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マグロが食べられなくなる!?
こんばんは、竹田です。
青森県大間産クロマグロに史上最高3億3360万円の値がついて大きな話題を集めた新年の初競り。
今日から、豊洲市場でマグロのセリを「見学者用デッキ」から見られるように
なりました。
このデッキは、競り場と同じフロアにあり、ガラスで遮られているものの
掛け声などが聞こえてきて、競りの熱気を感じられようになっています。
初日の今日は国内外の観光客の方々で賑わっていたそうです。さて、日本人だけでなく海外からも愛されているマグロが、食べられなくなる日が来るかもしれないというのです...
太平洋クロマグロの乱獲で絶滅の恐れがあるとして、ここ数年、国際会議での各国の漁獲量で議論を呼んできましたが、日本は目下漁獲枠の拡大を求めています。が、日本の漁獲量は、30キロ以上のクロマグロは1年間で4882トンと定められています。東京海洋大学の勝川俊雄准教授によると、
マグロは回遊魚のため、漁獲量は水温や餌となるイワシ等の状況など自然環境に左右されやすく、資源管理を行うのが難しく、地域によって漁獲高が毎年変動するといいます。
それが、漁業者の早獲り競争の要因となっているんだそうです。
だからこそ、個々の漁船にあらかじめ漁獲枠を公正に配分することが大事なのですが、現状は小規模漁業者が不利な割り当てとなっているのです。
伝統的な小規模漁業者を守り、いかに持続可能な資源管理を徹底できるか注目していきたいです。
Wedgeにて「70年ぶりの漁業法改正、崖っぷち水産業はどう変わる?」を書きました。勝川准教授へのインタビュー記事です。(ちゃっかり宣伝...笑)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14738
明日は、な、な、な、なんと!マグロがお苦手という永野景子サブキャスターです!お楽しみに〜
シーチキンもダメなのかしら...美味しいのに...笑