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第423回:原爆Tシャツに見る日韓関係
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』テーマは「BTS=防弾少年団の原爆Tシャツ問題にみる日韓関係。」
人気のK-POPグループが投げかけた波紋について考えました。
まずは石森則和記者がスタジオで、ことの経緯を説明。
韓国・ソウルでは一連の騒動をどのように伝えているのか、伺ったのはソウル大学専人研究員の吉方べきさん。
「ソウルでも多くのメディアが取り上げているが、右翼が扇動したという見方がされており、若者たちへの人気は揺るがなかった。以前に着ていたものが今こうなっているというのが、徴用工問題なども出てきたこのタイミングだからなのでは。無知や注意不足ということであり、反日とは関係ないと思う。」とのこと。
渦中にある防弾少年団は今日、昨日に続いて東京ドームでコンサートを行うということで、竹田有里記者がドーム前からレポート。日本人だけでなく、韓国やアメリカから来ている方もいらっしゃって、ちょうど開場が始まる午後4時前、入り口にはたくさんの人で、すし詰め状態。
「何も分かって着ていなかったなら仕方ない」「スタッフが教えてあげたらよかったのに」「自分たちの国も同じような目に遭っているのに・・・」と何人かの方がお話を聞かせてくれました。
『きょうのナマチュウ』でお送りしたのは、新宿テラスシティ でイルミネーションがスタート!という話題。今日午後5時からのイルミネーション点灯に先駆け、西村志野記者は昨日、メディア関係者向けに行われたプレ点灯も取材しました。
▼昼の雰囲気から・・・
▼点灯するとこんな感じに!
▼「ピンクや紫とか珍しい!」「暖色系もいい感じ」という街の方の声も。
イルミネーションの進化について、夜景評論家の 丸々もとお さんにお話を伺いました。LEDが使われ始めて15年ほどとなる今年は特に、イルミネーション新時代の幕開けだそうです。
水田や棚田を彩っている大井競馬場、水を活用したイルミネーションの長崎「ハウステンボス」、北海道「白い恋人パーク」はゲーム性に富んでいる・・・などなど、ただ光り輝くだけではなく、趣向が凝らされているんですね。
丸々さんは「日本のイルミネーションは"幸せの輸出"として、輸出産業になりうるのでは?」とおっしゃっていました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、シチズンの調査で分かった"ほどよい時間"の変化についてです。1989年・平成元年の時と比較してみると、今年の調査では社内会議や飲み会などが短くなる一方、家族だんらんの時間が少し長くなったことが分かりました。
古谷さん曰く「映画の長さやアニメのクールなどからも、みんなせっかちになってるのがよく分かる!」そうです。
コメンテーターは文筆家の古谷経衡さんです。今日の『オピニオン』テーマは「BTS=防弾少年団に見る長崎・広島」。
今回の一件は、彼らの原爆に対する無知さが要因であり、彼らだけではなく世界中の人たちが原爆について無知すぎるように感じると古谷さんは言います。
戦時中、スパイ行為の取り締まりや情報統制のために原爆に関しての映像や画像の資料がほとんどないことで、視覚的・ビジュアル的に原爆の悲惨さやむごさがきちんと理解できていない。また、原爆投下が日本降伏の決め手だったかのように思い違いをしている人も大勢いるが、実際はソビエト対日参戦が大きな要因だった。
「今回のBTS問題をきっかけに、原爆投下と日本の降伏について今一度考えてもらいたい。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 松島茂 アナウンサーが担当。 ラグビー日本代表 の現状を、元日本代表スクラムハーフで現在 立正大学監督の堀越正巳さんのお話を交えてお伝えしました。来年9月20日に日本で開幕する「ラグビーワールドカップ」に向け、日本代表は今月3試合のテストマッチを行っています。今週末の17日には、世界屈指の実力を持つイングランド代表と対戦。
▼ラグビーとアメフトの違いがよく分からない古谷さんに、説明する松島アナウンサーと一美キャスター。
『ニュースパレードアネックス』 国会答弁で連日ちぐはぐな答弁が続く桜田オリパラ担当大臣。今日もまた「パソコンを使ったことはない」ときっぱり言い切りました。 しかし桜田大臣はサイバー空間のセキュリティを担当する大臣でもあります。「担当大臣なのに、ひとことで言っちゃうとすべてのことが他人事。これまでの言い間違いなどと、今日のはまた次元の違う感じ。」と鈴木敏夫デスクが今日の桜田大臣のやりとりを紹介。
『SAKIDORIクリニック』では、本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「あなたのホクロは大丈夫か」というお話をしてくださいました。誰にでもあるホクロですが、ここ2~3ヵ月で大きくなった場合は要注意!大きさは大きければ大きいほど危ないそうで、場所として最も危険なのは足の裏。指の間や背中やおしり、1年に一度は全身を鏡でチェックすると良いですよ。
【今日の1曲】 守ってあげたい / 松任谷由実
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アメフトとラグビー
こんにちは。 永野景子です。
朝晩、冷えるようになりましたね。
古谷経衡さんは、ものすごく知識がおありで、
特に歴史に関する造詣が深いことで知られていますね。
ただ、あるジャンルについては別なんですねー。
それは、スポーツ。
今日の「サキドリスポーツ」のコーナーで、松島アナがラグビーの話をしました。
質問があるんですがと古谷さん。 どうぞと促すと
『ラグビーとアメフトは、どう違うんですか? 同じですか?』
なるほど。 そうきたか。
『分かりやすい違いは、ボールを前にパスしていいかどうかですね』
と答えた松島アナ。
ボールの大きさも違うという話も出ましたが、
見た目で分かりやすいのは防具の有無でしたね。
ラグビーは、いわば丸腰。 対するアメフトは
ヘルメットやショルダーなどの着用が義務付けられています。
他にも違いはありますが、争点はそこではなく。
興味深いのは、古谷さんの知識の有無の触れ幅です。
知らないことは、知らないと素直に言い、きちんと人に聞く。
その上でご自分でも調べる。 好感が持てます。
ちなみに本番前には、大谷翔平についてや、
コンビーフに、コーン=とうもろこしは入っていないという話を
ご説明しました!
