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第497回:米朝首脳会談のポイントをサキドリ
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』は、国際ジャーナリストの春名幹男さんをスタジオにお迎えし、2度目の米朝首脳会談のポイントと着地点についてお伝えしました。
前回の首脳会談を現地シンガポールで取材した清水克彦デスク。結局、北朝鮮は何一つ義務を負っておらず、「世界が注目した会談だったが、成果らしい成果はなかった。」と説明。
今回の首脳会談について春名さんは、「具体的に何が出てくるのか予測できない部分もあるが、法的な拘束力のない平和宣言が出るんじゃないかという声はある。そうしてトランプ大統領は、「また進展がありましたよ」という打ち出しにしたいのだろう。」とおっしゃっていました。非核化に関して急ぐ必要がないとしているトランプ大統領の思惑については、3度目の首脳会談を視野に入れているからで、来年の大統領選真っ最中にぶつけてくる可能性も示唆。
引き続き、春名さんにも残っていただいて、米中貿易戦争の行方をサキドリした『きょうのナマチュウ』まずは去年以降のアメリカと中国の貿易戦争について、西村志野記者が簡単に振り返り。
慶應義塾大学教授の渡邊頼純さんには、トランプ大統領政権下ではよくあることだというライトハイザー通商代表とのやり合い、知的財産権に関してアメリカが問題視している点について詳しく解説していただきました。
また、来月行われる予定で調整しているという米中首脳会談の焦点については、中国の産業政策「中国製造2025」で交付されるとされている大量の補助金に枠をはめられるかが最大のテーマだというお話でした。
『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが、雪国ならではのエクササイズ「ジョセササイズ」をご紹介!雪国で住民を悩ませる雪かき(除雪)をエクササイズとして楽しもう、という取り組みが西会津町から広がっているそうです。
石田さんの「雪が降ったときには、僕も除雪させていただいています。」という一言に、笑顔あふれるスタジオ。
『今日のオピニオン』 コメンテーターは俳優の石田純一さん。テーマは「そんな理屈で憲法改正?」自衛官募集「自治体の6割が協力拒否」という安倍総理の発言を取り上げ、先週に引き続き、「ファクトチェック」の義務について語り下ろし。
1741の自治体のうち、2017年度に名簿を提出したのは36%の632。また、全体の53%にあたる931自治体は住基台帳の閲覧と書き写しを認めているという事実に、「自治体はきちんとやっている。ゆるく見ても90パーセント以上は協力しているのに、これで憲法改正をうたうのはとても怖いこと。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 飯塚治 アナウンサーが、注目のルーキー 千葉ロッテマリーンズの藤原恭大選手をピックアップ!ライオンズナイター千葉ロッテマリーンズ応援リポーターのかわのをとや さんにお電話を繋ぎました。
強肩とクレバーさ、左打ちで左投げ、しかもイケメン!みんながワクワクしてしまうような選手だそう。中学時代には野球部の監督から「キャッチボールだけでみんなの肩が壊れるからやめてくれ」と入部を断られるなど、すごいエピソードも。
お話が止まらないかわのさんでした(笑)
『ニュースパレードアネックス』 渋谷区の児童養護施設で施設長の大森信也さんが、かつて2012年からこの施設に3年間入所していた田原仁容疑者に刃物で刺され死亡した事件。警視庁キャップの新岡瑞佳記者によりますと、2~3週間前に100円ショップで購入した刃物を凶器として使ったことや、刃物の柄が外れていたこと、田原容疑者は家賃滞納で大家さんともめていたことも分かってきたということでした。
【今日の1曲】 青いイナズマ / 林田健司