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  • 第553回:野田市虐待死事件、母親の初公判から考える

    今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』

    千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが虐待死した事件、傷害ほう助罪で起訴された母親のなぎさ被告の初公判が今日午後、千葉地裁で開かれました。この事件をきっかけに 「児童虐待対策」と「DV対策」の一体化について考えました。

    千葉地裁で取材中の細木美知代記者は、初公判の途中ですが、ここまでの様子を伝えてくれました。起訴内容に対し、10数秒かけてやっと「間違いありません」と認めたなぎさ被告。今日は、事件の詳細な経緯やLINEのやりとりなどが明かされ、そこには告げ口にもとれるような内容のものも。

    母親・なぎさ被告に関して逮捕すること自体を疑問視する声もあります。母親が夫の暴力が怖くて子供を虐待から守れなかったという事例は少なくありません。

    DVに詳しい武蔵大学 社会学部 教授の千田有紀さんは、「なぜ、母親が止めなかったんだ!という声が大きすぎると感じる。もちろん、母親に罪がないとは思わないが、DVによって正常な判断力や行動力を失わせ、強制的に子供への虐待に参加させることは母親への精神的暴力と取ることができる。しかし、この精神的暴力の重大さはあまり知られていない。将来的には、DVと児童虐待を「家族の暴力」として一体に捉え対応する法整備が必要。」と語ってくださいました。

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』 盲導犬を連れていたために入店などを拒否された経験のある視覚障害者はおよそ5割。「アイメイト協会」が練馬区役所で行っている盲導犬への理解を深めるイベントを通じて、盲導犬をめぐる現状がどうすれば変わるのか考えました。


    まず、盲導犬をめぐる現状を伝えてくれた石森則和記者。

    身体障害者補助犬法など、法律で定められてはいますが、いずれも罰則はないということで、理解が浸透していないことも相まって、このような現状になっているようですね。

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    盲導犬を育成する「アイメイト協会」が練馬区役所の1階ロビーで盲導犬への理解を深めるイベントを開催しているということで、そのイベント会場に西村志野記者が行っていました。

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    お話を伺ったのは、「アイメイト協会」代表理事の塩屋隆男さん。

    盲導犬を理由に入店拒否が5割となった結果を受け、「とっても残念。ペットではなく視覚障害の方にとっての「目」なのだから、これはもう人権侵害だと言える。」と、理解が広がらないことを憂いました。
    塩屋さんは「犬」じゃなくて「人」が主役なんだという視点を持つことが必要で、見えないことがどれだけ不安なのかをイベントを通じて皆さんに少しでも分かってほしいとおっしゃっていました。

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    こちらのイベントでは、アイメイト(盲導犬)との歩行体験も可能。

    ▼西村記者もアイマスクをして、ハーネスを持って・・・・

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    ▼一緒に歩きます。思っていたよりも歩行スピードは速いようです。

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    最初のうち、表情がこわばっていた西村記者にも後半、笑顔がチラリ!

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    「信頼関係を作るのが大事だなと感じた」と話していましたね。
    ほかにも盲導犬の育成過程や視覚障害者と盲導犬の暮らしなどのパネル展や、グッズも販売されていました。イベントは18日まで開催されています。

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    『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。今日は、暑い車の中に閉じ込められた4歳の子供が、車内から緊急電話をかけ、GPSで発見され無事に保護されたというアメリカ・オーランド州のニュースをピックアップ!

    ▼こちらが文化放送・報道スポーツセンターでございまーす!報道部とスポーツ部は同じ部屋でお仕事しているのです。

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    『今日のオピニオン』 コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語り下ろすテーマは「定年の意味」

    昨日、「未来投資会議」(議長・安倍総理)で働きたい高齢者に対し70歳までの雇用確保を企業に求める具体的な方針が示されたというニュースを受け、和田さんは「国によってもちろん「定年」の捉え方・考え方は違うけれど、 定年になっても働きたい人は働くべきだし、働きたくない人は働かなくてもいい。考え方や体の状態だって人それぞれ違うのだから、高齢者も選択していい。 選べる社会が求められる。」と語りました。

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    『SAKIDORIスポーツ』 長麻未アナウンサーが、明後日18日(土)、千代田区・神田淡路町のワテラスで開幕する「3人制バスケットボール のプロリーグ《3x3.EXE》」を取り上げました。

    渋谷区に拠点を構えるチーム「東京ダイム」のオーナー岡田優介さんに、「3x3」の魅力をお話していただきました。

    「日常の風景が非日常に変わる」ことや「選手のバックグラウンドに注目」してみるのも面白いそう。実はお話をしてくださった岡田優介さん自身も「京都ハンナリーズ」では選手として活躍中なんですって!

