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特別番組 『文化放送報道スペシャル 平成とは』
「平成」という時代が終わりを迎え、今日から明日に日付が変わる午前0時から「令和」という新しい時代へ。
今日は『文化放送報道スペシャル 平成とは』と題して、平成という時代がどんな時代だったのか、小泉純一郎氏(元首相)、鳩山由紀夫氏(元首相)、原晋氏(青学陸上部監督)、村尾信尚氏(関西学院大学教授)、木村草太氏(憲法学者)ら様々な分野の著名人たちの声、そして午後5時からの「退位礼 正殿の儀」の生中継を交え、特別番組でお伝えしました。スペシャルコメンテーターは、記録的ベストセラー「バカの壁」の著者として知られる医学博士の養老孟司さんと、テレビでは「平成の色男」を演じつつも、素顔では社会の在り方に真摯に一石を投じてきた、SAKIDORI!火曜コメンテーターの石田純一さんのお二人。
番組進行は、鈴木敏夫報道部長と石川真紀アナウンサーでした。
斉藤一美キャスターは、天皇・皇后両陛下が初めてお会いになった所縁の場所、軽井沢会テニスコートへ。両陛下とテニスを楽しんだことのある、80代の男性、岸本さんと安永さんにお話を伺いました。
火曜サブキャスターの竹田有里記者は、被災地のひとつ、岡山県倉敷市真備町を取材。
お話を伺ったのは、お見舞いに訪れた天皇・皇后両陛下とお話をされた黒瀬さん、中尾さんでした。
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平成最後の「昭和の日」
ややこしいですね(笑)
きょうは4月29日、昭和の日でした。
どうも。昭和63年うまれ、加納有沙です。明日をもって、「平成」という時代が締めくくられます。
今日は、月曜コメンテーター金子恵美さんとスペシャルコメンテーター姜尚中さんと共に「平成」に起こった出来事やニュースを振り返りました。雲仙普賢岳の噴火
阪神淡路大震災など様々な災害
松本サリン事件
めまぐるしい政治の動き、などなど
振り返ると「災害」の多かった時代でしたね。
そんな中、天皇皇后両陛下は被災地へ何度も足を運ばれ、自ら膝を地面につけ、被災者を励ましてこられました。
そのお姿を見て、我々は何度救われたことでしょう。
支え合って生きてゆくことの大切さを何度も感じました。
私にとって「平成」は、歳を教えてくれる元号。
というのも、昭和63年1月うまれの私にとって
平成のうしろにつづく数字がそのまま自分の歳なのです。
平成31年=31歳平成は、自分が生きてきた月日を毎回教えてくれます。
三十路を越え、もう中堅とよばれる年齢になった今。
自分は社会のためになにができているだろうか。
きょうはなぜか年末のような雰囲気で、自分の人生を振り返りました。
5月1日からは【令和】の時代。
これからは「令和+30歳」をすれば、自分の歳となるわけですが...
およそ30年という平成の時代をかみしめながら、新しい時代を生き抜きたいと思いました。
明日のこの時間は
特別番組「文化放送 報道スペシャル 平成とは」です。
火曜サキドリサブキャスターの竹田有里さんは、岡山県真備町からリポートしてくれます! -
第541回:「平成」を振り返って
「平成」も残すところ、今日を入れてあと2日ですね。
今日の『ニュースオフサイド』では、コメンテーターの政治学者 姜尚中さん、金子恵美さんと共に、30年余りにわたる「平成」という時代を振り返りました。
・平成3年(1991年)6月3日 雲仙普賢岳噴火。
翌月10日、天皇皇后両陛下が被災地をお見舞いされました。
・平成7年(1995年)1月17日 阪神淡路大震災発生。
この震災で焼け野が原となった長田区の大正筋商店街には今、「不屈の精神」の象徴として「鉄人28号」の巨大モニュメントが立っています。
現地で取材中の竹田有里記者のレポートに加え、「KOBE鉄人PROJECT」事務局長の岡田誠司さんがお話を聞かせてくださいました。岡田さん、今日はベーシストとして音楽イベントにも出演されていましたよ!
