート。
そんな中、注目が集まっている小泉環境大臣について、「すぐに福島に入り、前任の原田大臣の福島第1原発処理水の海洋放出に言及した問題を受け、漁業関係者に謝罪した。それをやられちゃうと...。言い方悪いけれど、嫌なことでも説得しないといけなかったりもするのが、大臣。」だと、金子さんは今後のことを考えると少々心もとなさを感じたそうです。
今日は奇しくも「敬老の日」ということもあるので、【長幼の序】を!と語り下ろしました。
原田前大臣の行ってきたことを学んで繋げていくことの大切さ。
「復興大臣の意識を持った環境大臣として」と話したことについても、復興の担当大臣がきちんといるのだから、せめて"連携"という言葉を用いるべきだと、配慮のなさを指摘しました。
『SAKIDORIスポーツ』 担当は砂山圭大郎アナウンサーです。今日は、東京オリンピック代表の男女・各2人の選手が決定した「マラソングランドチャンピオンシップ」を振り返りました。気温19度でも暑いと言われるマラソン、昨日は平均で25度以上のレースとなりました。
スタート直後からハイペースで独走した設楽悠太選手は、徐々に失速。それでもレースをものすごく面白いものにしてくれました。一時は2位集団を2分以上離した設楽選手に大迫傑選手も惑わされ、いつもよりも焦って集団の前の方に出てしまったとか。
男子優勝は中村匠選手、2位に入ったのは服部勇馬選手、女子は前田穂南選手が優勝を果たし、2位は鈴木亜由子選手。この4人が東京オリンピック代表内定となりました。
『ニュースパレードアネックス』台風15号による千葉県の大規模な停電は、今日で発生から1週間となりましたが、停電は続き、復旧は当初の想定よりも大幅に遅れています。一昨日、鋸南町を取材した一美キャスターがレポート。
あちこちで屋根にブルーシートを張っている中、だんだんと天気が崩れ始めた土曜日。ボランティアをされた男性、陣頭指揮をとっている方のインタビュー音声もお聴きいただきました。
取材していると鋸南町には、お一人でお住いのお年寄りもたくさんいらっしゃったそうです。
▼食事処「ばんや」本館も大きな被害を受けてしまいました。落ちてしまったトタン屋根が手前に見えます。
放送作家でコラムニスト 山田美保子さんの『芸能アラカルト』12日に発表となったZOZOの前澤友作さんの電撃退任とこれからについて、芸能面から斬り込んでいただきました!
会見を振り返り、交際中の剛力彩芽さんとのことに関してはサプライズで登場した孫正義社長がいじってくれたことで、会見を取材していた記者たちはすごく助かったことや、気になる今後の芸能界進出はあるのかについても語ってくださった美保子さん。
「うーん、あんまり面白い人ではないから、ひな壇で...とかっていうのはないでしょう。私だったら、剛力さんとの旅行番組みたいなのがいいかなと思う。」と放送作家の目線でバッサリ!切れ味の鋭さに一美キャスターも笑いを堪えきれず!
【今日の1曲】 情けねえ / とんねるず