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第564回:急がれる心のケア
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「川崎児童殺傷事件、心の傷に寄り添うことで二次被害を防ぐ」。
連日お伝えしている川崎市の殺傷事件ですが、今、早急に対応が迫られているのが、被害を受けた子どもたちに加え、先生や保護者など周囲が負った心の傷です。
事件が起こったカリタス小学校のスクールバスのバス停には、被害者や周囲を心配するメッセージが。
心の傷としてよく聞かれるのがPTSD(心的外傷後ストレス障害)です。
2001年大阪府池田市で発生した無差別殺傷事件。大阪教育大学付属池田小学校の元校長で、現在、大阪教育大学の教授であり学校危機メンタルサポートセンターのセンター長である藤田大輔さんにお話を伺いました。
事件当時、直接被害を受けた子どもはもちろん、友達を傷つけられた子ども、その兄弟や保護者も心の傷を負いました。パトカーのサイレンやヘリコプターの音など、事件を思い出すような音を聞くと心身に不調を訴える人が多かったといいます。そのため、カウンセラーの充実や相談室の設置といった環境設備を強化するといった対応が取られました。
心の傷は身体の傷と違い、「完治」を見極めるのが大変難しく、小学校を卒業後も定期的に連絡して様子を確認し、ケアを続けたり支援を提供しているそうです。
今回も、学校や県・市が密に連携を取りながら関係者のケアを持続する運営が大切だとお話してくれました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「きょう外相会談。日ロ関係の今とこれから」。
まずは、山本カオリ記者がこれまでの日ロ関係の動きをおさらい。共同経済活動で日本の援助を引き出したいロシア側と、北方領土問題を進展させたい日本側の動きを解説しました。
そして、国と国の関係の根底にあるものは人間同士の関係です。
ロシアと日本の相互理解を深めるために市民レベルの文化交流を推進しているNPO法人日ロ交流協会の益田元一さんにお話を伺いました。益田さんは、1965年から文化交流を中心として日本の文化(語学、料理、茶道、花見)などを紹介しているそうです。
今度は田植え体験も行うそうで、欧米にはない地域共同の活動を通じて理解を深めていきたいと話し、外交問題と市民の交流は違うと訴えました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。
兵庫県の老人ホームで91歳の男性が孤独死したニュース。死後2週間が経過しており、石川キャスターは客観的に見て「なんのために!?」と思ってしまったそうですが、個人のプライバシーも大事にされるべき状況でどのように管理するのがいいのかを考えさせられるニュースとなりました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「携帯電話料金 4割安くなるんかい!?」
6月1日からドコモから新料金プランスタート!「最大4割お得」が売りとなっています。
今回始まるのがギガホとギガライトというサービス。1日スマホで映画を2本見ようなヘビーユーザーや、毎月ほとんど使わないユーザーはお得になるが一般的な中間層はそこまで恩恵はなさそうというのが荻原さんの見解。自分はお得になるのかどうなのかはサービスセンターに電話して聞いてみるのが一番いいかもしれません。
今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。取り上げたのは「女子サッカー」!
今回は選手目線でより厳しく日本代表を分析して頂きました。お話を伺ったのは、元日本代表のゴールキーパー本並健治さんです。本並さん曰く、「これまでは日本らしいパスサッカーでフィジカル面を補い対等に戦ってきたが、最近はドイツなども日本のようなパスワークをいれてきた」といい、「このままじゃ決勝まで行くのも厳しい」と冷静な判断でした。
また、澤選手に代わるキーパーソンに、INAC神戸の中島依美選手を挙げ、今後チームを引っ張っていってほしいと語りました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
今日は清水克彦デスクが、安倍総理の「解散風」に触れた発言に言及しながら、今後のポイントを解説。参議院だけになるのか、はたまた衆参ダブル選挙となるのか、報道として特番制作の裏側にも触れながら今後を予想しました。
『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。
5月26日に全線開通から50周年を迎えた東名高速道路。39か所のSA、PAに加え、1日あたりの利用台数は41万台と流通の大動脈として日本の経済を支えている東名高速道路をピックアップしました。
実は、高速道路の様々なサービスは東名が初で、車両を誘導する人型ロボット「安全太郎」や高速道路の集中工事、ハイウェイラジオもそうなんだとか!
