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第575回:千里山交番襲撃、30代男を逮捕
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
大阪府吹田市で交番が襲われ、警察官が刺されて拳銃が奪われた事件。今朝、強盗殺人未遂容疑で飯森裕次郎容疑者が逮捕されました。
事件の起きた吹田市には、吉田涙子記者。千里山交番前から、現場の様子、これまでに入っている情報などをまとめて伝えてもらいました。昨日の14時半には規制線が解除された現場の千里山交番ですが、血だまりの跡が隠し切れずに残っていること、「自分の息子に似ている」という通報が逮捕に大きく作用したのではないかということ、精神障害者手帳を所持していたということで事件への関連があるのか、今後の捜査が待たれます。
▼犯行前に、この公衆電話で交番に虚偽の空き巣通報をしていました。飯森容疑者が今朝6時過ぎに逮捕されたのは、隣接する箕面市の山中でした。芸能人のお宅がたくさん立ち並ぶ一帯からもすぐの場所。
▼身柄を確保された際、飯森容疑者が寝ていたベンチ。苔むした丸太のような感じです。
伊藤佳子記者は、飯森容疑者の勤務先や自宅周辺でこれまでの生い立ちなどを取材。現在は、大阪に勤める父親とは別々の都内の賃貸マンションに母親と2人暮らしだった飯森容疑者。
仕事ぶりは真面目でしたが、今月10日くらいから不調を訴え、休みをとっていました。ゴルフ好きで「プレー経験は10年以上」、5年ほど前には勤務先の練習場で個人レッスンを受けていたこともあるそうです。
▼飯森容疑者が勤務していた、東京都内のゴルフ練習場。今日は臨時休業となっていました。
犯行の動機は何だったのか?元大阪府警・刑事で犯罪ジャーナリストの中島正純さんは、「どうやったら警官が一人の時に襲えるか、公衆電話の場所を探していたりと計画性が高く、奪った拳銃で何らかの事件を起こすためにやったとしか思えない。G20でテロとして使われたら大変だと考えていた」とお話してくださいました。西村志野記者によると、警察庁では拳銃を奪われにくくするための取り組みとして、とりにくい拳銃入れを前倒しで導入し始めた矢先のことでした。しかし襲われた古瀬巡査の拳銃入れは、旧型のものだったそうです。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、参議院議員選挙に向けた与野党の動きと、ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備候補地を巡る問題を取り上げました。まずは今日、自民党が開催した「全国幹事長会議」での安倍総理の音声を交えながら、奥山拓也記者がレポート。統一地方選挙の御礼、外交・経済の成果のアピール、年金不安なし、などが語られました。
清水克彦デスクは、ある政党がまとめたデータをもとに、どこよりも早い1人区を予測。自民党が10%以上引き離しているのは⑲、野党が10%以上引き離しているのは④。単純に引き算してみて⑨の地域で接戦とのこと。そんな中、揺れている「イージス・アショア」配備候補地問題。今日、岩屋防衛大臣が秋田県知事らと面会し、調査ミスを謝罪、理解を求めました。
視察した野党のお一人、立憲民主党の本多平直衆議院議員は「住宅街からとにかく近い。そんな場所に攻撃対象となり得るものを設置する、これはどうなのか?私たちは配備そのものに対しても懐疑的である」と語りました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介しています。『ニュースオフサイド』でもお伝えした、吹田署襲撃拳銃強奪事件。襲われた吹田署の古瀬鈴之佑巡査は高校ラグビーの強豪、佐賀工で活躍。元ラグビー日本代表の五郎丸歩選手とは先輩・後輩にあたります。
五郎丸選手はツイッターを更新し、「古瀬、がんばれ!!」とエールを送りました。古瀬さんは未だ意識不明の重体、回復を祈るばかりです。
金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「党首討論、ここに注目!」明後日19日、党首討論が行われることを受け、今一番関心が高いのは、老後2000万円不足問題だろうと金子さん。
