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東証急落から貧困家庭を考える
メリークリスマス、竹田有里です。
連休明けの東京株式市場は、世界経済の先行きへの懸念から売り注文が膨らみ
2017年9月以来、1年3か月ぶりに2万円の大台を割り込み取引を終えました。
終値は、先週末に比べて1010円45銭安い1万9155円74銭でした。
西村志乃記者のレポートでは、1000円を超える下げ幅は予想外だったとの個人投資家からの驚きの声も上がったようです。背景には予算失効に伴う米政府機関の一部閉鎖などのトランプ大統領の政権運営をめぐる不透明感やムニューシン米財務長官が米金融大手首脳と協議を開いたこと自体が米株式相場が急落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどがあります。
そんな株価が急落した12月25日も残すところあと1週間足らず。年末年始は何かとお金がかかり年を越すのが大変だと、芝居や落語の題材としてよく取り上げられていますが、
日本でも今、目に見えづらい貧困が問題となっております。困難な生活環境にある子どもたちを支援するNPO法人キッズドアの理事長、渡辺由美子さんによると。
日本の"貧困"とは、一人あたり122万円/年で暮らす生活のこと。
(母子家庭の平均年収は270.3万円、全世帯では545.8万円、児童のいる世帯では707.8万円)
OECD34ヵ国調査では、子どもの貧困率の平均は13.3%にのぼり、ひとり親家庭の子どもの貧困率に至っては、50.8%と
2人に1人は貧困を強いられている状況だということです。こうした貧困は、教育格差も生じてしまっていると渡辺さんは訴えていらっしゃいました。
キッズドアの活動では、高校受験のサポートなど教育・学習支援事業を行っています。
今日電話でお話してくださった時は、大学生のボランティアの皆さんが事務所の中央区で高校受験サポートをなさっていました。
ボランティア講師によるボランティア説明会も定期的に開催されているようですよ!
http://www.kidsdoor.net/class/"子供達の成長は地域で支える"最近こんな言葉を再び耳にすることがよくありますが、
子供達の成長を応援する活動への参加の輪がこれからますます広がるといいですね。
(写真は、吉田涙子さんが可愛いクリスマスバージョンの当選者発表を一筆書きで描いてくださいました!
癒される〜)明日は、永野景子サブキャスターです!
お楽しみに〜