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第528回:陛下即位30年を祝福
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
天皇・皇后両陛下は今日、結婚から60年を迎えられました。
今日は、国立劇場で開かれている「天皇陛下 ご即位30年・奉祝感謝の集い」にスポットを当て、この集いがどのような内容なのかをお伝えしました。
取材した文化放送・国会キャップの奥山拓也記者がレポート。1800人の人が集まったこちらの式典、どのような人たちが集まっているのか、祝辞を述べた著名人の様子や松任谷正隆さんが企画に携わった祝賀コンサートの模様をレポート。松任谷由美さん、MISIAさん、ゆずのお二人も曲を披露しました。天皇の御製、皇后の御歌にメロディをつけ、トップアーティストが歌う・・・画期的な催しに!
集いに集まった皆さんの反応を伝えてくれたのは、西村志野記者。「ご成婚60年、おめでとうございます」「いろいろあったけどよくやってくれたと思う」「感謝」「これからもずっと健康で長生きして欲しい」などの声が聞かれました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』 政府と沖縄県の会合を受けての玉城デニー知事の記者会見、そして最新鋭戦闘機の墜落事故から見える問題、2つを取り上げました。
竹田有里記者は、今日午前11時から日本記者クラブで行われた玉城知事の記者会見を取材。国の対応についての考えを話しました。昨日告示された沖縄3区の補欠選挙の展望と、その結果が辺野古移設問題に及ぼす影響を、沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛さんに解説していただきました。「一方は沖縄の問題を国会でしっかりと議論できるような代表を送りこめるか、そしてもう一方は国の方針をしっかり伝えて振興策を取る方がいいのではないかという、このあたりの民意がどうなるのか」だということです。
かわって、自衛隊の戦闘機F35Aが墜落した事故です。まずはどのような事故だったのか、細木美知代記者が概要を説明。
清水克彦デスクは、「戦闘機が1機落ちたというだけでは済まされない問題」だと指摘。
このF35Aが墜落したのは初めてのことだという点、先日決まった予算の中で膨らんでいる防衛費を無視できない点、防衛の在り方として果たして航空機をたくさん持っていることに意味があるのか?と語りました。
報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介する『SAKIDORIニュースパレード』!今日は、ケーシー高峰さんの訃報に関しても、文化放送ご出演時のアーカイブから音声をお届けするとのことでした。
『今日のオピニオン』 コメンテーター脳科学者の茂木健一郎さんが語り下ろすテーマは「新紙幣に関する素朴な疑問」我々の日常にあるお札、約20年ぶりに新紙幣となるのを受け、
・なぜ20年に一度変更するのか?⇒原版を彫る技術継承
・各人物の相場観はどこからきているの?⇒イギリスでは一般公募で20ポンド紙幣の肖像画をターナーに決定。なお、1番高い50ポンド紙幣の肖像画は「科学者」というジャンルに決められているとか。
・いつまで紙を使うの?⇒カナダやオーストラリアで採用されているポリマー紙幣は丈夫!
という、3つの素朴なようでいて意味のある疑問を語り下ろしました。日本では普通のことも、海外と比較するとまた面白いですね。
『SAKIDORIスポーツ』 担当は、寺島啓太アナウンサー。 7日に調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザ で「ワールドカップ東京大会」が行われた体操の話題をお伝えしました。8か国の選手が集い個人総合で戦った結果、1位はアメリカのミクラック選手、2位は谷川航選手、3位は白井健三選手となっています。惜しくも2位となった谷川選手の悔しそうな声と、左足首の故障が再発して不安要素のある状態で大会に臨んだ白井選手の声をご紹介しました。
『ニュースパレードアネックス』総務省は今日、高速・大容量の通信が可能になる5G=第5世代移動通信システムの電波を、携帯大手のNTTドコモなど4社に割り当てることを認めました。
そもそも5って?Gって?文系の石森則和記者が、どうアプローチしようかと悩んだ末、「思い出」という視点で「5G」を解説してくれました。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「女性も男性も注意!春の更年期障害」というお話をしてくださいました。今の季節、気温、天気、気圧の変化が激しいため、更年期障害になりやすく症状も重くなりやすいそう。男女ともに予防には運動がいいのですが、女性はウォーキング。男性は筋トレがオススメです!
【今日の1曲】 なごり雪 / 秦基博 -
天皇陛下ご即位30年 感謝の集い
西村志野です。
きょう、ご成婚60年を迎えられた天皇・皇后両陛下。
きょうは国立劇場で
天皇陛下 ご即位30年を祝う
感謝の集いが開かれました。
安倍総理や山中伸弥さん、北野武さんらの祝辞のほか、
音楽プロデューサーの松任谷正隆さん企画のもと
MISIAさんや松任谷由実さん、ゆずのお二人も参加した
演奏もありました。
天皇・皇后両陛下が詠まれた和歌などに曲をつけて
アーティストのみなさんが歌う、というコンサートでした。私は参加したみなさんにお話を聞きましたよ~!
会場周辺の警備員の数、そして行き交う車からも
そうそうたるメンバーが集まっていることがわかります。
参加者からは、
「改めて天皇・皇后両陛下に感謝の気持ちでいっぱい」
「歴史的に二度とないこの日に、この時期に、という思いで今日は来ました」
「これからもずっと健康で長生きをしてもらいたい」という声が。
みなさん口々に、感謝、そして幸せですという言葉を
口にしていました。
「平成」も、もう残りわずかですね。
きょうは冷たい雨。
新年度で環境が変わった方も多いと思いますが、
体調には気を付けて過ごしましょうね~!!