・平成5年(1993年)7月 衆議院選挙で自民党大敗。
・平成7年(1995年)3月20日 地下鉄サリン事件。
・平成13年(2001年)9月11日 アメリカで発生した同時多発テロ。
『きょうのナマチュウ』 お茶の水女子大学付属中学校で秋篠宮家の長男・悠仁さまの机に刃物が置かれていた事件を中心にお伝えしました。今回の事件前には、悠仁さまの入学を批判する電話が数件あり、警視庁では事件との関連を調べています。
これまでに分かっていることを、文化放送・警視庁キャップの新岡瑞佳記者が整理。「学校安全教育研究所」の矢崎良明事務局長は、過去の池田小学校の一件から、①入口の管理の徹底 ②来校者への積極的な声かけ ③放課後を含め、子供だけにしない ④見通しを良くする という4つの教訓があるとおっしゃっていました。
お茶の水女子大学付属中学校周辺はどのような様子なのか、伝えてくれたのは田中正史記者。周辺は物々しい警備もなければ、祝日ということもあってか人の出入りも少なめでした。
続いて、10連休にまつわる動き。 仕事でなかなかお休みが取れないという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?実は大学も「大学設置基準」というしばりがあるため、ゴールデンウィーク中も授業をやっている大学が多いのだとか。
西村志野記者は、その中のひとつ、天皇陛下や皇太子さまの母校でもある学習院大学前へ。
ちょうど授業を終え、最寄りの駅へと向かう学生さんたちに、天皇ご退位と皇太子さまご即位についてと、ゴールデンウィーク中の授業についてインタビューさせていただきました。
『SAKIDORIニュースパレード』では、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。今動いているニュースの中から、経済産業省のキャリア官僚で自動車課課長補佐の西田哲也容疑者が、アメリカから密輸したとみられる覚せい剤の代替物を所持したとして、麻薬特例法違反容疑で現行犯逮捕されたニュースに触れました。
『今日のオピニオン』 コメンテーター 金子恵美さんが語り下ろすテーマは『令和の時代に求められる国会議員の役割』改元を前に、昭和と平成の政治を振り返る特集を見ていると、平成になってから国会議員はサラリーマン的になった・小粒になったと言われるが、それは小選挙区制という選挙制度や時代から来るものも少なからずあるし、偉大な政治家はいらっしゃると金子さんは言います。
なかでも外交の面で、中国を始め各国に足しげく長年足を運び人脈を作った野中広務さんを紹介し、中国や韓国との関係がうまくいってない現代、「嫌いだから」とか「外務省がすることだから関係ない」じゃなくて、枠にとらわれず足しげく通うこと、これこそが沖縄の問題へ繋がると思うし国会議員に求められることだと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎アナウンサーが取り上げたのは、「体操 全日本個人総合」の話題。内村航平選手が予選落ち、白井健三選手も決勝で最下位という結果の中、優勝を果たしたのは谷川翔選手。二連覇達成となりました。
37位という順位に終わった内村選手、「練習でできないことは本番でもできない」と淡々と自身を振り返り、東京五輪について問われると「夢物語です、もう」と語っていました。
『ニュースパレードアネックス』 先月12日の「期日奉告の儀」を皮切りに、皇位継承に伴う一連の儀式に臨まれてきた天皇・皇后両陛下。 いよいよ明日午後5時から、皇居・宮殿で「退位礼正殿の儀」に臨まれます。明日の予定や交通規制をまとめて伝えてくれた伊藤佳子記者。
また、「平成」と言う時代について語る山崎拓さん、佐野史郎さん、平野早矢香さんのお声もお聞きいただきました。
『芸能アラカルト』 では「山田美保子さんが選ぶ 平成3大芸能ニュース」と題して、平成31年間で特に印象に残っている事件やニュースを語っていただきました。・平成8年(1996年)石田純一さんの「不倫は文化」発言
・平成21年(2009年)酒井法子さん、覚せい剤所持で逮捕
・昭和63年(1988年)~平成28年(2016年)の活動期間、平成を象徴する「SMAP」
【今日の1曲】 SOMEDAY / 佐野元春
明日のSAKIDORI!の時間は、特別番組『文化放送報道スペシャル 平成とは』をお送りします。ぜひお聴きください。【キャスター】 鈴木敏夫 【アシスタント】 石川真紀 【コメンテーター】 養老孟司さん 石田純一さん
メールは special@joqr.net までお送りください。
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第540回:日米首脳会談をサキドリ
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「緊密な関係は何を生み出すのか? 日米首脳会談、明日開催」。
