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G20、木のストローからプラごみ考える
こんばんは、竹田です!
松葉杖生活3週目突入。雨の日の松葉杖は滑る滑る...
駅のエレベーター設置の少なさに嘆く日々ですが、
エレベーターといえば、安倍総理のエレベーター失言問題。
街を歩いていると、エレベーターがなければ、上り下りができない方々がたくさんいらっしゃることを改めて感じますが、総理の発言は、EVを使う人はお城に来てはいけないということなのでしょうか?
誠に遺憾です!さて、本日のナマチュウ。
G20サミットや関係閣僚会議で使用されている木のストローについて
取り上げていただきました。
間も無く1年となる西日本豪雨の取材をきっかけに、木のストローを思いつきました。
この思いつきに賛同してくださった企業の方々には本当に感謝しています!木のストローは、被災地(北海道胆振地震・西日本豪雨など)の倒木や間伐材、また産業廃棄物の端材を原料に作っています。
(*木材加工会社などでは産業廃棄物として木材の端材を多額のお金を払って捨てています。)
樹種は、杉ですが、ヒノキ、栗、樫、松などどの樹種でも可能です。
これを0.15mmに薄くスライスしたものを斜めに巻いたのがストローです。全て手作業なので一本50円。現在のプラストローが一円にも満たないので、50倍以上!
それでは普及しないので、町工場さんと機械化に向けて協議を重ねていますが、なかなか難しい...
一本10円ほどに抑えるべく、機械化を進めています。
50円のほぼ全てが手作業してくださっている方の人件費で利益はなかなか出ていないのが現状です。
リスナーの方よりコメントをいただきましたが、
持続可能なストロー生産をしていくには利益を出して、
全ての人たちがウィンウィンな関係である必要があると痛感いたしました。木のストローをより多くの方の手に取っていただき、
林業の現状、防災、環境問題など日本社会が取り巻く課題を今一度考えてもらうきっかけになればと願っています。今回のG20のテーマの一つである「海プラ問題」。
様々なメディアで海プラ問題が取り上げられましたが、一過性のものにせず、
みなさんの日々の生活の中にも、"脱プラ依存"を取り入れていただきたいと思います。
G20では「2050年までにプラごみによる海洋流出ゼロにする」宣言がなされましたが、30年後を目標設定にするでは、手遅れです。
いますぐにでも始めなければいけません。
世界で年間"ジャンボジェット機5万機分"の量のプラごみが海に捨てられ、
2050年には海洋生物よりもプラごみの数の方が多くなると言われています。「無知が海を壊す」
今の現状を知ってもらうことで、海の破壊を食い止められたなと願います。ちなみに意匠権は取っていますが、作り方はオープンです!
ご興味のある方はぜひご連絡をお待ちしております。ストロープレゼント、たくさんのご応募ありがとうございました〜。
明日のサブキャスターは、海がとてもお似合いな(竹田の勝手な妄想)水谷加奈アナウンサーです!
お楽しみに〜^ ^