老後や年金の問題はいわば「選挙の鬼門」。政治家たちが過剰に反応してしまうのも無理はないが、役所方から受けた報告書、たとえ政策スタンスと合っていなくても受け止めるのが当然のことであり、麻生大臣の対応は間違っているし、同僚だった議員からは、「最悪のタイミングで出されてしまった」などの声もり、そんな発言が出るなんて政治不信に繋がることだと批判しました。
しかし、最新の内閣支持率を見ると、結果的に現政権の支持率は落ちていない、これは国民の皆さんがこれまでの歴代の政治から、現政権に対してではなく、対応に対して不支持だと冷静に見ているからだと言います。
「ならば真正面から与党の意志を示すべき。 そして、野党は今がすごいチャンス!中途半端な揚げ足取りではなく、全く違う対案を出し、党首討論で分かりやすいビジョンを示せたら、無党派層に響く。 与野党ともに恐れずに、年金を含めた社会のシステムというものを、短い時間ではあるが示してほしいし、そこに注目したい。」語り下ろし。
『SAKIDORIスポーツ』 砂山圭大郎アナウンサーがお伝えしたのは、6/13(木)~16(日)行われていたレスリング「明治杯」の話題でした。今大会が事実上の、五輪代表決定戦といえる階級もあり、注目は女子57キロ級、男子グレコ60キロ級、女子50キロ級。「なんでこの階級にこの二人がいるんだよ~!」と悔しいくらいに惜しい戦いもあったりと、なんとももどかしくあります。
今日はあえて敗れた、伊調馨選手、太田忍選手、登坂絵莉選手の声、それぞれの想いをお聞きいただきました。
『ニュースパレードアネックス』 来年の東京オリンピックの聖火リレーランナーについて、スポンサー企業の日本生命保険は今日、募集要項を発表するイベントを開き、女優の綾瀬はるかさんや、陸上短距離の桐生祥秀選手らが広く参加を呼び掛けました。取材した田中正史記者が、聖火リレーランナーになるための大まかな条件や応募方法などをスタジオでレポート!
一人200mの距離ということですから、たくさんの人にそのチャンスはありそうです。「実は、夫と走ってみたいねと話していた。」という金子さんも、長距離は無理だけれど、200mなら...とおっしゃっていました。
日本生命とコカ・コーラ、トヨタ自動車、NTTと、聖火リレーパートナー4社の募集から随時スタートし、各都道府県実行委員会による公募は7/1に始まるとのこと。いずれも締め切りは8/31です。
『芸能アラカルト』 放送作家でコラムニストの山田美保子さんに、ビートたけしさんの離婚話、語っていただきました。NEWSポストセブン、『週刊ポスト』と『女性セブン』 など、出てきた記事を読んでみて、「誰も傷つかない離婚」と感じたそう。40年近く連れ添った妻の幹子さんに総額200億円の財産を渡したことで、「後妻業!」と叩かれたことも記憶に新しい愛人と報じられているA子さんの火消しまで行ったたけしさん。
200億という海外セレブ並みの財産分与にも驚きですが、全ての人をフォローした記事が出てことも意味深いと語ってくださいました。
【今日の1曲】 C調言葉に御用心 / サザンオールスターズ -
物騒な世の中
こんにちは、加納有沙です。
週末に発生した大阪府吹田市の拳銃強奪事件。
今朝容疑者が捕まり、現地にお住いのみなさん、さぞやホッとしたことでしょう。
いつ、どこで、なにが起こるか、本当にわからない時代ですね。
日本国内、比較的早く、且つ簡単に移動ができてしまうので、どこにいても油断できません。刺されて重体となっている古瀬巡査の回復を願うばかりです。
話は変わって...
今日のニュースパレードアネックスでは「東京オリンピックの聖火リレーランナー募集」の話題を取り上げました。
一人が走る距離は200メートル。意外とあっという間に終わってしまいそうな距離ですね。
聖火リレーというと...歩幅を狭くとって、歩くような速度でジョギングする感じで走るイメージがありますが、全力疾走した人っているのでしょうか?(もったいないですかね)一歩一歩かみしめながら皆さん走るのでしょう。体の重い私がトーチを持って走る姿は想像ができませんが、
自分に所縁のある土地で、その風景を味わいながら走ったら格別だろうなと想像してしまいました。
サキドリ終わりに、スタッフからのお土産(バームクーヘン)を堪能した私。
やはり「走る」よりは「食べる」が向いているので、聖火リレーはしっかり『観る』側に行こうと思います(笑)