明日未明、トランプ大統領との日米首脳会談に臨む安倍総理大臣。強固な日米同盟を内外に示すことができるのか、また6月に開催されるG20を見据えての話し合いはできるのか、掘り下げました。
衆議院選に向けて、「外交の安倍」を売り込みたい安倍総理大臣ですが、今回の首脳会談で議論のひとつになるとみられるアメリカの「為替条項」導入要求。みずほ総合研究所欧米調査部長の安井明彦さんに詳しいお話を伺いました。
「為替条項」とは、貿易で有利になるために為替を動かしてはいけないという条項で、もし破った場合は罰則が下されます。貿易不均等の解消を目的としたアメリカ側からの要求ですが、日本側は金融政策の運営に制限がでるのではないかと慎重です。
また、G20に向けた協力を得たいということもあるようですが、国際ジャーナリストの榛名幹男さんによると、今回の会談の一番のポイントが貿易問題と環境問題、まとめるのは生易しいものではないということです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「天皇陛下ご退位まであと4日。最後のご公務へ」。
今日、天皇皇后両陛下は、皇居の外では最後となるご公務「みどりの式典」に参加されました。
沿道には天皇皇后両陛下を一目見ようと多くの一般の方が集まり、声援を送りました。
そんな盛り上がりの中、裏で進められているのが来週の皇位継承の儀式に向けての警備態勢。
吉田涙子記者が、検問が行われている東京国際フォーラムに近い鍛冶橋通りから中継。5分に1台ほどの間隔で行われており、突然の検問に驚く方もいれば、「天皇のご退位、ご即位の関係で・・・」と警官から説明があると喜ばれる方もいたそうです。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。
ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「介護施設に文化を!」。
画家の吉井淳二さんが残した介護施設を見学しに鹿児島にいったという荻原さん。その施設では4000坪という広い土地に美術館があり、なんと施設の中にも吉井さんの絵画が飾られているそうです。施設を運営する方にお話を伺うと「絵を見ることで患者さんが優しい気持ちになり、暴力的な気持ちはなくなります」と絵画の効果を実感。寝たきりの方のベッドの天井にも絵画を見えるようにすることで気分転換になるとお話してくれました。
他にもこの施設では患者さんの尿意を細かく記録し管理することで昼間のおむつゼロを実現したり、綺麗なステンドグラスがある霊安室を玄関の横に置いてお見送りできるようにするなど、「人間の尊厳とは」を考えさせられる内容でした。
金曜は、鈴木純子アナウンサーが担当の『SAKIDORIスポーツ』。
今日は、4月27日~29日まで東京辰巳国際水泳場で開催される「アーティスティックスイミング ジャパンオープン」の見どころを小谷実可子さんに伺いました。
アーティスティックスイミングとは元シンクロナイズドスイミングのことで、今回の大会は22ヶ国が参加。「オリンピックで見られるデュエットやチームの他に、この大会ならでは新しい種目もあるため華やかな大会になる」と小谷さん。
現役復帰をしたロシアのスベトラナ・ロマシナ選手のソロや、日本チームでは乾友紀子選手の成長に注目ということです。また最終日はエキシビジョンも予定されていて、アーティスティックスイミングの魅力を堪能できる3日間になりそうです。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
高校球児の球数制限問題について、日本高等学校野球連盟による有識者会議が行われ、岡田紀子記者が取材しました。
何百球と投げ続ければ肘への負担は大きく、これまでの選手を見てきても故障の可能性は大いにあります。
しかし、多角面から様々な問題が絡んでいるため、簡単には答えは出そうにないこの問題、今回は初会合でしたが今後どのような結果になるのか注目が集まります。
『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。
日本のニュースを日々世界に向けて発信するニュースサイトnippon.com編集局 チーフエディターの持田譲二さんからお話を伺いました。
今日のテーマは「超金融緩和のあだ花、アパート・マンション経営ブーム」。
土地持ちの方に今増えているという「アパマン運営」、主な理由は相続税対策だといいますが、物件が増えることで住民も分散し、予定していた家賃収入が得られずに借金をしてしまうという経営者もいるそうです。スルガ銀行問題も記憶に新しく、同じように厳しい経営状態に陥らないためにも、投資の側面もあるということ、すべて借金ではなく自己資金で行うことも重要ということでした。
【今日の一曲】 ブルーバード / いきものがかり
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!
