記事
-
勝ちきることは難しい
勝ちきるということはつくづく難しいことだと思う。きのう第3戦が行われた東京六大学野球の早慶戦。土曜の第1戦で勝ち、あと1つ勝てば優勝というところまできた慶應は、第2戦、第3戦ともに逆転負けで、法政に優勝をさらわれた。
サッカーやラグビーなどでもロスタイムに逆転されるケースが多々ある。リードを守り最後まで勝ちきることの難しさ。逆を言えば、リードされてもあきらめなければ勝つチャンスはあるということを教えてくれる。
同じようなことは、選抜出場がかかる高校野球関東大会でも起きた。1回戦の常総学院対桐蔭学園。優勝候補の常総からすれば、最終回に5点を奪われるとは思ってもみなかったはず。夏の甲子園での済美対星稜戦を彷彿とさせる逆転劇だった。
日々の番組も同じ。いい感じで進んでいても、ちょっとした不注意や配慮を欠いた発言で台無しになることがままある。集中して1つ1つアウトをとっていく姿勢が番組作りにも必要。でもなかなか大変だよなあ、人間だもの。 番組責任者 清水克彦 (178センチ82キロ 左投左打)