そんな東名高速道路、現在50周年を記念して、東名高速の全サービスエリア11カ所で無料イベントを実施中。それが「リアル謎解きゲーム ~50年のキセキ オレンジ・クリスタルを探せ!!~」。各サービスエリアを回りながら謎をといていく参加型ゲームで、見事謎を解くと素敵なプレゼントが当たります! この企画は7月15日まで開催中です。ぜひ、足を運んでみてください。
【今日の一曲】 うめぼし / スピッツ
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!
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こんにちは!
西川あやのです。
今日は、
今週火曜日に発生した川崎市での児童殺傷事件について。
「心の傷」のケアに着眼してお伝えしました。
又、北方領土問題が進まない中、日本とロシアの外相会談が行われました。
ロシアとの文化交流などについておお伝えしました。
スポーツは、なでしこジャパンについて選手目線で!
そして、解散風について触れた安倍総理大臣。荻原さんが語り下ろしたオピニオンは、
携帯電話料金は4割安くなるんかい!児童殺傷事件の既に死亡している容疑者についても
日本とロシアの関係についても
政治についても、
今日は「切り離して考えなければならないこと」について考えました。
伝え手も、受け手も。来週月曜日のサブキャスターは、私の中の先輩にしたいランキング第一位の加納さんです!
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第563回:「万国津梁会議」初会合
『ニュースオフサイド』 アメリカ軍基地の整理縮小などを有識者が議論する「万国津梁会議」の初会合が、今、沖縄県で開かれています。
まずは、この会議の詳細を細木美知代記者が整理。「万国津梁会議」は、基地や教育、文化など5分野の有識者会議の総称です。基地分野のメンバーは、ワシントン大学准教授のマイク・モチヅキ氏、沖縄国際大学准教授の野添文彬氏、琉球大学講師の山本章子氏、元官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏の5人。
お電話を繋いだ沖縄国際大学の前泊博盛 教授によると、この基地分野の5人のメンバーの中には「内陸に小さなヘリポートで充分」「ハワイに展開した方が良い」など、代替案をあげている人もいるそうです。
また、玉城知事が政府に設置を求めている、日米両政府に沖縄県を加えた新たな協議機関 「SACWO」については、地元の意見を反映できるようにすることと、沖縄基地問題は日本全体の問題だと考えられるようにすることが狙いだということでした。
この沖縄の基地問題に関して、東京の武蔵野市議会は 県民投票の結果を尊重するよう政府に求める意見書を3月に採択しました。武蔵野市議会の市議・内山智子さんに、意見書を採択された経緯をお話していただきました。内山さんは、「基地問題は他人事ではない。私たち、日本に暮らす国民全体の問題。ぜひ、こうした動きを波及させたい。」と思いを語ってくださいました。
『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは、「カレーのトレンド」です。カレー総合研究所が今日「2019カレートレンド発表・解説セミナー」を開きました。果たして、今年のカレーのトレンドは?
お話を伺ったのは、カレー総合研究所代表・井上岳久さん。ズバリ、今年は【新カレー専門店ブーム】が到来するとのこと!カレー愛好家だけでなく一般消費者にカレーの細かな味わいやスパイスが浸透してきたことがその根拠。ほかにも、「働き方改革」で自由な時間が増えることで「カレパ(=カレーホームパーティー)」がブレイクし始めているというお話も聞かせてくださいました。
カレーと言えば、忘れてはならないのがレトルトカレー。一昔前に比べて、かなりの進化を遂げているようなんです。
西村志野記者は、日本各地の数百種類のレトルトカレーを本のように並べた「カレーなる本棚」で知られる、食品専門店「北野エース」"まるい食遊館戸塚店"へ。 食品担当の比留川雅典さんにお話を伺いました。カレーは一度作ると大量になってしまうことが多くて、一人暮らしの方や二人暮らしのご夫婦など、なかなか気軽に作れないというのがありますよね。実はそんな方にお勧めなのが...
▼こちらのミニカレー!温めるだけだから簡単手軽ですよね。
▼北野エースでダントツ人気なのはこちら!
▼食べた瞬間、とちおとめの酸味がフワッと広がる「いちごのカレー」
▼人形町「今半」のレトルトカレーは1番高級で、税込み2000円!
