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第573回:谷口真由美さんをお迎えして
SAKIDORI!スペシャルウィークも4日目を迎えました。今日はコメンテーターの和田秀樹さんがお休み。
スタジオには、法学者の谷口真由美さんをお迎えしました。
『ニュースオフサイド』は、香港で激しさを増す抗議行動について。
9日の大規模にデモに参加した、 香港民主派の政治団体「香港衆志」のメンバーで、民主活動家のアグネス・チョウさん生出演!今回の「逃亡犯条例」改正案が通ってしまったら、香港人はもちろん、香港に来る人にとっても危険だといいます。「一国二制度」、自由が守られている、透明・公平な法律、司法の独立と、香港のこれら全てがなくなってしまうことを意味するのです。
「これは香港人だけの問題じゃない。日本の皆さんも、今、香港で起きていることを知って、はっきりと意見してもらえたら...」と、この改正案に反対する日本人が出来ることについてもお話してくださいました。
現地にいらっしゃる 香港中文大学教員の小出雅生さんには、目測で100人くらいの人たちが警察と対峙する状況のもと、香港の現在の状況をレポートしていただきました。
抗議行動のきっかけである「逃亡犯条例」の改正案と改正の背景について、詳しく教えてくださったのは、香港の政治がご専門の立教大学教授 倉田徹さん。「一国二制度」による高度な自治が50年間認められる香港がなぜ、自ら自由を手放すようなことをしているのかというと、「"自ら"なのかは疑わしく、中国の強い意向からではないか」ということでした。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは2つのニュース。まずは「日本とイランの首脳会談」についてです。
会談の内容を西村志野記者が整理。
スタジオで解説してくださったのは、元外交官で、現在は平和外交研究所の代表 美根慶樹さん。日本はイランと伝統的友好関係があり、アメリカとイランの間に立つにはベストな仲介者であるといいます。
ただ、共同記者会見を見る限り「いわば想定通り」で、「大事なこと・具体性のある話」には触れていないとの見方。
外交も雰囲気が大事で、その点ではイラン訪問は今のところ、雰囲気が悪くならないようにしたという意味で評価できると美根さん。
かわっては「今日施行される、改正ドローン規制法」について。
お電話を繋いだ、基地を上空から監視する市民団体「沖縄ドローンプロジェクト」の奥間政則さんによると、今回の法改正、オリンピックなどのテロ対策としているが、基地周辺のドローンを禁止したいというのが本当の狙いで、今後は施行される法の範囲で、どれだけ監視できるのかやっていくつもりだというお話でした。
『SAKIDORIニュースパレード』 被災地応援企画第4弾!今日は、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町。「マルキチ阿部商店」の代表取締役社長 阿部淳さんにお話を伺いました。 プレゼントは、さんまのこぶ巻き「リアスの詩」のハーフ6本セットを3名様に。
『今日のオピニオン』コメンテーター 法学者の谷口真由美さんが語り下ろすテーマは「政府が言うとった!」波紋広がる老後2000万円問題について。 「政府のスタンスと違うから、報告書を受け取らない。受け取ってないんだから「ない」としているのってありえへん。」と谷口さん。
例えば、お店にご飯を食べに「行ったか」「行ってないか」と、そのご飯が「美味しかったか」「美味しくなかったか」、これは話が違うことで、麻生さんがやっていることは、はなからおかしいと指摘。
年金の試算の根拠が厚生労働省だったことも、「いやいや、てことは、政府のスタンスですやんか!」とツッコミ!
公文書がなくなったり数が変わったり、頻繁に起こっていることに私たちはなんとなく「仕方ないか」と慣れてしまってきていることが怖いと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 鈴木純子アナウンサーが取り上げたのは、今週月曜日から開幕した全日本大学野球選手権大会の話題。今日、準々決勝の4試合が行われ、明治神宮球場での第一試合「東洋大学 対 明治大学」を見てきたそう!
結果は3-0で明治大学が勝ち、4強入りを果たしています。38年ぶり6度目の優勝へ向け、好発進!
決勝は16日(日)。大学日本一はどの大学に!?そして、この大会で活躍した選手が今後ドラフトにかかるのも注目ですね。
▼母校・明治大学の勝利に嬉しさを隠し切れない純子さんでした(^^)
『ニュースパレードアネックス』 池袋で乗用車が暴走し、母親と3歳の娘がはねられて死亡した事故で、警視庁は今日、乗用車を運転していた旧通産省工業技術院の元院長を事故現場に立ち会わせて、実況見分しました。取材した伊藤佳子記者によると、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで元院長を書類送検する方針だということです。
▼乗っていたものと同じ車種の車の後部座席に元院長を乗せ、捜査員が運転して事故当時と同じルートをゆっくりと走行。
▼飯塚元院長は両手に杖、足元もおぼつかない様子。
▼今も、献花台には飲み物やお花が。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』では、この時期手放せない「傘」の話題をお伝えしました。 今注目のブランド「イイダ傘店」の展示会についてご紹介!【今日の1曲】 オレンジ・エアメール・スペシャル / 久保田早紀