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第535回:古賀茂明さんをお迎えして
スペシャルウィーク最終日のニュースワイドSAKIDORI。
今日のスペシャルコメンテーターは、元経済産業省官僚の古賀茂明さんでした。
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「消費税引き上げを見送る萩生田発言の余波は? 半年をきった増税に迫る」。
自民党の萩生田幹事長代行が消費税率の10%引き上げを見送る可能性に言及し、「私個人の見解」と釈明したことを受け、山本カオリ記者によると、国会ではあくまで野党や世論の動きを見ただけで一切信じられていないと反応を伝えました。
インサイドライン編集長の歳川隆雄さんは「萩生田さんが発言でハレーションを起きるかどうかわからないはずがない。誰かの示唆があったはず」とし、「安部総理の政治決断のフリーハンドを確保するのがねらいでは」としました。歳川さんは、衆参同時選挙と増税再々延期は高まったとみています。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、今日は「そろそろ始めた方がいい? キャッシュレスの現実とこれから」。
消費税率引き上げに伴うポイント還元制度で、一躍、注目が集まっているキャッシュレス決済。クレジットカード、電子マネー、デビットカード、QRコード決済など、いろいろな種類がありますが、現在、全体の約20%しか使われていません。今後、政府はこれを2025年までに40%まで高める目標を掲げています。
「何となく個人情報とか不安だし・・・」というキャッシュ派の方もまだまだ多いですが、実は意外なところでキャッシュレスの波がやってきています。それが京都の世界遺産、二条城! 外国人観光客から入場料のキャッシュレス化の要望が多く、利便性向上のため4月1日から導入されました。
世界に比べるとまだまだ普及率が低い日本、世界標準にすべく今後どのような広がりを見せるのか注目が集まります。
細木美知代記者は、キャッシュレス決済に関する街の声を取材。
若者が多い秋葉原では、キャッシュレスでポイントを貯めて得したいという声が多く聞かれ、シニア世代が多い巣鴨では「機械はややこしい」という声もありつつ、「キャッシュレスが生活圏内で増えていて実際使ってみると本当に便利」と、利便性を体感している方もいらっしゃいました。
普及するにつれて心配になるのが「セキュリティー」、古賀さんもこの点はしっかり対策してほしいとお話してくれました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。
17時からのニュースパレードでお伝えする内容を紹介しました。
そして、いよいよ被災地応援企画も最終日! 今日は、2011年3月12日に発生した「長野県北部地震」で被害を受けた長野県栄村にお電話を繋ぎました。
プレゼントは、栄村で収穫されたトマトを100%使った「さかえむらトマトジュース」を5名様に! 食塩入りとなしの2種類があります。
両方を試飲した荻原さんも「スッキリ、おいしい!」と絶賛でした。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「郵便局にお気をつけなさい!」。
4月1日に郵便局の預け入れ限度額が1300万円から2600万円になりました。そんなお話から、郵便局で投資信託や変額個人年金保険といったリスク商品の積極的な販売が目立つという話題に。投資信託は最初に1万円で購入するのですが、その後1万円が割ったものが4割あったり、変額個人年金保険も募集停止が7本もあるなど「ゆうちょ大丈夫?」と思う疑問に思うとお話してくれました。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、鈴木純子アナウンサーが担当。
今日のテーマは「カーリングの未来をサキドリ」。「そだねー」や「もぐもぐタイム」で話題となった女子カーリングのこれからについて、女子カーリングチーム ロコソラーレ代表理事 本橋麻里さんにお話を伺いました。
「大切なのは、一時のブームではなく競技が根づくこと。根付かせるチャンスはこの先来ないかもしれないけど、面白さを広げていきたい」と語る本橋さん。営業活動に競技PRなど、裏でカーリングを支えています。
「より多くの人にカーリングを見てもらって、選手の姿、臨場感を伝える試合を見せたい」と語ってくれました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
田中正史記者が新元号「令和」にちなんだ催しを取材! 今日は「平成から令和へ駆け抜ける宝くじ当選祈願バスツアー」を紹介してくれました。数千万当てたこともある専門家と共にパワースポットをまわり、開運を呼び込むこのバスツアー。幅広い年齢層に支持されているそうです。
今後も「平成から令和へ」にちなんだイベントがますます盛り上がりそうですね!
『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。
今日は、時代の最先端を行く様々なジャンルの方にインタビューをする「一美が訊く」。お話を伺ったのは、雀鬼会の会長、桜井章一さんです。
プロの雀士として20年間無敗というとんでもない記録を誇る伝説の雀士、その強さの秘密と素顔に迫りました。
子どもの頃から、マムシやスズメバチにやられても何ともなかったほど免疫が強かったという桜井さん、自然の中にいくと、見えない生き物たちの姿まで予言するかのように見えていたといいます。
雀鬼として必要なのは「無駄な動きをしない。自然体でいること」だそうで、その心得も自然から学んだと教えてくれました。また、勝ち続けてこられた要因として「名誉や成功じゃない。遊び、楽しみとして捉えてきたから」とのこと。修羅場のような緊張した場であっても利害を度外視した楽しさの追求する姿勢に驚かされました。
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!