今後は、1歳のお子さんから食べることができるようなアレルギーに配慮したレトルトカレーなど、それぞれのニーズに合った進化を遂げていくと比留川さん。お話を聞いていて、カレーが食べたくなった方、多かったのでは!?
報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介してくれる『SAKIDORIニュースパレード』では、正体不明のストリートアーティスト・バンクシーが、ポートタルボットの車庫の壁に描いた絵が「数千万円」で地元のギャラリーに引き渡されたというニュースをお伝えしました。
『今日のオピニオン』 コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語り下ろすテーマは「日本にも精神医学校を」川崎市多摩区で小学生らが刺された事件を取り上げ、「刃物を振り回されてケガを負った人はもちろん、それを見てトラウマが残る子たちもいるだろう。しかし、日本に医学部は82校あるが、専門的にカウンセリングが学べるところは1つもない。」という現状を和田さんは問題視。
和田さんはアメリカ・カンザス州に留学し、カール・メニンガー精神学校でたまたま勉強できたことが、今の自分の財産になっているとのことで、精神医学校できちんと勉強したカウンセラーの必要性を語りました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は、中学時代、女子プロレスラーを目指していた鈴木純子アナウンサーです。今日は、今月3日にデビューした19歳の女子プロレスラー、舞海魅星さんを紹介してくれました!
実は、舞海さんは初代タイガーマスク・ 佐山サトルさんの秘蔵っ子なんです。
東日本大震災被災者の舞海さん、2012年の巌流島大会に招待されたことがプロレスラーを目指すきっかけとなりました。震災後の悲しい気持ちを明るくしてくれるプロレスに魅了されたそうなんです。
5月3日のデビュー戦を振り返って「悔しい、でも相手に悔しがってるのが分かってしまうのが悔しくて悔しいと言わなかった」と本音をお話してくださいました。
人を惹きつける魅力に溢れる舞海さん、次回リングに登場するのは明後日6月1日(土)、新木場1st Ringで12時から、6人タッグマッチとなっています!詳しい情報はこちらから⇒東京女子プロレス公式サイト
『ニュースパレードアネックス』 神奈川県川崎市多摩区で小学生など19人が襲われ、2人が死亡した事件から2日経ちました。 警察は引き続き、事故のあった小学校周辺の警備などを強化しています。取材した岡田紀子記者に、2日経った現場の様子、明らかになってきた犯行当時の状況などを伝えてもらいました。
今日からカリタス付属の中学・高校は授業再開、小学校は来週から再開予定です。また、川崎市は現場からほど近い場所にある登戸小学校にスクールカウンセラーを派遣しているということでした。
『SAKIDORI最前線』 吉田愛梨レポーターが今日ご紹介したのは、斉藤一美キャスターと同じ1968年生まれのあのゲーム!今度の土曜日に「令和版」が発売されるという「人生ゲーム」を取り上げました。
【今日の1曲】 Crazy For You / マドンナ -
人生ゲーム
こんにちは。 永野景子です。
サキドリ最前線のコーナーで人生ゲームをご紹介しました。
『人生ゲーム + 令和版』。 テーマはインフルエンサーなんだそうです。
インフルエンサーにとって大切な「フォロワー」を集めるのが目的だそうで、
マス目やカードにもSNSにまつわる話題が書かれてます。
『朝起きたら昨日の寝る前のつぶやきがバズッて大拡散! フォロワー数+200万』など。
...ここまでなら何とかついていけますが、他にももはや私なんぞには
ついていけないワードがいっぱい。
『いつメンとキラキライルミネーションで写真を撮りまくる! フォロワー数+200万』。
...いつメン? イクメンじゃなく?
どうやら「いつものメンバー」だそうですよ。
私の場合、まずは色々と勉強してからじゃないと
人生ゲーム+令和版は遊ぶ資格がないようです。
明日のサブキャスターは、
いつメンとバズッて大拡散!の、西川文野アナです。 -
カレーなる本棚
こんにちは!
西村志野です。
きょうはカレー好きのみなさんには
たまらない場所に行ってきました〜!
(私もカレー好きです☆)北野エースまるい食遊館 戸塚店の
レジ前にあるコーナーが、、
「カレーなる本棚」!!!
