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パン食?ごはん食?
こんにちは、加納有沙です。
今日のナマチュウでは、
『日本人の"食"の変化』について取り上げました。
総務省の調査で、
日本の一世帯あたりのパン年間支出額が4年連続でコメを上回ったそうです。
(ちなみに、コメは家で消費される「生のコメ」に限っての調査なので
コンビニのおにぎりや外食でのお米は含まれていません)特に50代後半以上の高齢者の方々が、パンを好む傾向にあるそうです。
たしかに、子育てを一段落して手っ取り早く食べられるパンの方が気楽で、
かつ、最近のパンの美味しさを考えると...わかる気がします。
さらに、最近の若者、さらには30代や40代の大人からも
『白いご飯は味がないから苦手』という声があがるようになってきたそうです。これには一美さんも私も絶句!
米の甘みは?硬さや柔らかさの違いによる旨味の感じられ方の違いは??
それらはいったいどこへ消えたのだろう......
と思っていたら、
最近は【流し込み食べ】
(=飲み物などと一緒に、よく噛まずに食べること)をする人が多いからなんだそうです。
たしかに、よく噛まなければ繊細な味を感じることもないのかもしれません。
それに比べ、総菜パンなど 味がついたパンは、
「ご飯+おかず」といったダブルの要素を兼ね備え、
コメよりもパンを選ぶ傾向にあるのがよくわかりました。
スーパーやコンビニなどに行くと
ふと感じることがありますが、
日本は「食の選択肢」が多いですよね。食べることが大好きな私からすると
コメも、パンも、麺も、いろいろなものをまんべんなく食べられるのは
とても幸せなことだと思うのです。でも、どれかに偏るのではなく、
その季節の「旬」を感じられるものを
"よく噛んで"食べながら生活していきたいものですね。
新米の美味しい季節なんですから、
炊くのが面倒だな...と思わず、水加減の調整を楽しむくらいの余裕で
お米を食べていきましょう!
ま、そんなこと言っておいて
今日の朝ご飯は「お餅」だったんですけどね(笑)
さて、明日のサブキャスターは
年中「食欲」の季節、西川あやのアナウンサーです。