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こんにちは!
小さなことからコツコツと!西川あやのです!
今日は、
日本時間明日未明に開かれる日米首脳会談
「為替条項」とは?
6月に行われるG20など
皇居の外で望まれる最後のご公務となった「みどりの式典」に出席された
天皇皇后両陛下のご様子
車両の検問や高輪皇族邸の様子
明日から開催されるアーティスティックスイミングジャパンオープン
高校野球の投手の球数制限に関する有識者会議
などについてサキドリしました!
荻原さんの語り下ろしたオピニオンは
「介護施設に文化を」明日からは10連休!という方も多いのではないでしょうか。
今日が"平成最後の出勤日"の皆様、お疲れ様でございます。
連休嬉しくない・・なんて意見も見かけましたが、
SNSを覗くと私の周りは、今日から11連休で今日から海外なんて人も!
なんだかんだ言って浮かれるものですね。
連休中も変わらずお仕事・・という方も、休みを満喫!の方も、暇な方も
どうぞ文化放送でお付き合いください~!来週も少し普段とは違う形でお送りすることになるやもしれませんが
どうぞ宜しくお願い申し上げます! -
養老孟司さん
こんにちは。 永野景子です。
平成が間もなく終わりますね。
色んなことがありましたね。
今日、ニュースパレードアネックスでもお話しましたが、
平成最後の日、4月30日(火)のニュースワイドサキドリは報道特番になります。
『文化放送 報道スペシャル 平成とは』と題し、
東京大学名誉教授の養老孟司さんをスペシャルコメンテーターにお迎えします。
番組では養老さんに「平成」を振り返っていただくため
事前に色々とやり取りをしているんですが、養老さんが強く印象に残っている出来事は
平成7年に集中しているそうです。 1995年ですね。
阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、円高...。
色々なことがあった年ですが、養老さんは「今」につながっているとおっしゃいます。
阪神淡路大震災以降も様々な場所で震災があった、
地下鉄サリン事件以降も様々な事件が起きている、
経済情勢もしかり。
あの年は、『今の始まりなんですよね』とおっしゃいます。
すごい...
『今の始まり』なんて素晴らしいフレーズ、普通の会話で出るなんて...。
~と、何だか感動しました。
さすが、養老さんですね!
『文化放送 報道スペシャル 平成とは』
4月30日(火)、15時30分から17時50分オンエアです!
明日のサブキャスターは、
平成7年は何歳だったか聞きたくない、西川文野アナです! -
あすから梅酒まつりです!
10連休はとれないんだよなぁ
でもどこか行きたいなぁ
遠出するのもなんだかなぁ・・・そんなアナタにぜひおすすめのイベントがあります!!!!!!
全国梅酒まつりin東京!!
あすから4日間、上野公園内にある上野動物園 弁天門広場で行われます★ということで、今日のSAKIDORI最前線では、
一般社団法人 梅酒研究会の事務局長
石川誠さんにインタビューしてきました!!!!!!!!
今日はスタジオで、あすからの梅酒まつりで
試飲可能な広島県 賀茂鶴酒造株式会社 賀茂鶴純米酒梅酒と
福岡県 研醸株式会社 レモネード梅酒を
一美さんと永野さんに飲んでもらいました♪スタジオはおいしそうな香りに包まれましたし、
お二人ともぐいぐいっと梅酒の魅力に引き込まれていたようでした!!!!!!!!!!!!
