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第450回:ゴーン容疑者、3度目の逮捕
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「ゴーン前会長、保釈の可能性から一転、特別背任の疑いで再逮捕」。
東京地検が投資の損失を負担する義務を日産側に負わせたとして、前会長のカルロス・ゴーン容疑者を会社法の特別背任の疑いで再逮捕しました。今日にも保釈かという中での再逮捕、今後この事件はどのように動いていくのでしょうか。
インサイドライン編集長の歳川隆雄さんはこれを受けて「大使館との受け渡しの話も進んでいたし、保釈後にどの媒体に最初に出るかという話も出ていてた。しかし、まさかの再逮捕。急転直下でした」と大変驚いている様子。今後については、ゴーン容疑者を敗績まで持っていくだろうと予想した上で、日本は国際的な批判は免れないと厳しい発言も。
自動車評論家の国沢光宏さんは、「今回の件で被害者は見当たらない。しかし、株主はこのゴタゴタによるイメージ低下に怒っている」と冷静な分析でした。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「日本、IWC脱退、30年ぶりの商業捕鯨再開へ」。
政府は、IWC=国際捕鯨委員会から脱退し、商業捕鯨を再開する方針を固めました。日本が国際機関から脱退するのはなんと初、鯨と日本の今後をサキドリしました。
漁業経済学が専門の東京大学教授の八木信行さんによると、「IWC脱退自体はカナダやアイスランドなど過去に脱退の記録はあり、珍しいことではない」そう。しかし、脱退については説明の仕方が大切だそうで、日本への悪影響が出るのかどうなのかが試されるとしました。
細木美知代記者は、文京区・根津神社の近くにある鯨料理店「ひみつくじら」からレポート。
国内沿岸で捕鯨された鯨料理を食べることができ、細木さんも刺身や竜田揚げを堪能!
鯨料理店としては、大喜びなのでは? と思われる今回の方針、店長の石川さんにお話を伺うと、「嬉しい反面、懸念もある。このままではビジョンがない状態での脱退になりかねない」と危険信号を発しました。いい形での捕鯨環境復活が望まれます。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターが伝えたニュースは「全国の消費相談約87万件、65歳以上が35%」。
今年、全国の消費生活センターに寄せられた相談件数が発表されました。件数は、去年に比べなんと10万件以上増加!
詳しくは、架空請求が22万9799件、フリマサービスを巡る相談は3604件、さらに不正アクセス流出が相次いだ仮想通貨は3076件でした。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「過酷な教育現場はおやめなさい!」。
子どもの7人に1人が貧困と言われている現在の日本、荻原さん曰く、この子どもたちをしっかりフォローし、立派な働き手にすることで約4兆円は浮くといわれているそうです。
もう1つの問題が、先生の過労問題。ここ10年で過労死が63人、離職率は約50%、残業も多い・・・とブラック企業化している教育現場。先生たちの悲鳴の声も伝えました。
『SAKIDORIスポーツ』は、飯塚治アナウンサー。お伝えするのは「巨人と再契約を果たした上原浩治投手」。
44歳を迎えるシーズン、現役投手最年長となる上原投手。10月に痛めていた左ひざのクリーニング手術を行い、現役続行を表明。リハビリを続けた今の状態や、来季に向けた想いを語って頂きました。
年末ぎりぎりまで自主トレに励むという上原投手、来季の活躍に期待です。
『ニュースパレードアネックス』は、国会から山本カオリ記者がレポート。
一般会計の総額が7年連続過去最大となり、101兆4600億円となる来年度予算案が閣議決定しました。
なぜここまで膨らんだのか、そして私たちの生活への影響は? 気になる来年度予算案を解説しました。
『世の中SAKIDORI』は、ビジネス先取り。
株式会社ファーマフーズ の首席研究員・黄英晴さんに、膝関節に効く新成分「iHA」を効率的に摂取できるサプリメント「タマゴサミン」を紹介して頂きました。
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【今日の一曲】 木綿のハンカチーフ / 太田裕美
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!