明日のサブキャスターは、
コンビーフが好きそうな加納有紗さんです! -
イルミネーション
西村志野です。
もうこんな時期なんですね。
きょうから
新宿テラスシティのイルミネーションがスタート!
きのうの夜、
プレ点灯の取材に行ってきました。小田急線新宿駅周辺の各商業施設をひとつの「まち」と見立たエリアの
新宿テラスシティ。
モザイク坂の天井のイルミネーション、
幻想的でした。
こちらが中継でもご紹介した、
音楽に合わせて音が変わるイルミネーション。
サザンテラスは両サイドがゴールドのイルミネーション!
みんな写真を撮っていましたよ~!
こたらは新宿西口ハルクの入口にある
フラワーツリー!
手前に立つと・・・
こんな感じに。
これはきょうの中継前に撮ったんですが、
日中でも楽しめますね☆
私もいくつか見つけましたが!
各所に花の妖精をモチーフにしたギミックが隠れているのもポイント。みなさんも探してみてくださいね~。
新宿テラスシティのイルミネーションは
一部を除いて
2019年2月14日まで楽しませてくれます。
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レガシーはつらいよ。
こんにちは。
スポーツマンでおなじみの石森則和です。柔道がオリンピック競技として初めて実施されたのは 1964 年大会であり、
日本武道館はそのときの会場、
いわゆるレガシー(遺産)です。あ、ということは
わずか2年後に
ここでビートルズがライブをやったわけですな。
当時は衝撃だったろうなあ。
それはさておき、
2020年大会でも
空手や柔道の会場になるにあたっては
今後、大規模な改修が必要になります。というのも、国際協会側の要求レベルが1964年とは変わってしまったから。
現在では国際的な柔道の試合が行われる畳のすぐ横には、
練習用の畳を設置しなければいけない、
しかもメインの畳と段差があってはならない、
・・・など細かい規定があるのだそうです。
さらに、改修工事中に「何か」が敷地内から出てきたら
そこで工事がストップするおそれも。
実際、
前回の東京オリンピックの工事現場からは、
多くの皿がでてきたとか。ここはかつて江戸城があったエリア。
工事を行うには、いちいち文化庁や、宮内庁など
数か所の官公庁の許可が必要だったりもするのです。今回は国立代々木公園などほかのレガシーも使用されますが、
多くの施設にこの事情が当てはまります。
また、オンエアでは触れなかったけれど、
勾配の急な坂が多くて車椅子での移動が難しい場所があります。
このため、今後はアクセシビリティも見直されるかもしれません。
パラリンピックの会場でもあるのにどうなんでしょうこれ。「前に使ったんだしさ、また使えば節約になるぢゃん!」
・・・なんて、安易に決めてないよですね。まさかね。 -
こんなのあるんだ!大賞2018に「岡山の名産」が!
こんばんは、竹田有里です。
本日のナマチュウでは、全国の地元を知りつくした、地方新聞社45社46紙の担当者が
実際にその街やお店に訪れ、見つけた「こんなのあるんだ!」商品の中から、今年のNo.1を選ぶ大会
「こんなのあるんだ!大賞2018」についてご紹介いたしました。商品の審査ポイントは、人の魅力や社会貢献性、誕生秘話、地域における存在感など
商品に込められた「物語」に加え、希少性、意外性、地域性、優位性、ストーリー性の5つのポイントで競い合います。そんな中、栄冠を手にしたのは...
タカタカタカタカタカタカタカ(ドラムの音)...!
チーーーン!!私の地元岡山が生んだ美容液「結の香 YUNOKA」!!!!
林業やバイオマスが盛んな真庭市の会社が発明したもの。
お恥ずかしながら知らなかったのですが、真庭市はかつて和紙の原料であるミツマタの生産が盛んで、日本紙幣の原料として旧大蔵省に収めるミツマタ生産全国一だったようです。
もともと燃料販売をしていた会社が米のギフト販売を始め、パッケージに和紙を使用しており、
その際、和紙職人さんの手肌が綺麗なことに気づき、化粧品への応用を思いついたんだそう。岡山理科大と連携して、シミやソバカスの原因となるメラニン色素生成を抑える働きを突き止め
美白化粧品として商品化しました。実際に使わせていただいたところ、香りも良くガサガサしていた手にスーっと染み込み肌が柔らかくなったように感じました!
原料は地元の生産組合から調達し、エキス抽出後に残った繊維質を和紙に使うため
原料ロスがなく、化粧箱の外装には地元産の和紙を採用しました。なんて、サステイナブルな商品なんでしょう!!!
市内のミツマタの栽培は激減していますが、この美容液が岡山の特産品として
全国を始め国内外に普及し、地産地消ならぬ「地産他消」で地域の活性化につながれば良いなと
切に願います。明日は、美容液が入らぬほど卵肌な永野景子サブキャスターです☆
お楽しみに〜