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第448回:ソフトバンク、ついに上場
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』 テーマ「携帯電話大手、ソフトバンク が東証1部上場。」
結果的に、注目の初値は1株=1436円と、売り出し価格の1500円を下回り、終値も下回りました。
スタジオにお越し頂いたのは、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんです。
初値が売り出し価格を下回った理由のほか、今後の展望として「5Gが本格化する流れのなか、ソフトバンクは今はかなり融資負債を抱えているが、5Gが実現した時にこの投資の数々が大きく花開いていくのではないかと思う。今後、市場に参入する楽天もプランや買い方など戦略的にやってくるだろうし、全国津々浦々にある携帯ショップが固定コストになっているのは確かなので、そのあたりの差別化もすすむと見ている。」と解説してくださいました。
今回の上場を専門家はどう見ているのか、細木美千代記者がレポート。 第一生命経済研究所の首席エコノミスト 永濱利廣さんたちのお話をまとめるとやはり「逆風のなかでの船出」とのこと。
竹田有里記者は、個人投資家の皆さんはどう見ているのか、街で取材。否定的な意見と称賛の意見両方が聞かれ、真っ二つに割れていたようです。
『きょうのナマチュウ』外国人旅行者が3000万人を突破。京都や鎌倉など人気観光地には観光客が殺到。 今日は、住民の生活に影響が出る「観光公害」「オーバーツーリズム」に注目し、対策をサキドリました。
京都大学の大学院生でもある清水克彦デスクが、京都で報告されている被害を紹介。市バスは満員で何台も見送らないと乗れない、駅で地べたに座る訪日客がいたり、明らかにゴミの投棄が増加しているといいます。京都市も対策をとってはいますが、なかなか一筋縄ではいかない現状だということです。かわって、鎌倉ではどのような被害が報告されているのか、西村志野記者が鎌倉からレポートしてくれました。やはり、観光シーズンには電車や路線バスが大混雑して、通勤・通学の足に影響が出ているとか。「観光に来てくれるのはありがたいけれど、最低限のマナーは守って欲しい」というのが、住民の願いのようです。
お電話を繋いだのは、高崎経済大学の准教授で「井門観光研究所」代表 井門隆夫さん。各自治体、どのような対策をとればいいかについて「日本のルールやマナーを知ってもらうための情報発信の工夫、それでもダメならば海外の例に習って規制をする。今のままだと、今現在集中している都市にさらにリピーターが訪れて、どんどん人がやってくる。いかに地方に誘導するか、集客が各地に分散するように政策的にやるべき。」だと語りました。
石川真紀キャスター『SAKIDORIニュースパレード』 「東京オリ・パラ 記念の100円玉、流通始まる」というニュースを取り上げました。話題は派生し、オリ・パラのボランティアの呼び名についても議論。なんたらキャストやら、なんたらアンカーやらフォースやら、シャイニングブルーやら...こちらは来年1月下旬にボランティア応募者の投票で決まるそうです。
コメンテーター、マルチリンガルタレントの堀口ミイナさんの今日の『オピニオン』テーマは「マクロン大統領にこれだけは言いたい」。フランスのマクロン大統領が選挙公約に掲げ今年の9月から運用がスタートした、「フランスの全ての幼稚園と小中学校で校内での携帯電話使用を法律で全面的に禁止する」に、「携帯電話があって当たり前の生活の中で、全てなくすのは難しいのではないかという意見や、登下校時・災害時など何かあった時のことを考えると必要だと国民も感じている。ちょっとした調べものにも使えるし、政府が禁止するのはどうなのかなと感じる。」ともの申しました。
『SAKIDORIスポーツ』 土井悠平アナウンサーが取り上げるのは、アメリカンフットボール 日本選手権・プルデンシャル生命杯 第72回ライスボウルの記者発表会について。ライスボウルとは、社会人日本一のチームと学生日本一のチームが対戦する伝統ある大会。真のアメフト日本一を決める大会、ライスボウルは来年1月3日に東京ドームで行われます。
『ニュースパレードアネックス』政府は今日、IT総合戦略本部などの会合を開き、個人や企業のデータを自由にやりとりする国際的なデータ流通のネットワーク構築に乗り出す方針を決めました。日本と欧米の連携を視野に入れ、巨大IT企業を育成する中国をけん制するという狙いがあるようなのですが...この難しい話を、鈴木敏夫デスクが解説してくれました。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生に、忘年会で健康をアップさせる方法をお話してくださいました。忘年会でのオススメは、みんなで一緒に踊ること! 脳が同期してオピオイドという物質が分泌され、アルコールなしでも酔ったのと同じ状態になるのだそう。
【今日の1曲】 クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一