レトルトカレーがまるで本棚の本のように
並んでいます(^^)戸塚店では約200種類の
レトルトカレーが並んでいるそう。
私もそうですが
一人暮らしですと
カレーを一度作っても作りすぎて
しばらくは毎食カレーなんてこと、
よくありますよね。そんなときに気軽に一食分の
レトルトカレーを食べたくなる気持ち、
とても分かります!
ご高齢のご夫婦のあいだでも
作るほどではないけれど少しカレーが食べたい、
せっかくならこだわりのカレーが食べたいという方を中心に
レトルトカレー人気が高まっているそうですよ。
いちごのカレー、
さくらんぼカレー、
チョコと角煮カレーの奇跡の出会い「チョコリー」
などなど
本当にいろいろな種類がありました。
中継でお話を伺った
食品担当の比留川雅典さんによるとカレーなる本棚の
端から順番にレトルトカレーを買って味わっている
カレー好きの方もいるそう♫みなさんの熱いカレーの話をお聞きし、
レトルトカレー人気の高まりを改めて感じて、
すっかり身体がカレーを欲している西村でした。
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懐かしのあのゲーム・令和仕様に
「人生ゲーム」
人生ゲームといえば、
みなさんの子ども時代にも遊んだ経験があるのではないでしょうか。今回は、立石に本社のある
株式会社タカラトミー
人生ゲームブランドプロデューサーの
池田源さんに取材にうかがいました。人生ゲームはもともと1960年にアメリカで「The Game of Life」という名前で誕生し、
1968年に日本に持ち込まれました。さまざまな時代に合わせ、
これまで数々の人生ゲームが作られてきましたが、人生ゲームのシリーズとしては
64作品目となる令和版があさって6月1日に発売されます!!!人生ゲームといえば
誰が1番お金持ちになれるかを競うイメージでしたが・・・
今回の令和版は皆がインフルエンサーとして
フォロワーの多さを競うようになっています。ボードの1コマ1コマに書かれた文字や、
カードのキャラクターなど・・・
見どころがたくさんあります。
子どもから大人まで盛り上がること間違いなしの
人生ゲーム。
いまどきの言葉がありますので・・・
老若男女集って、
言葉の意味を都度確認しながら進めていくのも
いいかもしれませんね♪もちろん!通常の人生ゲームは現在も発売されています!!!!
ゲームを見比べてみるのも
いいかもしれません。
みなさんも人生ゲーム+令和版にチャレンジしてみませんか??
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第562回:児童らが殺傷された事件から一夜明け...
昨日、川崎市多摩区で19人死傷の事件が起きました。一夜明けての最新情報に加え、どのようにして子供を守るのかを考えた『ニュースオフサイド』。神奈川県警は今日、自殺した岩崎隆一容疑者の自宅を家宅捜索、防犯カメラの映像を解析するなど、詳しい状況を調べています。
事件が起きた登戸駅近くのスクールバス乗り場界隈の様子、献花に来られた方の声、学校休校の情報などを石森則和記者がレポート。多くの花や飲み物が供えられた現場には、この時間も花をたむける方の姿が。
▼岩崎隆一容疑者の自宅。
木曜サブキャスターの永野景子デスクは、岩崎容疑者が住む川崎市麻生区の自宅周辺を取材。この家には、岩崎容疑者と叔父夫婦が住んでいたということですが、近所の方もほとんど姿を見かけることがなかったそうで、雨戸は何年も前からずっと閉まったまま。「空き家だと思っていた」と口にする方もいらっしゃいました。
しかし、去年の夏頃、近所の木の枝が道路にはみ出していて、それに当たったと岩崎容疑者が早朝から文句を言ってきたという、ちょっとしたトラブルがあったことも伝えてくれました。
学校安全教育研究所の矢崎良明さんは、安全が担保されていない学校の外にいる子供たちのことは保護者がどのように守るかが課題になってくると解説。また、パトロールの徹底や不審者情報の共有は一定の抑止効果はあるだろうが、今回のような拡大自殺ととれる加害者を作らないようにする社会・環境づくりが必要だとお話してくださいました。
