記事一覧
-
第446回:専守防衛とは...?
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
新たな防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」と「中期の防衛力整備計画」。これらが明日、閣議決定される見通しとなったのを受け、元防衛大臣で自民党の中谷元 衆議院議員をお迎えし、ニッポンの防衛力の現状と未来について考えました。
「中期の防衛力整備計画」のポイントを整理して伝えてくれたのは、清水克彦デスク。
中谷さんには、「増える防衛費」についての街の方々の声をお聞きいただいた上で、護衛艦「いずも」を改造・改修するということの意味や、サイバー攻撃対策、平和のための防衛だということを語っていただきました。
『きょうのナマチュウ』テーマ「札幌市豊平区でのガス爆発。スプレー缶処理は大丈夫?」昨夜、札幌市豊平区で起きたガス爆発事故を受け、その最新情報と家庭での注意点をお伝えしました。
まずは、スタジオで西村志野記者が事故の経緯と最新情報をレポート。お亡くなりになった方がいなかったのだけが、本当に不幸中の幸いでした。
東京消防庁のご出身で、現在は市民防災研究所の事務局長を務めている坂口隆夫さんに、今回の爆発について過去に起きたガス爆発の傾向などから、見解を伺いました。
今回、爆発の原因として急浮上してきたスプレー缶について解説していただいたのは、日本エアゾール協会の斎藤英明専務理事長。
私たちの生活でも色々なところで使われるスプレー缶を、安全に処理・廃棄するための注意点として、屋外の火の気のない場所で、段ボールや紙袋の中に用意した布などに完全に噴霧し切ってから捨てること。屋内や、シンク、浴室などで出し切ろうとすると底にガスが滞留するので危険です。
詳しくはこちらを参考に⇒日本エアゾール協会の「ガス抜きキャップを使った正しいゴミの出し方」
石川真紀キャスター『SAKIDORIニュースパレード』葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖波裏」が、ロシア・モスクワの6棟のマンションの壁一面に!?という話題をお伝えしました。
モスクワ市長のセルゲイ・ソビャニン氏がtwitterで紹介したこの壁画の画像を見て
真紀さん「イルミネーションで飾ったお家もそうですけれど、住んでいる人は見えないですよね(笑)」河合さん「でも、ほら「俺の部屋はこの波の下んとこだよ」とか言えるのよ~!」と盛り上がりました。
コメンテーター、健康社会学者 河合薫さんの今日の『オピニオン』では、「今年一年を振り返って改めて大切にしたい一冊」ということで、あげてくださったのが、司馬遼太郎さんの「 21世紀に生きる君たちへ 」。本の中に出てくる部分で特に河合さんが心に残っているのが、「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」この3つの言葉はみな似ているが、私たち自身が努力しないと出来ないことだということ。
「怒り」や「妬み」というのは自然と湧き起こるが、人にやさしくするためにする努力の難しさと大切さを語り、「ぜひ読んでみて!」とオススメしてくれました。
「SAKIDORIスポーツ」 砂山圭大郎アナウンサーが、20日(木)から全日本選手権が始まるレスリングの話題をお伝えしました。日本のレスリングは強い!のですが・・・各階級1人しか枠がないのが惜しいところ。
シビアすぎる3階級の選手を紹介してくれた砂山アナウンサーでした。
『ニュースパレードアネックス』 来年度の予算編成が大詰めを迎え、今日、各省庁の大臣が麻生財務大臣 と議論・調整するいわゆる「大臣折衝」が行われました。 この様子と、そもそも予算はどう決まるのかを山本カオリ記者が分かりやすく解説してくれました。明日も行われる「大臣折衝」、101兆円にのぼり、年度内の成立を目指すということです。
国民の税金の使い道を決める場のはずが、予算委員会ではスキャンダルの追及ばかりで私たちには大事な部分が伝わってきませんね。
『芸能アラカルト』 放送作家でコラムニストの山田美保子さん、今日はお電話でのご出演。今年亡くなられた大物芸能人の話題を振り返りました。改めて、亡くなる直前まで現役を貫いた方々が多かったと美保子さん。
今日はそのなかでも、同世代ということもあり印象に残っている西城秀樹さんについて、奥様の木本美紀さんが出されたご本「蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年(小学館)」を紹介しつつお話してくださいました。
【今日の1曲】 雪が降ってきた / SMAP -
COP24閉幕!COP会場を潜入取材
ドブリィ・ ヴィエチュル!(こんばんは:ポーランド語)竹田です。
先週水曜日にCOP24の会場があるポーランドのカトヴィチェよりリポートをさせていただきました。
(鼻声ですみませんでした...)このCOP24が15日閉幕しました。
さて、そもそもCOP24とは何なのか。
皆さんもよく耳にする「パリ協定」(産業革命から地球の気温上昇を2度未満に抑える国際枠組み)の適用が2020年に始まります。
パリ協定は、COP21で採択されましたが、その際には、各国のルールや途上国への資金支援のあり方は決まっていませんでした。
2020年のスタートが切れるように、このCOP24では、透明性があり、さらに具体的なルールを策定します。先進国と発展途上国の間で意見が対立していて、特にインドが反発する様子が交渉ではよく見られました。
先進国と発展途上国の温暖化対策に「明確な差」をつけていた京都議定書に比べ、「パリ協定は、すべての国を対象」にするというものの、さすがに差は多少なりともつけざるをえないので、その「差」をめぐって、対立が長年行われていました。会期中の最終週は各国の大臣クラスが出席し、大詰めに入りますが、今回は意見の対立で予定よりも1日延長して会議が行われ、ようやく、140ページ以上にもわたるルールブックの合意にこぎつけることができました。
合意したルールでは、すべての国が共通の基準で温室効果ガスの削減状況を検証することになります。
ところで、このCOPの会場では交渉以外にも、政府やNGOなどがパビリオン(ブース)を出して、
自国や組織の取り組みを紹介したり、講演会を開催したりするなどイベントを実施しています。講演会だけではなく世界三大熱帯雨林を保有するインドネシアのパビリオンでは、自然との共生を願う民謡をみんなで踊りながら世界の人たちと交流を深めるイベントも行われ賑わっていました!
ちなみに、日本のパビリオンでは、浮体式洋上風力発電や世界初の台風を活用した羽なし発電機の模型が展示され
再エネの技術力をアピールしていました。
一方、会場の外では、温暖化の問題の背景に潜む貧富の差や男女の差、年齢の差などを解消し、公平な社会を作ることが、環境問題解決には不可欠であるという「Climate Justice(気候正義)」を訴えるデモ行進が行われました。
パリ協定のルールブックが合意され、2020年にスタートを切れそうですが、
トランプ大統領が、パリ協定離脱を表明している中、どこまで実効性のある温暖化対策を講じれるか
今後も注目が集まりそうです。去年のCOP23で出会った各国の若手研究者やNGOで頑張っている若手たちと再会!
国際会議の取材は世界中の研究者たちと出会えるので、各国の生の実話を聞けるのでいいですね。