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第583回:G20開催前日
今日から一美キャスターが復帰しました。早速、G20取材のため、現地へ。
スタジオは、永野景子デスク&鈴木敏夫デスク、そして3週間ぶりの和田秀樹さんでお送りした木曜のSAKIDORI!でした。
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』中国の習近平国家主席が来日。 今夜の日中首脳会談、明後日の米中首脳会談の見通しを、『習近平と米中衝突』などの著書があります講談社特別編集委員の近藤大介さんをお迎えして、解説していただきました。
「日中首脳会談」のポイントを伝えてくれたのは西村志野記者。
日中について、近藤さんは、中国は明後日の米中首脳会談が大一番だと考えており、日中首脳会談は米中関係の1つのセクションとして捉えていて、日本のことをトランプ大統領との会談を有利に進める材料にしたいのだそう。
つづいて、明後日行われる「米中首脳会談」のポイントは、細木美知代記者が整理。
米中については、根本的な合意は難しく、どこまでトランプ大統領が妥協をし、「合意っぽく見せられるか」に尽きるようです。
『きょうのナマチュウ』は、日本が初めて議長国を務めるG20首脳会議開催前日となった現地を取材中の、斉藤一美キャスターと国会担当の山本カオリ記者に現在の様子や情報を伝えてもらいました。
まず、山本カオリ記者は会場となるインテックス大阪の国際メディアセンターから、各国関係者が続々と集まり混み合い始めていることや、台風の影響での問題が今のところ出ていないこと、そしてもうすでに今回具体的な成果は難しいのではないかという声が聞かれることなどをレポート。また、山本記者は日露首脳会談に注目しているということでした。かわって、インテックス大阪・共用スペースを取材していたのは斉藤一美キャスター。タコ焼きを目の前で焼いてくれるなど、時間限定での食堂も目を引きますし、舞妓さんのお座敷遊びなど関西での開催にちなんだブースがたくさんあるとのこと。
しかし、一方で東日本大震災復興については、被災地の方の笑顔の写真が、世界的行事の写真の中に飾られるに留まり、「カメラを向けられれば、悲しくても笑うしかない。これでは現状を伝えてはいないのではないか?世界各国の首脳が集まる場だからこそ、復興の現実を包み隠すことなく表現して欲しかった。」と感じたといいます。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、施工不良問題が相次いで発覚しているレオパレス21が株主総会を行い、経営陣が刷新されることになったニュースをピックアップ!これで出直しを図る方針ですが、問題は解決するどころか、まだまだ対応しなければならないことが山積しており、株主からは業績回復に不安の声も上がっています。
コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんの『今日のオピニオン』テーマは「認知症の人を家に閉じ込めるな!」
昨年1年間に警察に届け出があった認知症の行方不明者が延べ1万6927人を超え、6年連続最多更新となったニュース。和田さんは、所在確認までの期間・捜索願提出の「当日」が1万1905人だという点に注目しました。
以前、東京都杉並区と茨城県鹿嶋市での認知症の進行具合を比べ、明らかに鹿島市の方が進行が遅れているという調査結果が出たことを紹介。鹿嶋市の認知症の人たちは、普通に仕事もして日常生活が変わらないことが良い効果を与えていると分かったと和田さん。
都会で人の目を気にして、認知症の人を表に出さないようにしてしまうことの方が問題で、自由に歩かせてあげることが、認知症の進行を遅らせられる。今回の統計も見方を変えれば、そこまで危険視すべきことではないのだと精神科医の目線で語ろ下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』 担当は鈴木純子アナウンサー。あの八村塁選手のプレイが観られるかもしれない!? バスケットボール日本代表国際試合の話題を取り上げました。
一昨日、日本バスケットボール協会は男子代表が、13年ぶり出場決定が決まったワールドカップを前に、最終調整の場として、8月に日本で国際試合を行うことを発表。八村選手が100%来ることはまだ決まっていませんが、8/12のニュージーランド戦(千葉ポートアリーナ)を目指して前向きに交渉中とのことです。楽しみですよね!
バスケットボールのお祭り化に期待です!
『ニュースパレードアネックス』 熱帯低気圧と梅雨前線の影響で、四国では非常に激しい雨が降り、このあとも広く大雨が予想されています。 令和初の台風上陸となるのか?G20への影響は?現地でG20取材を行っている一美キャスターのお天気レポートにくわえ、今後の見通しを気象予報士の伊藤佳子記者。
また、5月29日から新たに導入された、住民に避難のタイミングを示す「警戒レベル」についても解説してもらいました。「レベル4は全員避難」「レベル5は命を守る」ことを心に留めておきましょう。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』では、明日から公開されるポーランド映画 「COLD WAR あの歌、2つの心」をご紹介。
【今日の1曲】 Freedom / Wham! -
ビンさん
こんにちは。 永野景子です。
一美さん、復帰しました!
でも今日と明日はG20取材のため大阪です。
というわけで、スタジオは鈴木敏夫デスク=ビンさんとのコンビでした。
あ、和田秀樹さんも2週お休みでしたが今日から復帰でしたよ!
ビンさんはアナウンサー時代からの先輩・後輩 (というか今は上司) なので、
リラックスして番組を進めることができました。
ひょっとしたら、社内で一番長く同じ部署同士なのでは。
ビンさんはラジオが本当に好きで、radikoプレミアムで
色んな放送局の番組を聴いてるそうです。
最近はKBCをよく聴いてると言ってました。 福岡の九州朝日放送ですね!
他の人がしゃべってる番組はもちろん、他の局の番組を聴くのは
とても大切なことだとよく言われます。
こういう場面では、こういう聞き方があるのかー、とか、
こういう切り口があったのかー、など、吸収できることは多いと。
私も他局の番組をもっと聴かないといけませんねー。
明日のスタジオは、西川文野アナとビンさんのコンビで、
荻原博子さんとともにお届けします! -
愛はどこまで超越することができるのか?
今日のサキドリ最前線では、
明日から公開の映画を紹介しました。サキドリ最前線20190627 (2).JPG
COLD WAR あの歌、2つの心
冷戦の戦争モノかと思いきや、
冷戦下のポーランドをはじめとする
ヨーロッパを舞台にしたラブストーリー。日本でポーランド映画祭を開催している
小倉聖子さんに第二次世界大戦後のポーランドの情勢などについても
解説していただきました。社会主義政権下のポーランドには
西と違って自由がなく、スターリン政権下でジャズは禁じられ
音楽の自由もありませんでした。そんな状況で、
歌手を夢見るズーラという女性が、
ピアニストのヴィクトルと民族音楽の舞踊団で出会い恋におちます。
その二人が
さまざまな困難を超えていく愛の物語です。
このズーラ役のヨアンナ・クリーク、ヴィクトル役のトマシュ・コットの演技のリアルさにも注目です。
監督は、パヴェウ・パブリコフスキ監督。
5年前に「イーダ」という作品で
アカデミー賞、最優秀外国語映画賞を受賞したポーランドの鬼才。
この映画も去年のカンヌ映画祭の監督賞を受賞。
今年のアカデミー賞で3部門ノミネートされています。そして音楽が絶妙です!!!!
ぜひ皆さんも、心と五感を刺激しに
スクリーンへ足をお運びください!!!
明日28日(金)全国公開です。