文部科学省を取材したのは竹田有里記者。記者団の取材に答えた柴山文部科学大臣、文科省として行う3つの具体策・対応策をあげたということです。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』テーマ「日産 ・ 三菱 ・ ルノーの3社連合首脳会議。 FCA統合問題の影響は...?」まずは、横浜の日産本社前にいる細木美知代記者に、経営統合案の概要、会議のポイントを伝えてもらいました。
統合が実現すると、ルノーとFCA、日産自動車、三菱自動車、合わせると販売台数は1500万台を超え、首位のフォルクスワーゲンを大きく引き離して世界トップとなるとのこと。
お話を伺ったのは、日産や自動車業界を取材しているジャーナリストの井上久男さん。ルノーが日産に経営統合を投げかけていたものの拒否され続けていて、それを見てFCAがルノーに誘いをかけたという背景があり、ゆくゆくFCAは日産や三菱を取り込みたい気持ちもあるとのことです。また、日産の経営は減収減益が続いていますが、これもここ2~3年が底だろうという見立てでした。
そんななか、先週木曜にカルロス・ゴーン被告の公判前整理手続きが東京地裁で始まったということで、元東京地検特捜部の検事で現在は弁護士の郷原信郎さんに、初公判がどの時期になりそうなのかなど、見通しを伺いました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから 石川真紀キャスターが、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介!今日は、パワハラやセクハラなど職場におけるハラスメント対策の強化を柱とした「女性活躍・ハラスメント規制法案」可決、成立というニュースを詳しく伝えてもらいました。
コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「社会の外から来るモンスター」川崎市多摩区で起きた死傷事件を受け、古谷さんは「報道を見ていると、精神科医を連れてきてもう死んでいる岩崎容疑者の精神診断をしてみたり、大量殺人する人は精神学的にこういう傾向がある...なんていうのをやっている。仮に診断するにしても早すぎるのでは?」と報道の仕方がおかしいことを指摘しました。
「近所づきあいがなく、人と疎遠だった」という岩崎容疑者の人となりが分かってきたけれど、では隣近所が和気あいあいとしている地域には犯罪がないのかというとそうではないと、1938年の「津山30人殺し」を例に挙げて解説。
「人と人が活発にコミュニケーションをとれば犯罪がなくなるかと言ったらそうではない。あらゆる意味での社会的救済をしたところで、一定程度、このような事件は古今東西起こりうることだから、社会の外から来るモンスターに対して、 必要最低限の武力を持った自衛がいる時代になったのではないか?」と語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』 寺島啓太アナウンサーが高校野球の話題をお伝えしました。今日は、岩手・大船渡高校の佐々木朗希投手をご紹介! 岩手へ取材に通っている、夕刊フジ運動部の片岡将さんにお話を伺いました。カーブ・スライダー・チェンジアップなどなど複数の球種を、相手バッターを見て使いこなすという器用さとクレバーさを兼ね備えた佐々木投手。ダルビッシュ選手並みだと太鼓判を押した片岡さんでした。
甲子園に向けての大会、岩手大会は7月11日に開幕します。
▼古谷さんの「あの~、"ダルビッシュ"って何ですか?」に、一瞬固まる寺島アナと一美キャスター。古谷さんは、ダルビッシュ選手のことを、スタイル抜群なのでモデルさんだと思っていたそうです。
