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第574回:小林節さんをお迎えして
SAKIDORI!スペシャルウィーク最終日。今日はスペシャルコメンテーターの小林節さんとお送りました。
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「ホムルズ海峡でタンカー攻撃! 今、何が起きているのか?」。
安倍総理がイランを訪問中、ホムルズ海峡周辺で日本企業の船舶が何者かに攻撃を受けて炎上した事件。アメリカのポンペオ国務長官は「イランに責任がある」とイラン側を批判し、対するイランは関与を否定しています。一体誰によるものなのか、総理訪問中は関係しているのか、緊張感が高まっています。
中東情勢に詳しい国際開発センターの畑中美樹さんは、攻撃はイランの「革命防衛隊」によるものではと推測。40年以上の歴史があり、イランの最高責任者・ハメネイ師の命令で動く部隊だと説明していて、今回の事件もハメネイ師による命令で起こったことではと仮設をたてました。
中東との緊張感が高まったこの事件、続報が待たれます。
後半は、小林節さんによる夏の参議院選挙の自民党の公約、中でも憲法改正についてお話して頂きました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、今日は2つのニュースを取り上げました。
まずは、「金融庁の報告書をめぐる財務金融委員会、与野党の攻防」。
麻生財務相が金融審議会の報告書を受け取り拒否した問題、麻生氏は「老後資金2000万円発言」は国民に誤解を与えたとして謝罪し、金融庁側の配慮が足りなかったとしています。これに対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は「苦しいのひとこと。事務方への責任転嫁も甚だしい」と厳しく非難。今後、国会でも厳しく追及していくとしています。
小林さんは「政権が変わらないと国も変わらない」と憂いている様子でした。
つづいては、「チケットの不正転売禁止法の行方」。
今日から施行された「チケット不正転売禁止法」。コンサートなどのチケットを高額な値段で転売することを禁止する法理で、罰則は1年以下の懲役または100万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会は、「何が違法で何が違法じゃないのかわからない人も多いが、好きなアーティストにとって不利益になることを知ってほしい。今後PRのポスターを作成し啓発に努める」としました。
この法律により、行きたい人が正規の値段で行けるという当たり前の状態に戻ってほしいと思います。
『SAKIDORIニュースパレード』は、被災地応援企画!
自然被害に見舞われた地域と電話を繋いでお話を伺いつつ、美味しいプレゼントの紹介をして頂きました。
最終日は、去年7月の西日本豪雨で被害を受けた「広島県世羅町」。お話を伺ったのは、農事組合法人「うづと」の代表理事 兼国幸秀さんです。豪雨では土石流でビニールハウスが倒壊、畑が元に戻るのにもずいぶん苦労されたそうです。
プレゼントは、新鮮な「グリーンアスパラ1キロ」を3名様でした。当選された方、ぜひ美味しくお召し上がりください!
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「森まで売っていいんかい!?」
老後2000万円問題の裏で改正された「国有林野管理経営法」のお話。国有林は全国の約3割を占める日本の財産ですが、今回法律が改正され、伐採採取権が民間に与えられ、国有林の一部を10~50年伐採できるようになりました。
この問題点は、大手企業が権利を得やすい仕組みになっていること。そして、伐採後の植林の義務がないことです。森は保水機能を持ち、災害を防いだり、二酸化炭素の減少も担う大切なものです。それを伐採OKだけど、植えなくていいとは将来どうなってもいいのか!と荻原さんもご立腹。大切な森林を守る政権であってほしいと願いました。
今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。
取り上げたのは、6月13日から千葉ポートアリーナで始まった「フェンシングのアジア選手権大会」です。アジアの頂点を決める大会で、アジアのライバルと直接対決できる貴重な大会。
今回は、獲得ポイントの高い団体戦に注目。選手たちも団体戦優勝を目標にしていて、会見では男子エペ世界ランキング2位の見延和靖選手が意気込みを語りました。
ライバルは成績上位の「韓国」といいつつ、ルールが単純のエペではその日の運や調子で成績は大きく左右するため、選手レベルの上がっているフェンシングどれも気が抜けない様子でした。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
埼玉県東松山市のアパートで30代女性が死亡しているのが見つかった事件。現場を取材している吉田涙子記者が最新情報をお伝えしました。
現場では、自宅の玄関に鍵がかかっていなかったこと、被害者のみぞおちに十数カ所の刺し傷があることなどがわかっていますが、現在は事件と自殺の両方で捜査されています。
『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。
今日は、トップリーグ・NTTコミュニケーションズに所属している山田章仁さんにお話を伺いました。
一美さんが印象に残っているのが山田選手が20代の頃にやっていた長髪ドレッドヘア! 当時の日本監督から「切れ!」と言われ切ったそうですが、トリッキーな山田選手には似合っていると思っていたそう。
そして、山田選手といえば、ラグビーとアメフトの両競技を兼ねているのも特徴です。競技の兼任しようと思ったのは子供たちのためだそうで、子供達には「やりたいことを全力でやろう」と言っているのに、「自分もアメフトに興味があるのに挑戦していないじゃないか」と思い、所属チームの協力もあって実現することができたんだとか。
他にも今のラグビーのレベルの高さが伺えるお話で印象的だったお話が「ボールは胸で取らない。手で取る」。これは胸でとっていては次の動きの選択肢が減る上、初動が遅れるから。解説をひとつひとつ聞きながら、山田選手のラグビー愛に感想しっぱなしの一美さんでした。
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!