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世界初!木材ストロー
こんばんは、竹田有里です。
本日アネックスでは、僭越ながら、発案した木材ストローについてお伝えさせていただきました。きっかけは、サキドリで取材に行かせてもらった西日本豪雨被災地です。
農家の方や消防の方の「被害が拡大したのは森が死んだから」という言葉に
衝撃を受けました。
人手不足や国産材の価格低迷などで林業が衰退しているため、
適切な時期における森林管理ができず、森が放置され、土砂災害など大規模災害につながってしまう...
そんな問題はよく耳にはしていたけれども、まさか今目の前で起きているとは...取材で批判ばかりするのではなく、その問題に何か提案ができないか。
と思い、木材ストローを発案しました。被災地の倒木などの杉の木を活用し、薄さ0.15mmにスライス、らせん状に巻きつけました。
量産化し、ホテルなどで導入されたことが世界初となりました。価格もまだ数十円と既存のプラストローに比べて高いですが、さらに改良を加えて
価格を抑えていきたいと思います。
が、紙ストローや竹ストローなどたくさんあるサスティナブルなストローの
一つの選択肢として木材ストローも選んでもらえるよう木の良さの魅力を発信していきたいと思います。もちろんこのストローで、林業の問題が解決したり、防災に直結するわけではありませんが、
木材ストローが、脱プラや林業問題、防災など日本を取り巻く社会問題を考えてもらうきっかけとなればと願っております。
ということで、こちらのストロー、来年1月16日からザ・キャピトルホテル東急の「ORIGAMI」で
導入されます。
ぜひ、お試しいただければ幸いです。
本日のサブキャスターは永野景子さん、スペシャルコメンテーターは竹田恒泰さんです!お楽しみに〜
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第442回:茂木健一郎さんを迎えて
スペシャルウィークの今週は「2019年この人とサキドリたい」
2日目は、スペシャルコメンテーターに、脳科学者 茂木健一郎さんをお迎えしました。10月のスペシャルウィークに「次はぜひとも生出演を!」という約束を果たしてくださいました。
▼実は茂木さん、共著もある石田純一さんとおそろいの「素足にシューズ」スタイル(^^)茂木さんに時間いっぱいお話してもらった『ニュースオフサイド』
今年感じたことを「世の中がカオスになっていってるのに意外と大丈夫なのは、情報インフラやAIがしっかりしているから。大統領や大臣の失言・暴言は世界に影響がないけれど、先日の通信障害などから見ても、情報インフラが揺らぐことの方が怖かったりする。」と語り、「どうしたら異なる意見の人が共生できるのかを考えている。何か一つ同じ共通の目標に向かっていこうとするとまとまると思うのだけれど...。」ともおっしゃっていました。
西村志野記者は有楽町で、街の皆さんが今年1年で気になったニュースは何かを取材。明るい話題には、サッカーW杯、大谷翔平選手や羽生結弦選手などスポーツ関連、暗い話題には災害を挙げる方が多かったようです。
『きょうのナマチュウ』テーマ「どこまで広がる?一連の医学部不正入試問題。」昨日は、新たに順天堂大学と北里大学が『不適切な取り扱いがあった』と発表。どうすれば入試改革が出来るのか、茂木健一郎さんと共に考えました。
まずは一連の医学部不正入試問題について、清水克彦デスクが解説。そして今日午後3時から、東京医大等入試差別問題当事者と支援者の会が、文部科学省に緊急申し入れを行いました。レポートしてくれたのは石森則和記者。
茂木さんは海外の大学の事例を挙げながら、一連の不正入試問題を「言語道断。大学側のビジョンはあるべきだけれど、今回の不正からは何のビジョンも見えない。みんないろんな人生のキャリアパスがあるのに、貧しい人間観に愕然としてしまう。」と語りました。
『SAKIDORIニュースパレード』では、まず今日の『ニュースパレード』のニューストピックを石川真紀キャスターがご紹介。
そして、今週は「サキドリ被災地応援」ということで、被災した各地の特産品を買い上げ、お聴きの皆さんにお歳暮としてお送りしています。 2日目は、東日本大震災の被災地の一つ、福島県会津地方で収穫されたお米「コシヒカリ」。 福島県農民運動連合会 事務局長の佐々木健洋さんにお電話を繋ぎました。
火曜コメンテーター、俳優の石田純一さんの今日の『オピニオン』テーマは「憲法改正の機運は?」
現在の日本国憲法が、自民党案ではどのように変わるのかを読み解き、改正される部分がいかに危うさをはらんでいるかを指摘。
「終戦直後にGHQに押し付けられた憲法だという人もいるけれど、今の憲法はとても素晴らしいものだと思う。今の自民党案は、何十年も前にアメリカの法律家が作ったものを上回ることが出来ないのかと思ってしまう内容。大事なことだから、みんなで考えて議論したい。」とお話してくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』は飯塚治アナウンサーが取り上げたのは、1月2日・3日にやってくる東京箱根間往復大学駅伝競走の話題。昨日、出場23チーム16人のエントリー発表会見が行われました。今日は注目のチームをご紹介。12月29日には区間配置が発表されます。
『ニュースパレードアネックス』環境保護に向け、外食産業を中心にプラスチック製のストローを廃止する動きが拡がっています。 木造住宅を手掛ける企業と大手ホテルが共同で「木材で作られたストロー」を初公開。その発案者は・・・そうなんです!
火曜サブキャスターで、環境ジャーナリストでもある竹田有里さん。
西日本豪雨をSAKIDORI!で取材したことがきっかけで、このストローは生まれたのだそう。
「この木材ストローを、ひとつの選択肢としてもらえたら。」
来年1月16日から、キャピトル東急ホテルの3階 ラウンジ「ORIGAMI」で試験導入される予定です。
【今日の1曲】 悲しみは雪のように / 浜田省吾 -
ゲスト:日本パラバレーボール協会選手会長で、2018年度日本代表選手 高砂進さん①
今日は、日本パラバレーボール協会の選手会長で、2018年度日本代表選手の高砂進さんにお越しいただきました。
高砂さんは、20歳の時に交通事故で左脚が義足に。
東京都庁に入庁後、義足生活をしていた知り合いから紹介されたのがシッティングバレーボーでした。
2008年には北京パラリンピックに出場。
東京都の職員として勤務しながら、都内の小中学校などにシッティングバレーボールの体験授業で訪れるなど、競技普及に尽力されていらっしゃいます。
今日は、座ってプレーするシッティングバレーボールのルールから、強豪であるイランと戦った際のお話などを聞かせていただきました。平均身長も高く、技術的にも長けている世界に、拾って狙う日本のバレーで「まったく歯が立たないというわけではなかった」と手ごたえも感じたと言います。
「シッティングバレーボールは、チームプレーとしても面白いし、障害の有無に関係なく大人から子供まで楽しめるところが魅力。」だと高砂さん。
高砂さんには、来週もお話をお聴きします!お楽しみに!