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  • 第594回:安倍政権の様々な動き

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「選挙前、安倍政権の気になる2つの動き」。

    <1つ目>

    ハンセン病家族訴訟の控訴見送りを巡り、「心からのおわび」とした安倍総理の談話と政府声明を発表。これを受け、原告は過去に家族が引き裂かれた苦しみを振り返りつつ、今回の裁判をやってよかったと安堵していました。

    今後は補償額を政府と協議しつつ、安倍総理は早急にハンセン病患者家族らと面会したいと言っていますが、「選挙前に会うのは政治利用になるのでは?」と厳しい見方もあります。



    <2つ目>

    韓国に対する半導体材料の輸出規制の強化について。

    韓国側が指摘する衆議院選挙を意識した政治的意図での経済報復ではないのかという意見に政府側は反論していますが、インサイドライン編集長の歳川孝雄さんは、反韓の論調が多いネットの支持を集めたいという思惑が隠されているように感じると発言。現状、日韓関係は戦後最大の危機だと警鐘を鳴らしました。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』も、2つのニュースを取り上げました。

    <1つ目>

    「セブンイレブン、短縮営業認める新たな契約をオーナーに提示」

    実際に今回新しい契約を示されたセブンイレブン東大阪南上小阪店のオーナー松本実敏さんは、現在契約不履行状態で運営しているところを契約の中できちんと運営できるようになることには有難いと思っていると感謝を示した一方、ここまで関係がこじれてしまった現状を嘆き、修復に向けた動きを見せないセブンイレブン側を痛烈に批判しました。



    <2つ目>

    「ジャニ―喜多川社長、今日、エンタメ家族葬」

    今朝の日刊スポーツには、今日行われるジャニーさんのカラフルな祭壇の写真が掲載されています。

    20190712_2

    (↑写真を見つめる3人)

    しかし、時間や場所など詳しい情報は一切発表されておらず、「都内のジャニーさん縁のある場所」というヒントを元に細木美知代記者が、街でファンの方に場所を予想して頂きました。ジャニーズカウントダウンが行われる東京ドームなど、様々な意見が飛び交いました。

    実際に、日刊スポーツの記事を書いた横山慧さんにお話を伺うと、明日の紙面に向けて家族葬の模様を取材中というお話を聞くことができました。



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    『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。

    アップル社が、アップルウォッチに搭載されたトランシーバーアプリに不具合を発見、他の人のiPhoneを盗聴できる可能性があるとしてアプリを一時的に使用できないようにしたと発表しました。アップルに関しては、今年2月にもシステムのトラブルが発生しています。



    20190712_4

    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「かんぽに負けない保険のいろは」。

    かんぽ生命の不適切販売により何万人単位で被害が出ていますが、なぜこのような問題がこれまで許容されていたのでしょうか。それは「保険とは何かという基本がわかっていないからではないか」という荻原さん。

    荻原さん曰く、保険とは「くじと同じ」で、同じ年齢と性別でグループを作り、その中で病気やケガをした人だけが受け取ることができるという仕組みだと解説。また、「掛け捨て」のため、保険で貯金をしようと思うのはおやめなさい! と強く主張しました。しっかりと保険屋さんの話を聞き、納得いくものに納得のいく額を払うことが大切だとお話してくれました。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。取り上げたのは「東京オリンピックへ向けた7人制ラグビー」です。

    7人制ラグビーとはその名の通り、7人で行うラグビーのこと。しかし、コートは通常の15人で行うものと同じなので、パワーよりも俊敏さ・足の速さが大切になってくるそうです。

    一昨日、東京オリンピックの第1次候補メンバーが発表、会見が開かれました。そこで強化委員長の本城和彦さんが強化策ポイントを3つ挙げました。

    1、12月時点で代表入りしている選手は年明けのトップリーグに参加しない。7人組ラグビーに専念させる。

    2、15人制のワールドカップの選手もいい選手がいたら検討

    3、試合経験を積むためにいろいろと準備中!

    今後の動きにも注目ですね。



    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    日本政府が韓国に対し半導体材料の輸出規制の強化に乗り出したのを受けて、今日の14時より日韓当局が会合を開きました。会場で取材する山本カオリ記者によると、3時間が経過しても会合は終わっておらず、長引く理由として、「協議の場ではなく、あくまでも今回の措置を事務的に伝えるための説明に慎重になっているようだ」ということです。

    今回、日本政府の輸出強化の狙いには、衆議院選挙に向けた保守層の支持を意識しているのではとする一方、選挙が終わったらどうなるのか、自民が圧勝したらどうなるのかなど、その後の動きにも注目が集まりそうです。



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    『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。今日は、時代の最先端を行く様々なジャンルの方にお話を伺う「一美が訊く」。

    お話を伺ったのは、創刊45年を迎えた寺院住職の実務情報誌「月刊住職」編集長の矢澤澄道さんです。

    矢澤さんのご実家は寺院で、幼い頃から将来は住職という環境で育ちました。後を継ぐ際、いろんな住職を訪ねて「住職とは何か」と学んだといい、そのとき「同じお寺はひとつもない」、「住職の関心で全てが変わる」ということを学んだといいます。

    そして、出版社に務めた経験を生かして寺院向けの雑誌を作りたいと思い「月刊住職」がスタートしました。内容は、住職に役立つ情報なら何でもOKで、世の中のトレンドもいち早く見つけて住職の日常に落とし込んでいきます。最近は、「遺骨をゆうパックで送ってくる方へ、住職の賛否や本音を聞く」という企画が話題に。一般常識やモラルに照らし合わせつつ、住職自身の認識にも問いかける斬新な内容となっています。

    そんな矢澤さんの記事づくりのポリシーは「住職はお布施が生きる糧であり、お布施をくださる一般の方の社会が今どのような状況かを常に知っておくことが大切」というもの。その熱い想いが執筆にも生かされていました。



    【今日の1曲】 雨のMelody / KinKi Kids



    今週もお聞き頂き、ありがとうございました!

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