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第591回:かんぽ生命、相次ぐ問題
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』で取り上げたのは、6か月以上の二重払いが2万件以上あったことが明らかになったかんぽ生命保険の問題。
まずは、伊藤佳子記者が一連の不適切な契約問題について整理。かんぽ生命は先月、2019年3月までの5年間で顧客が保険の乗り換えで不利益を被った事例が2万3900件に上る可能性があると発表。今回発覚したのはまた別の問題ということです。
金曜サキドリコメンテーターで経済ジャーナリスト 荻原博子さんに、かんぽ生命とはどういうものなのかという基本的なところから解説していただきました。
メール文化の現代、はがきや切手収入は著しく減っており、手数料商売をやっていくしかないのが郵便局の本音で、保険と投資信託の2つにはものすごいノルマが課せられているのだそうです。「この厳しいノルマをどうにかしようと、末端で働く人たちが考えてやってしまったのかもしれない。」と荻原さん。私たちがこうした被害に遭わないようにするためには「自分のお金は自分でしっかり把握する」「一度、郵便局神話を捨てよう」とアドバイスしてくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』テーマ「脱ペットボトルへ」。世界的な環境問題となっているプラスチックごみ問題。今日は、街に広がる無料の給水スポットを作る取組をご紹介しました。
香川県では、NPO法人が中心となり、水やお湯を無料で補給できる「街のオアシスマップ」を作成。その中のひとつ、高松市のひさ枝うどんの店主・久枝了さんにお話を伺いました。
店内にお客さん用のディスペンサーがあり、そこから自由に水を持って行っていいようになっているそう。うどんを食べなくてもOKで、経費的な面が心配になりますが、「こういう活動をやっているよって、そういうのが広まってくれた方が効果は大きいので、安いもんです!」と太っ腹!期間限定ものや変わり種のうどんも取りそろえる、香川県高松市にあるひさ枝うどん、うどんも水も味わいに行ってみたくなります。
▼西村記者は、丸の内でインタビュー。マイボトルを持ち歩く方も多く、「自由に入れていい給水スポットが出来たらぜひ使いたい!しかも環境にいいならなおさら。」と前向きな答えが聞かれました。
つづいて、お話を伺ったのは、NPO「水Do!ネットワーク」事務局長の瀬口亮子さん。2010年からスタートした「水Do!キャンペーン=水道水でいこう」。
ペットボトルのミネラルウォーターと水道水を比較すると、CO2排出量や使用エネルギーの差は歴然です。水道水を飲めば、ゴミも出ないし環境負荷も減らせる、結果、人にやさしい街づくりとなるわけです。
また新たに5月29日には「Refill Japan」なるプラットフォームも立ち上げられました。誰でも気軽に無料で水を飲める、入れられる場を増やしていこうという取り組みで、東京都との連携も模索中。
今後、スマホで最寄りの給水スポットを探せるアプリも登場予定ということで、どんどん広がりを見せています。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから 石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。 動いているニュースとして、熊本で起きた家宅捜索拒否の男逃走のニュースと、番組内で速報でお伝えした大分での強盗未遂を取り上げました。コメンテーター 俳優の石田純一さんの『今日のオピニオン』テーマは「経済を政治的欲望の道具にするな!」
日本政府が韓国向けの輸出規制を強めると発表したことに対し、韓国の文在寅大統領が措置撤回の立場を表明。しかし、日本側は撤回を考えていないとしています。
石田さんは、ソニーなどの日本企業が同じような報復を受けるおそれや、レアアース問題の時の中国のように脱日本・日本はずしの流れになるかもしれないことなどを挙げ、「安倍総理の都合(政治的な思想や思惑)で、日本の経済や貿易といった国益の根幹に関わることをおもちゃにしないで!大人げない、暴挙でしかないよ!」と厳しく批判しました。
『SAKIDORIスポーツ』 松島茂アナウンサーが、ついに完成した西武ライオンズの新しい室内練習場・選手寮の話題をお伝えしました。
昨日報道陣にお披露目され、今日から室内練習場は選手たちが使っているそうで、今週12日には、今の若獅子寮から新若獅子寮にお引越しします!
あげればキリがないほど、色々素晴らしく生まれ変わったと松島アナ。
新しい室内練習場と選手寮について語る、松井稼頭央ライオンズ二軍監督と球団本部本部長補佐の広池浩司さんの声もお聞きいただきました。
『ニュースパレードアネックス』 国連が発表した今年の「世界人口統計」によると、現在の77億人いる地球の人口が、31年後の2050年には97億人に増えると推計されています。 今月11日に「世界人口デー」を迎えるのを前に、世界の人口問題を考えました。田中正史記者が、この先2027年にはインドが中国を人口で上回るという推計が出ていることや、主にサハラ砂漠よりも南の地域で人口増加が進む見込みだということ、未来の日本は減る人口を移民で賄うことになるのかなど大きなテーマで攻めてくれました。
【今日の1曲】 なんだったんだ? 7DAYS / バービーボーイズ