『ニュースパレードアネックス』立憲民主党など野党5党派は今日午後、国会内で党首会談を行い、夏の参議院選挙で全国に32ある1人区での候補者一本化について話し合いました。国会から奥山拓也記者が、今日に至るまでの流れをおさらい。さらに今日で、合わせて30の選挙区で候補者を一本化することで合意し、残るは宮崎と鹿児島だということなど、立件民主党・枝野代表と国民民主党・玉木代表の声をまじえて伝えてくれました。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生に、夏になると増えていく貧血の予防法を教えていただきました。ざるそばや冷麺などの炭水化物中心のあっさりしたものを食べたくなる夏場、こうした食べ物には鉄分が少ないため、貧血になってしまうのだそう! レバーが貧血に良いというのはもう時代遅れで、赤身のお肉(牛・豚・鶏どれでもOK)がお勧めです。食事で摂るように心がけましょう。
【今日の1曲】 ベステン ダンク / 高野寛 -
第561回:登戸で小学生ら19人殺傷
『ニュースオフサイド』今日午前8時頃、神奈川県川崎市の小田急線・登戸駅近くで、児童ら19人が刺される事件が発生しました。
現場となったのは、登戸駅から400mほどの場所、私立カリタス小学校のスクールバス停留所近くです。
現場の様子、事件の概要、これまでに分かっていること、現場近くにお住いの方の声など、伊藤佳子記者に伝えてもらいました。
▼毎朝、カリタス小学校までの通学バスを並んで待つ場所だそう。午後には規制線ははずされ、通行止めも解除されました。
▼被害に遭われた方の受け入れ先となった病院の1つ。川崎多摩病院の会見の様子。
事件現場から1キロほど離れた場所にあるカリタス小学校には、西村志野記者が行っていました。
学校側は保護者に向け、お子さんたちを迎えに来るようメールを送信。お子さんを迎えに走る親御さんたちの姿が。
正門には普段から警備員が立ち、「不審者に注意」という貼紙もされていました。
▼午後1時前には神奈川県警の捜査員が入ったということです。
東京未来大学 こども心理学部長で犯罪心理学がご専門の出口保行教授にお話を伺いました。
無差別に大量に殺傷したことを見ても、かなり深い社会への恨みや憤りが動機にあったのだろうこと。犯人は自分が死ぬという目的に周囲を巻き込む「拡大自殺」と見られること。
今回の事件のような犯罪防止には、子供たちが歩く場所・移動する場所に見守りを置いて、犯罪者を近付けさせない!「攻める防犯」で、攻撃できないように「威嚇」が必要だというお話をしてくださいました。
『きょうのナマチュウ』 テーマ「 日米首脳会談、おもてなし成果はあったのか?」スタジオに国際ジャーナリストの春名幹男さんをお迎えしました。
"平成最後の国賓"にはトランプ大統領を呼ばなかったのに、"令和最初の国賓"として呼んだということは、7月の参議院選挙を睨んだ政治的な思惑が安倍総理にあるのだといいます。しかし、トランプ大統領が「日米貿易交渉の8月合意」を示唆したことで「安倍総理の目論見はうまくいかなかったとも言える。トランプ大統領はすでに来年の選挙を見据えて色々やっているのだから、安倍さんも線を引いて日本として毅然とした態度を!」と語ってくださいました。
さて、そんな中、今日帰国となるトランプ大統領は午前中、海上自衛隊横須賀基地で護衛艦「かが」に乗船。取材した石森則和記者は、トランプ大統領に「かが」を見せることで、日本としてもちゃんと自立の努力をしているのだとアピールしたいというのも見えたとレポートしてくれました。
▼海上自衛隊最大の艦艇、護衛艦「かが」
▼「かが」を視察するトランプ大統領。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介しています。今日は、旧優生保護法のもとで障害を理由に強制的に不妊手術を受けさせられた女性が国に賠償を求めている裁判のニュースをピックアップ!
『今日のオピニオン』 コメンテーター 俳優の石田純一さんが語り下ろすテーマは「女性活躍を本気で考えよう!パート1」女性活躍は、安倍政権の政策の一つの柱ではあるものの実態はまだまだ伴っておらず、候補者男女均等法の法律施行から1年経ってみても、現職の先生方は男性が多いのも事実です。
フランスは、2000年から「パリテ法」というものがあり、女性議員が4割を超えました。
日本はどうでしょうか?
