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給食の思い出
こんにちは、加納有沙です。
サキドリの生放送が終わると、
外からリポートを入れてくれている細木さんと西村さん、
そして天海ディレクターが帰ってきていました。この時期、外からの中継は厳しくて
身体が本当に冷えるんですよね。
生の声を届けてくれる皆さんに頭が下がります。
ありがとうございます。みんなで写真を撮る機会もないので、わいわい撮影のひとコマ(笑)
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きょうのナマチュウでは
「学校給食の"完食指導"で相次ぐトラブル」を取り上げました。昔、学校の先生から
「給食は残さず食べろ」などと言われたことがある人
今も多いのではないでしょうか。
それが原因で、不登校になったり、体調を崩す児童・生徒が多いそうです。私が小学生のころもあったなぁ...
幸い私自身は、好き嫌いもなく、さほど食べるのも遅くなかったので
注意されたことはありませんでしたが
苦手なものがいつまでも食べられない子は、給食後の掃除の時間も
ひとり教室のうしろのほうへ机を移動させて、動かない口を無理やり動かせていた記憶があります。(掃除で埃の舞う中で、ご飯を食べる辛さ...)
酷なことするなぁ...と当時から思っていました。食べろ食べろ!と言われるのが嫌で、
苦手な給食を机の中のお道具箱に入れて腐らせていた子もいました。こどもたちは、大人に論破したり、立ち向かっていく力がないため
そういった行動をとってしまったり、心や体を病む結果となってしまったりするのでしょうね。
『食べ物をおいしく食べて、健康になる』という一番の理想からどんどんかけ離れていっているようで、悲しくなります。
個人的には、
子どもたちには「食べる喜び」を感じられる人になってもらいたいので
小食の子は、食べる前に自分が食べられる量まで減らせるようにしてあげればいいと思いました。だって、中には「おかわり」するような食用旺盛な子もいるわけですから。
余らせて無駄になることも少ないでしょうし。∞
『"完食指導"は、教育のうちです!』なんて固い考え、もうやめにしていけばいいと思います。
ひとりひとりと向き合いながら、人間らしく接していきたいものですね。「給食」と聞けば、良い思い出が引き出されるような人が増えればいいのになと思う、食いしん坊な加納でした。