そのほか、梅酒ビールなどもあるそうです★
ぜひみなさん足をお運びください♪ -
第539回:露朝首脳会談、それぞれの思惑
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
今日は本題に入る前に、カルロス・ゴーン 被告の保釈を東京地裁が認めたニュースをお伝えしました。
東京拘置所前から、細木美知代記者がレポート。前回の保釈ではゴーン被告が変装していたこともあり、海外メディアを含めたくさんの報道陣が3mを超える脚立を立て、みな神経をとがらせながらスタンバイしているところ。この時間はまだ出てくる動きはありませんでした。
それでは、本題へ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とロシアのプーチン大統領は25日、 ロシア極東のウラジオストクで、初めてとなる首脳会談を開催。気になるのは双方の思惑ですが...
【ロシア側の思惑】ロシア政治がご専門の筑波大学教授 中村逸郎さん⇒「ロシアとしては、北朝鮮を経由した韓国への天然ガスのパイプライン敷設など3千億円規模のビッグビジネスをスタートさせたい。非核化は優先順位で言えば低い。
【北朝鮮側の思惑】北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」の編集長 高英起さん⇒「ここでロシアとの関係を強めることで、アメリカへのけん制と言う意味もあるが、1990年代まで旧ソ連と中国の間を行ったり来たりするコウモリ外交を続けてきたのが北朝鮮。今も周囲を見てうまく立ち回ろうとしていると見られる。」
『きょうのナマチュウ』テーマは 「バンクシーの作品らしき"ネズミの絵"、東京都庁で公開チュウ!」風刺画アーティスト「バンクシー」の作品に似たネズミの落書きが、今朝から東京都庁で一般公開されています。
東京都庁には西村志野記者が行っていました。来月8日まで第一本庁舎2階にて展示中の件の絵。A4サイズほどの大きさで、手で触わることが出来ないようにアクリル板で覆われ、展示されているそうです。
お電話を繋いだのは、「バンクシー」に関する本を翻訳してきた東京芸術大学の教授の毛利嘉孝さん。
実は「バンクシー」自身が編集した作品集のなかに、今回の絵と同じ「ネズミ」の絵が「2003年・東京」とキャプチャーして載せられているそうで、本物の可能性が高いと毛利さんは見ています。モチーフの「ネズミ」にも意味があり、「社会の嫌われ者・日陰者で、駆除されるべき対象。しかしその一方でパワーがある。バンクシーは自画像のようにネズミを登場させている。」ということでした。
ただ、毛利さんは今回の展示を「話題になっていること自体はバンクシーっぽくて面白いが、グラフィティというものはその場にあることが大事。恭しく飾るというのはどうなのか?ネズミにとって幸せじゃない感じがする。」ともおっしゃっていました。
落書きはそもそも違法行為ですが、表現の自由や海外を見てもリスペクトするような様々なケースがあります。東京都が絵を保存するというのは、落書きを肯定しているかのようにもとれるため、否定的な意見も多く、判断は難しいですね。▼こちらは、一美キャスターが新橋で見つけたというネズミのグラフィティ!都庁に飾られている物とは絵が反転していますね。これは...本物か偽物か!?
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスター。17時からの『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介してくれています。今日は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に対する抗議活動をめぐり、威力業務妨害などの罪に問われた沖縄平和運動センターの山城博治議長のニュースをピックアップ。
真紀さんも以前、沖縄で山城さんにお話を伺ったことがあるそうで、とても素敵な方だというお話をしてくれました。
コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんの『今日のオピニオン』 テーマは『高齢ドライバー問題、もっと広い視野で見よう』池袋の暴走事故について、和田さんは、「こういう痛ましい事故がひとつ起こると、高齢者ドライバーの全員が危険だと言われてしまうのはいかがなものか」と疑問を投げかけました。
自動車はそもそも走る凶器で、統計的には10代・20代の起こす事故の方が多いというデータもあり、昔は年間2万人にも及んでいた交通事故死亡者が、現在は3500人にまで減ってきているといいます。
「高齢者が車に乗らないことでたしかに事故は減るかもしれないけれど、免許を取り上げられることで、家にひきこもって老化を進行させてしまったり、車の代わりに自転車に乗るようになってケガをしてしまうことも。 高齢者の怪我や元気を奪ってしまう。車は有益!そういう論じ方も必要ではないか?」と語り下ろし!
