記事
-
第490回:ふるさと納税の今後
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「ふるさと納税の行く末は?」。
地方税法改正案の成立によって、6月以降制度の見直しが図られます。改正によって、変わることは3つ。
・返礼品が調達額の3割以下にすること
・地場産品であること
・基準を満たさない場合は指定を取り消し。2年間は指定は受けられない
これに対し、総務大臣から批判を受けている大阪府泉佐野市は3月末まで返礼品に加えて、ギフト券を還元するキャンペーンを実施! 泉佐野市ふるさと納税担当の木ノ元誠さんによると、改正による返礼品事業者激減を緩和、特設サイト「さのちょく」の周知を目的にしているといいます。
経済評論家の池田健三郎さんは、「ふるさと納税は地方を元気にしていく!が意義。自治体は大きいものから小さいものまであり、地場産品の有無もあるので、今後は自治体に工夫が求められる」ということです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「改元によるトラブルを防げ! 経産省が説明会を開催」。
5月1日の改元に向けた情報システムの改修に関する説明会を経済産業省が実施。今日まさに行われている会場から細木美知代記者がレポート!
役所などで扱う大事なデータは西暦で管理しているため、影響は限定的だろうと言われていますが、「2000年問題」や「昭和から平成への改元」の時に比べてIT化がかなり進んでおり、今はデータも繋がっているため、データ交換の際にトラブルが発生する可能性はあるそうです。
後半は、昨日発生した埼玉県春日部市のプラスチック加工工場火災の現場から最新情報をお伝えしました。
『SAKIDORIニュースパレード』は石川真紀キャスター。
取り上げたニュースは、「通信制高校 eスポーツコースが4月に開校!」。
大阪府富田林市の神村学園高等部が4月よりeスポーツコースを開校します。まだまだ日本では浸透していないeスポーツ、学校側はゲーム漬けというわけではないと説明した上で、プロゲーマーを講師に呼び、生徒が好きなもので輝ける環境をつくるとしています。
荻原さんも実はゲームをするそうで、「子どもが将来1億円プレイヤーになるかもと思えば応援したいですよね」と肯定的です。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「公的年金の活用法」。
公的年金というと「将来もらうもの」と考えがちですが、実は今使えるものもあります。それが遺族年金と障害者年金。
両親どちらかが亡くなった場合、子どもが18歳になるまでもらえるのが遺族年金、障害者年金は鬱など精神的な病気も含まれているため、もしも配偶者が患ってしまった場合は申請ができます。将来ではなく、今行っている問題にも対応している公的年金、困ったときはぜひ頼ってください。
『SAKIDORIスポーツ』は、土井悠平アナウンサー。お伝えするのは「明日開幕する世界最高峰のスーパーラグビーについて」。
明後日、初戦を迎えるサンウルブズの堀江翔太選手とお電話を繋ぎ意気込みを伺いました。現在、術後のリハビリ中の堀江選手、初戦のシャークスは南アフリカのチームでフィジカルが高く、ボールもよく動かすチームで手ごわい相手だそう。しかし、フォワードが前に出ることで自分たちの試合はできると語ってくれました。
『ニュースパレードアネックス』。
山本カオリ記者が国会からこれまでの審議の模様を伝えました。
『世の中SAKIDORI』は、ビジネス先取り。
ニュースサイト「nippon.com」でアラビア語サイトを担当している八山勇士さん。テーマは『日本社会と二重国籍問題』。
先日、帰化して日本国籍を取得、ハッサンさんから八山さんになりました。今回、エジプト国籍を喪失されたことへの正直な気持ちと、今後、大坂なおみ選手など、二重国籍問題に揺れる方の心情を語ってくれました。
【今日の一曲】 ultra soul / B'z
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!