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    『ニュースパレードアネックス』G20大阪サミットや、ラグビーワールドカップ2019日本大会などに備えてテロ等を未然に防止するため、東京都や警視庁は今日午後、民間の事業者や区市町村などに対して、警戒の取り組み強化を広く呼びかける会議を東京都庁で開催しました。

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    都庁前から伊藤佳子記者がレポート。

    今年から来年にかけて海外からの要人来日やイベント、皇室の催しも満載なんですよね。

    何かあったら通報しましょう。発見しただけで半分は解決したようなものだといいます。

    危機管理の最大の敵は「風化」と「マンネリ」、重要なのは市民の目です!心に留めてみてください。

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    『SAKIDORI最前線』 吉田愛梨レポーターが今日紹介してくれたのは、運動が苦手な方にぜひ知ってもらいたい「ゆるスポーツ」!聞いているだけで楽しそうな種目がたくさんありますね。

    ▼画像は「ハンぎょボール」を説明する吉田さん。

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    【今日の1曲】 SATURDAY NIGHT ZOMBIES / 松任谷由実

  • アイメイト

    こんにちは。 永野景子です。


    ナマチュウのコーナーで盲導犬の話題を取り上げました。
    私は大のワンコ好きのため、この手の話は長くなりますので
    放送で出なかった話だけ。


    盲導犬第1号『チャンピイ』を生み出したアイメイト協会のサイトに書かれてますが、
    盲導犬にはちょっと変わった名前、あまり聞かない名前をつけるそうです。
    街でたまたま周囲に居合わせた他の犬や人の名前と同じだと、
    盲導犬は違う人が呼んだその名前が自分だと思い、混乱してしまうからです。


    オンエアで西村記者も言ってましたが、街で盲導犬を見かけても
    「えらいね」とか「かわいー」など、犬に声をかけないようにしましょう。
    人の方に「何かお手伝いできることはありますか?」と
    声をかけるのがいいそうです。


    明日のサブキャスターは、
    ワンコにはカタカナの名前をつけそうな西川文野アナです!

  • スポーツ弱者に救いの手が!

    こんばんは。

    100メートル競走は基本ビリ
    ハンドボール投げは5メートル
    というびっくりするほど運動音痴な
    吉田愛梨です。
    体育の授業が大っ嫌いでした。

    ただ、そんな私でもできそうなスポーツがあったんです。
    駅などでポスターを見かけた方いらっしゃいませんか?
    「ゆるスポーツ」・・・なんだそれ???

    ということで
    今回はそんな"ゆるスポーツ"を次から次へと
    プロデュースしている
    一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会の事務局長
    萩原拓也さんにお話をうかがいました。

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    「スポーツ弱者を世界からなくす」というコンセプトのもと
    いろんな競技を生み出している
    世界ゆるスポーツ協会。


    代表的なスポーツは
    「イモムシ・ラグビー」
    イモムシの着ぐるみ姿で
    這いつくばってラグビーをするんです。

    このスポーツは車いすで生活をしている方と一緒にスポーツをすることができないかと
    考えたものなんだそうです。

    車いすを使っている方は、
    家で這いながら移動することが多々あるということで、
    この「イモムシ・ラグビー」
    圧倒的に強いのだそうです!!

    障がいのある方と一緒にスポーツをすることで
    理解につながったり、コミュニケーションをとれたりと、
    いいこと尽くしなのだそう。
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    今度は私も参加してみようと思います。
    ぜひスポーツに苦手意識のある方も
    「ゆるスポーツ」挑戦してみませんか?

  • 盲導犬への理解を

    こんばんは!
    西村志野です。


    ナマチュウのコーナーで
    練馬区役所できょうから始まった
    盲導犬について理解を深めてもらおうという
    イベントの中継でした。


    会場では小学5年生以上を対象に
    盲導犬との歩行を体験することができます。

    アイメイト1.JPG


    私も中継のなかで体験させていただきました。
    まず、アイマスクをつけた段階で
    何も見えないことがとても怖かったです。
    そして想像以上に犬がどんどん進んでいきます。
    ただ、これはお互い信頼しあっていれば
    問題ないとのこと。

    指導員の方に何度も
    「肩の力を抜いて」と言われました。
    知らないうちに不安な気持ちが
    出てしまっていたのかもしれないですね。

    私はロビーを少し歩いただけですが
    実際には日常生活の中で、
    いろいろな障害物がある街の中を
    歩かないといけません。


    アイメイト協会では、
    盲導犬の訓練のほか、
    使用者の方も泊まり込みで訓練を行うそうです。


    使用者の方にとっては
    盲導犬が自分の目になってくれる大切な存在。

    社会での理解がさらに広まってほしいし、
    広めていくべきだと思います。


    盲導犬発祥の地、練馬区では
    区内の街中で歩行訓練が行われていたり、
    区役所でこういったイベントが開かれたりしています。


    区の担当の方も、
    ぜひ多くの方にイベントに足を運んでもらって
    盲導犬への理解を深めてほしいと話していました。


    このイベントは
    18日の土曜日まで、
    午前10時~午後4時の時間で
    練馬区役所1Fのロビーで行われています。

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