『SAKIDORIスポーツ』 長麻未アナウンサーが、「ラグビー日本代表候補に外国人選手が多いのは?」という切り口で、ラグビー初心者にも分かりやすく解説してくれました。
・出生地が日本
・両親または祖父母のうち1人が日本出身
・日本に36ヵ月以上継続して居住しているという条件を満たせばOK。日本代表を選ぶということは、自らの出身国の代表の資格を捨てるのと同じ意味になるのだそう。
そして、明日はサンウルブズ、明後日はウルフパックの試合が、秩父宮ラグビー場にて開催されますよ!
『ニュースパレードアネックス』 天皇皇后両陛下は、大きな災害のたびに積極的に被災地を訪れ、被災者の前でひざをつき、一人一人の声に丁寧に耳を傾けてこられました。被災地をまわり、慰問を受けた方々を取材している石森則和記者が、阪神淡路大震災で店舗兼自宅を失ったものの、陛下に会ったことで再び立ち上がった花屋さんの森本照子さんの声を紹介してくれました。
天皇陛下の慰問の足跡をおった特別番組「膝をついて、手を握る~天皇陛下が皇后さまと歩いた被災地」は、4月30日(火)17時57分から放送します。 こちらも、ぜひお聴きください。
『SAKIDORI最前線』 吉田愛梨レポーターが取り上げたのは、ゴールデンウィークにオススメの、東京で楽しめる「梅酒イベント」!スタジオでも2種の梅酒の試飲させていただきました。一美キャスターも永野サブキャスターも、梅酒好きということでテンション高かったですねー(笑)イベントの詳しい情報は『世の中SAKIDORI~最新 映画・本・お店情報 By吉田愛梨』をご覧ください。
【今日の1曲】 ロケット・マン / エルトン・ジョン -
バンクシー作品?都庁で公開
西村志野です。
きょうは都庁へ!
覆面アーティスト、バンクシーの作品らしきネズミの絵が
公開されました。まだ本物かどうか、わからないということですが
見たい、写真におさめたいという方が
常に列を作っていましたよ~!
みなさん写真を長い時間撮っているなあと思ったら、
作品に触れることのないようにアクリル板で覆われているため
反射してうまく撮れない!と試行錯誤。撮影した写真を眺めながら、
お友達に写真を送りますと話す女性もいました。
なかには
本物かどうかはわからないけれど、
こんなに人が集まる魅力があるもの、ということで
いいのではないでしょうかという方も。東京都としては、
「公共物への落書きは決して容認できるものではありませんが、
一方でこの絵を見てみたいという声や問い合わせもあることから、
一定期間実物を見ていただく機会を設定した」としています。
展示は
東京都庁第一本庁舎 2階北側で
きょうから来月8日まで。
あすからは午前9時半から午後6時半までで、
最終日は午後2時までの公開です。 -
第538回:ノートルダム大聖堂修復支援の動き
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
フランス・パリのノートルダム大聖堂 の火災を受け、世界的に活躍するフランス料理の三國清三シェフらが「ノートルダム大聖堂火災修復支援プロジェクト」を立ち上げ、日本記者クラブで記者会見を開きました。
会場から細木美知代記者のレポートと、発起人である三國清三さんにもご登場いただきました。
「(大聖堂が燃えてしまって)本当に心が痛かった。3.11など、色々なところでフランスのシェフたちが日本を未だに支援してくれている。我々も恩返しできたら...。金額は大きくないかもしれないけれど、壁紙一枚でも助けてあげたい。修復が終わるまで支援したい。」と、ノートルダムへの思いを語ってくださった三國シェフ。
今日から全国のフランス料理店に呼び掛けて募金箱を設置、5月からはチャリティーメニューを提供して売り上げの一部を寄付金に充てるなどしていくということです。
お電話を繋いだのは、都市・建築学がご専門の東北大学大学院の教授 五十嵐太郎さん。「大聖堂修復の道筋」には①内外を元のように直す。②内側だけ元のように直す。③全く新しくする。とあり、意外かもしれませんが、これまでのゴシックの大聖堂の建築を見ると、③の新しくするというのは、フランスらしいやり方なのだそうです。「どの道を選ぶかになってくるけれど、あんまり議論しないでエイヤ!ってやったら、5年くらいで出来ちゃう。数十年とかはかからない。」とのことでした。
