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令和の「サキドリ」始まる
令和元年初日、カウントダウンあり、百貨店での奉祝イベントあり、何か新年が来たような列島興奮の中でスタート。番組も、これまでと同様、今を伝え、これからの動きをサキドリするような挑戦を続けてまいります。
新元号初日のきょうは、大学生を招いて外中継や新たな時代の政策提言。「ラジオに興味を持った」という声もあり、こういう世代に次代のメディア報道を担ってほしい・・・そんな思いにかられました。
大型連休は折り返し点。いつも利用している激混みのJR京浜東北線はガラガラ。腰椎椎間板ヘルニアのアタシとしては助かるぅ・・・。この3日、疲れたのできょうは閉店ガラガラ。
番組責任者 清水克彦 -
第542回:「令和」の時代 はじまる
「令和」の時代が始まりましたね!皆さん、午前0時はどのように迎えられたでしょうか?
今日のSAKIDORI!は、脳科学者の茂木健一郎さんと文筆家の古谷経衡さんのダブルコメンテーターと共に、令和元年初日の様々な動きをまとめてお伝えしました。『ニュースオフサイド』 テーマ「新天皇が即位。令和の時代、始まる」
伊藤佳子記者が、今日午前中に行われた【剣璽等承継の儀】【即位後朝見の儀】というものの解説と、即位に伴う今朝からの動きを整理して伝えてくれました。
そして、今日は文化放送と産学連携協定を結んでいる大妻女子大学の学生さん2人がレポーターになって、街の様子を取材!
人間関係学部3年の秋元結衣さんは、改元を祝うイベント開催中の東京スカイツリーへ。
どんなイベントが催されているのか、概要を説明。
さらに、午後1時から行われた獅子舞と書道パフォーマンスの様子を伝えてくれましたよ!
かわって、人間関係学部3年の尾田悠莉さんは、渋谷のスクランブル交差点へ。街頭インタビューに挑戦!
「令和はどんな時代になって欲しいですか?」、きちんと街の方の声を届けてくれました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は、5人の大学生を迎えての企画をお送りしました。
慶應義塾大学から尾崎由依さん・鈴木杏花さん・井上尚子さんの3人、早稲田大学から吉川慧玲さん・岡田薫くんの2人+早稲田大学OGの西村志野記者。
1時間半程度、それぞれのチームで、【政治】【社会の仕組み】について提言を練り上げてもらいました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。そのほか、スタジオに来てくれている大学4年生の5人に将来のお話を聞きました。
「ジャパネットたかたラジオショッピング」はお休みです。令和元年初日の今日は「大安」ということもあり、結婚式を挙げるカップル、婚姻届を出すカップルが相次ぎました。結婚式を取材した一美キャスターのレポートをお届け!
コメンテーター 脳科学者・茂木健一郎さんの『今日のオピニオン』 テーマは「令和で国民の統合はできるのか」被災地など、国民のもとへ足を運ばれていた上皇ご夫妻のお姿を振り返り、「でもそれって本当は政治家がやることじゃないの?」と疑問を投げかけた茂木さん。
分断しかねない国民を統合させるのは、政治の役割だと語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』 寺島啓太アナウンサーはメットライフドームから。 今夜のライオンズナイター 解説・山崎裕之さんに、今日から始まるメットライフドーム6連戦「西武 対 日本ハム」について語っていただきました。
『ニュースパレードアネックス』 令和の時代を迎え、鉄道各社では天皇のご即位をお祝いする記念乗車券が枚数限定で発売されました。▼東京メトロの記念切符発売に並ぶ人々。
取材したのは石森則和記者。
今日、インタビューした皆さんは快くお話に答えてくださったものの、そわそわ、忙しない雰囲気だったそう。それもそのはず、各鉄道会社の記念切符が欲しい鉄道好きの方は、次の売り場に急ぎたいですもんね!
▼加奈さんも興味津々。鉄道アナリストの川島令三さんのお話では、このような記念切符は、実際には使わずに記念にとっておいている方がほとんど。そのため、鉄道会社は儲かるようです。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が、乗り物酔い防止の食べ物など教えてくださいました。眠気を気にしないでいい場合には、抗ヒスタミン薬の酔い止めが効果的ですが、ショウガのジンゲロールという成分は抗ヒスタミンに似た効果があるので、手軽なところではショウガののど飴 がオススメです。
【今日の1曲】 Celebration / Kool & the Gang -
災害の平成で絆が深まった時代
こんばんは、竹田です。
新しい時代が幕開けましたね。安寧と平和の時代になるよう令和に願いたいですね。
さて平成最後の2日間、大災害をもたらした阪神淡路大震災の被災地・神戸市と昨年の西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町に行ってまいりました!
阪神淡路大震災で復興の象徴として、2009年に誕生した鉄人28号を取材してきました。
鉄人28号については、今年1月にもこのサキドリで紹介されましたね。
鉄人28号は神戸市出身の漫画家、横山光輝さんの代表作に登場する巨大ロボットでなんと高さ15メートル!
震災で傷ついた神戸の街を元気にしたいという願いが込められています。
高齢化や人口減少の煽りは、ここ神戸も漏れておらず、
新しい時代"令和"も若い人たちに神戸の活気をつないでいきたいという思いで
町の方々は様々なイベントを開催しています。鉄人28号プロジェクト事務局長の岡田誠司さんもその一人。
平成もあと残り2日という29日も、岡田さんはメリケンパークで
神戸市の音楽ライブイベントを開催、ご自身もステージ上でキレッキレの
ベースを弾いていらっしゃいました。岡田さんは、「長田区の鉄人28号の誕生で、町の知名度が上がり、
人口も増えてきた。元々鉄人28号は第二次世界大戦中、瓦礫の中から這い上がってきた最終兵器。全てを失った神戸の街から復興へと這い上がる人々の思いとマッチングした。災害が多かった平成の中でも阪神淡路大震災は、思いもよらない大災害だったことを日本中の皆さんが感じた災害だったと思うが、が、一方で日本中の"絆"が深まった災害でもあった。鉄人28号が令和の時代も人々の希望や絆を象徴するような金字塔であってほしい」と令和への願いをお話くださいました。
岡田さんは、今、平成の神戸の思い出を撮影し続けた映画も製作中ということです。
そして、翌日30日、天皇陛下退位の日。
倉敷市真備町の今を取材しました。
平成最後に天皇皇后両陛下がご訪問された岡山県は、西日本豪雨災害の直後の倉敷市真備町です。倉敷市真備支所では、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴い、記帳所が設置されていました。
訪れた人たちは、退位される天皇陛下への感謝の気持ちと、新たな時代での復旧・復興を願い、記帳していました。両陛下がお見舞いにいらっしゃった際に、お話をされた黒瀬正典さんと中尾研一さんにお話をお伺いしました。
黒瀬さんは避難施設として自宅を解放し、中尾さんは未だ仮設住宅での生活を余儀なくされています。発災直後から住民のことを案じておられ、被災者の皆さまへのお見舞いや、健康を心配してくださるお言葉があったといい、
とても勇気付けられたとお話されていました。大地震、豪雨、噴火など自然災害が相次いだ平成の30年間。
天皇皇后両陛下は、できる限り現地をご訪問され、苦難に耐える被災者に寄り添われてきました。お二人とも「明日への勇気と希望を与えてくださった両陛下に感謝の気持ちでいっぱいです」と
時折涙を見せながら語ってくれました。