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ペルセウスボット、社会にデビュー
コンニチワ・イシモリデゴンス。
西武新宿駅で活躍する警備ロボット「Perseusbot」(ペルセウスボット)」。
(西武鉄道、東京都立産業技術研究センター、
日本ユニシス、アースアイズとの共同実験)
向かって左です。念のため。
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背の高さは167.5cmで人の背丈ほどあり
シャンパン・ボトルのような形をしています。
10月に「きょうのナマチュウ」のコーナーで
西村記者が独占レポをさせていただいた、あの「ペル」くん。
ああ、ついに実際の駅構内で社会人(ロボ?)デビューです。
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頭についている、AI技術を活用した監視カメラには、
ミリ単位で距離を測定できる3Dセンサーが採用され
人の細かい動きを検知できます。
これにより、不審な行動、けんかや、物を投げる動作を見分けたり
倒れたり座り込むなどの急病人を見つけて駅員に伝えます。
また、駅に長い時間放置されている物も「不審物」として検知します。
ロボットの導入には
東京オリンピックやパラリンピックが開催される2020年に向けて
乗降客の増加に備えるのと
駅員の負担を減らす狙いもあります。
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ワタクシメは、以前、あろうことか
満員電車から押し出された際に
電車とホームの間に靴を片方落としてしまいました。
マジックハンドで靴を拾ってもらおうと駅員さんを探したのですが、
ホーム上のどこにもおらず、そこにはただ、風が吹いているだけ。
ああ人情紙風船。
やむなく駅員さんの詰所まで
ケンケンパで行ったことがあります。
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こんなとき、ペル君がいてくれれば
きっとすぐに駆けつけてくれて・・・
「あ、ペルくん、たいへんなんだ、あのね・・・」
「フシンナコウドウデス、フシンナコウドウデス」
「げげ」
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こうしたロボの導入には賛成ではありますが
ホーム上には何かあったときに
人間の駅員さんを残しておいてほしいものです。
明日も斉藤一美ニュースワイドサキドリ、キイテネ。