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• 第579回：小林容疑者の行方は？

  

  気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「小林容疑者の行方は今どこに？逃走につながった問題点とは」。

  初めに厚木警察署前から岡田紀子記者が今の状況を伝えました。逃走後、掲示板を設置して呼びかけを行っており、昨日だけで１０件「小林容疑者と似ている人がいる」と110番通報があるなど、市民には不安の声が広がっています。

  そして、今回大きく問題視されているのが横浜地検と神奈川県警の初動の遅れです。元福岡県警本部長で京都産業大学大学院教授の田村正博さんからは、「収容するのは検察の仕事だが、刃物を持って逃げたことは新しい事案であり警察の使仕事になる。さらに車に乗って逃げたのだからただちに報告すべきであり１時間半も遅れるのはおかしい」と厳しい声があがりました。

  
  
  

  刃物を持った不審者の侵入をどうやって防げば、もしくは対応したらいいのか。伊藤佳子記者が豊島区立巣鴨小学校で行われた「小学校における刃物所持侵入者への対応訓練」を取材しました。

  もしも不審者が侵入した場合、生徒たちは教室に内鍵をして隠れること。教員はさすまたを持っての対応を訓練していたそうで、スタジオでも「うちにもさすまた用意した方がいいのかな」と議論を交わしました。

  
  
  

  今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「八村塁が日本選手初のNBAドラフト１巡目指名」。

  

  細木美知代記者は、渋谷のスポーツショップ GALLER・2へ。NBAドラフトも大画面で配信されました。

  NBAのドラフトは野球とは違い、３０チームが二人ずつ指名され、合計６０名しか選ばれない狭くも厳しい門です。そこで八村選手は日本人で初めてNBAチームから１巡目に指名されました。

  その凄さは店員さんも「大坂なおみがグランドスラム４回制覇したくらい！！」と例えていました。そのくらい凄いことなのですね。

  

  そんな八村選手、実は小学生までは野球をしていてバスケを始めたのは中学に入ってから！　今回は、富山県の奥田中学で八村選手にバスケを教えた坂本譲治さんからもお話を伺いました。

  坂本さん曰く「当時も練習がきつくなればなるほど八村は頑張っていた。今後、高い目標として子供たちに影響を与えてくれるだろう」と明るい声でお話してくれました。

  年俸は４億円とも言われている八村選手！　快挙なんて言葉じゃいい表せない偉業に湧いた1日となりました。

  
  
  

  後半は、国会の動きを中継。2000万円不足問題で紛糾する国会の様子を山本カオリ記者が伝えました。

  気になるのは来週以降、内閣不信任決議案が出るのかどうか。しかし、解散誘発に繋がるのではと野党は慎重です。

  
  
  

  

  『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。

  指定暴力団稲川会系組員が関わった振り込め詐欺の損害賠償を求める裁判で、東京地裁が組のトップに支払の命じました。特殊詐欺が後を絶たない中、トップへの責任の認定により今後動揺の詐欺の撲滅・根絶に繋がることを願います。

  今後は、東京オリンピックのチケットに関する詐欺にも注意が必要で、「いつもと何か違うなと思ったら一人で判断せず人に相談を」と呼びかけました。

  
  
  

  

  経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「年金だけで暮らしましょう」。

  2000万円不足問題で揺れる国会、老後、月に５万円ほど足りないと言われていますが、荻原さん曰く「５万円節約できる！」そう。

  ３０代と６０代では生活にかかるお金も違うといい、子育てが終わっているから教育費もかからないし、洗濯にかかる水道代や食費、さらに様々な電気代もぐっと減るだろうと指摘。６０代で大切なことは夫婦仲良くしていることで、休日も車１つでふたりで出かけたり、同じ部屋にいると費用は抑えられると話してくれました。

  
  
  

  

  今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。取り上げたのは、ナマチュウに引き続き「NBAにドラフト１巡目で指名された八村塁選手」。

  今回の快挙をNBAアナリスト・解説者の佐々木クリスさんに伺いました。八村選手を指名したワシントン・ウィザーズはリバウンドが弱点で、八村選手を入れることで強化したのではと分析。ウイングスパン（両手を広げた長さ）も申し分ないので八村選手の活躍を期待していました。

  今後、八村選手は７月のサマーリーグでその実力を発揮できるかどうかがカギになるそうで、サマーリーグに向けてスリーポイントを強化するなど、取り組むべき課題もお話してくれました。

  
  
  

  

  伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

  今日の午後４時から行われた孔鉉佑駐日大使館の記者会見を取材した吉田涙子記者です。会見を聞いた吉田記者は「とても日本語がお上手で教わりたいくらい！」と言っていましたが、その模様をスタジオでも聞いてもらうと「たしかに！」と納得。

  会見では、習近平国家主席の来日に来年春を示唆し、日中関係について人と文化を交流を進めたいと前向きな発言もされました。

  
  
  

  

  『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。

  今日は、ニュースサイト「nippon.com」でアラビア語サイトを担当しているエジプト出身の八山勇士さんにお越し頂き、「日本人になった私、パート２」というテーマでお話頂きました。

  前回、日本国籍を取得するための手続きの厳しさ・大変さを伺いましたが、今回伺ったのは「日本人になったときの周りの反応」。警察に在留カードの確認を求められたり、成田空港で日本人用のゲートを通ろうと思ったら注意されたりとまだまだ外見で判断されることが多いので、日常では心の準備はしているんだとか。

  
  
  

  【今日の一曲】 あじさいのうた　／　原由子

  
  
  

  今週もお聞き頂き、ありがとうございました！

  

  【斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!】2019年06月21日 19:14