コメンテーターの古谷さんもおっしゃっていましたが「批判を承知の上で申し上げると、まだまだ日本でも復興途中の場所がたくさんある。まずは同胞のことが先じゃないかなって思っちゃう。」という意見も。
2つのニュースをお伝えした『きょうのナマチュウ』まずは、ロシアと北朝鮮の首脳会談が明日開かれるのを受け、西村志野記者が、今日これまでの動きを整理。
プーチン大統領と金委員長との会談は、明日、ウラジオストクの極東連邦大学で開かれる見通しとなっています。
かわって、池袋で起きた車の暴走事故の遺族と代理人の弁護士による記者会見会場からの中継。
始まったばかりの記者会見の模様、目を真っ赤にして声を詰まらせながら語る遺族の言葉を竹田有里記者がレポートしてくれました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンター、石川真紀キャスターです。17時からの『ニュースパレード』でお伝えする主な内容の中から、今日は「コンビニの店主が24時間営業の見直し要望を、本部が一方的に拒否して店主に不利益を与えた場合、公正取引委員会は独占禁止法の適用対象とする方向で検討に入った」というニュースに触れました。
『今日のオピニオン』 コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんが語り下ろすテーマは『現代日本の縮図・大阪12区』沖縄補選、大阪補選を振り返って、古谷さんは「自民が負けたということ以上の意味を感じた」と言います。
日本の総人口は8年前くらいから減少し続けていますが、実はこの大阪12区はだいぶ前から人口が減少し、産業移転、産業空洞化が起きている場所なのだとか。「大阪12区という場所はこれからの日本の未来を一歩も二歩も早く経験した地域だと言える。日本の未来予想図的な地。選挙の結果を改めて見てみると、既存の自民党もダメ、既存の野党もダメ、残る改革・刷新へ一縷の希望を託したということだろう。東京もこの先、大阪12区の結果のようなことが起きうる。」と、示唆的で予言的な結果であったと語ってくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』 土井悠平アナウンサーが、陸上女子長距離の指導者で、シドニー五輪 金メダリストの高橋尚子さんらを育てた小出義雄さんの訃報を、小出監督と長いお付き合いをされていた 金哲彦さんにお電話を繋いでお伝えしました。選手ひとりひとりのことを考え、時にはうまく乗せて、心をつかむカリスマ性溢れる方だった小出さん。ご冥福をお祈りいたします。
『ニュースパレードアネックス』 天皇陛下の退位と新天皇の即位を来週に控え、警視庁で今日、期間中の警備について話し合う会議が開かれました。 来週の火曜と水曜、どのような警備が行われるのか?新岡瑞佳記者によりますと、「喜ばしいことなので水を差すことの無いよう、物々しい警備はしない」としているそうですが、東宮御所から皇居へお車でご移動されるため交通規制が行われるとのことで、警視庁は迂回ルートを使うよう呼び掛けています。また、今のところ、大晦日のようなカウントダウンイベントを行うという話は出ていませんが、渋谷には機動隊を配備するようです。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「ついつい先送りにしてしまうことをなくすコツ」というお話をしてくださいました。
子どもなら宿題、大人なら企画書、主婦なら掃除...先送りしちゃうことありますよね。
実は先送り癖には
・A10神経が働きにくくなるタイプ
・脳の扁桃体が過剰に働き過ぎるタイプ
・後で何とかなると楽観視してしまうタイプ
・細かいことまで気になって、結局、先送りしてしまうタイプ
と、4つの脳のタイプがあるそうです。タイプ別の対処法をアドバイスしていただきました。たかよし先生の最新刊「『ついつい先送りしてしまう』がなくなる本」もチェックしてみてください。