大企業の女性の正社員は25%、女性社長は3%...。また、86ある国立大学での女性の学長は4名にとどまっています。
石田さんは、「2019年、だいぶ良くなってきているとは思うが、企業などの役職にも均等法が必要では?女性の躍進を進めることは、経済の政策としても効果あり!来週は経済の視点でこのお話をしていきたい。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 松島茂アナウンサーが取り上げたのは、「サッカー女子ワールドカップ」の話題です。
お電話を繋いだスポーツライターの江橋よしのりさんによると、「グループリーグ突破は確実!」とのこと。また、澤穂希選手の跡を継ぐものがなかなか出てこなかったが、22歳の杉田妃和選手には注目だと教えてくださいました。
フランス開催ということで、イギリスをライバル視しているフランスのサポーターが、日本を応援してくれそうだという面白い情報も!「サッカー女子ワールドカップ」来月7日開幕です。
『ニュースパレードアネックス』 登戸駅近くで、今朝起きた殺傷事件。 現場は、近くにある私立の学校、カリタス小学校のスクールバス乗り場でした。 そのカリタス小学校では保護者を集めての説明会が開かれています。西村志野記者がカリタス小学校前から、説明会に赴く保護者の方の声を紹介。
事件を受け、神奈川県は県内の全ての私立学校に対し、通学時の安全確保を求める通知を出したそうです。
今回の事件を目撃した児童や生徒がいたら、心のケアなどの支援もするとしています。
▼現場にはお花をたむける方が後を絶ちません。
【今日の1曲】 Overjoyed / スティービー・ワンダー -
登戸の悲惨事件
こんばんは、竹田有里です。
今日は、本当に心が痛むニュースをお伝えしました。神奈川県川崎市の小田急線登戸駅近くで起きた殺傷事件。
スクールバスを待つ小学生16人と大人2人が刺され、そのうち
私立カリタス小学校の小学6年生の女子児童と39歳の保護者の男性が犠牲になりました。
身柄を確保された50代の男も自分の首を切りつけていて、死亡しました。怒りのやり場もないこの凄惨な事件...
カリタス小学校の記者会見で校長先生が、
「これからの子供達の安全確保はもとより、この深い心の傷、子供達の心のケアに万全を尽くしたいと思います」と
おっしゃっていましたが、深い心の傷を負ってPTSDになってしまう子供もこれから出てくるかもしれませんので、
今後の心のケアは本当に重要になってきますね。犯罪心理学の専門家で、東京未来大学 こども心理学部長教授の出口保行さんに話を伺いました。
出口さんは、
・切りつけたとみられる男は、社会に深い恨みがあり強い殺意があったのでは
・生きる力を失い、最後「拡大自殺」(社会に対する恨みを持つものが、周囲を巻き込んで自殺をすること)をしたいと思ったのでは
・同世代の大人ではなく、子どもや女性などを狙ったのでは
と分析。
さらに、こうした犯罪を防ぐためには、防犯カメラをわかりやすいところに設置し、大人の見守りなど「大人の存在感」を
全面に出すことが大切だとお話しされていました。ただ、学校現場はこれまでも安全確保に努めてきていますが、共働きの家庭も増えるなか、
こどもの行動を含め、登下校の全てを見守ることは本当に難しいことです。
子どもたちをどう守るか、改めて考え直さないといけないのではないでしょうか。重軽傷を負われた方々の一刻も早いご快復をお祈りします。
明日のサブキャスターは、水谷加奈アナウンサーです!
お楽しみに!
(浜松町午後6時過ぎ。雨が降りそうなどんより雲になってきました) -
レポート:後藤知紀記者
今日は、日頃からユニバーサルスポーツを精力的に取材している後藤知紀記者に、東京2020パラリンピックの正式競技「シッティングバレーボール」について伝えてもらいました。
一昨日まで4日間にわたって、千葉ポートアリーナで行われていた「シッティングバレーボール」の女子国際強化試合「シッティングバレーボール チャレンジマッチ 2019」。
取材して感じたこととして「シッティングバレーボールは、立ってやるバレーボールとルールがほぼ同じ。どこまで機敏に動けるかがポイントになってくる。アジアNO.1の中国に比べ、日本はまだまだレシーブやトスに課題がある。」と語ってくれました。
さらに、中国代表の監督に「強さの秘密」を直撃したという後藤記者!各都市にクラブチームがあり、選手はそこで常に練習。代表に選抜され、合宿を行う時点で、すでに仕上がっているそう。驚いたのは、障がい者スポーツ専用のナショナルトレーニングセンターが上海をはじめ、国内に20ヵ所もあるということ。
「技術を習得するため、業界全体で遣唐使を派遣する必要があるのでは?」と感じたということです。
そのほか、日本でキラリと光る選手の一人として後藤記者があげてくれたのは、セッターの齋藤洋子選手。今日は齋藤選手のインタビュー音声もお聞きいただきました。
来月6月10日から、タイでアジア・オセアニア大会が、そして7月13日から3日間、台東区の台東リバーサイドスポーツセンターで、クラブチーム日本一を決める「第22回 夏パラバレーボール選手権」があります。
後藤記者も「一生応援する!」と思えるほど、見どころ満載の「シッティングバレーボール」!
ぜひ一度、生でご覧になってみてください。