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脱プラ製のストローに向けた動きが加速!
こんばんは、竹田有里です。
皆さんはストローをよく使っていますか?
ウミガメの鼻に刺さったプラスチックストローを手術で除去する動画や、最近では由比ヶ浜で打ち上げられた鯨の赤ちゃんの胃からプラスティックゴミが詰まっていた写真などは、瞬く間にSNS上などで広がり、ようやく海洋プラスティックゴミの問題が人々の関心の的となってきました。
スタバやマックなどでは、プラスティック製のストローを全廃すると発表してから、
日本の外食産業でも追随する形で、プラ製のストロー全廃を発表しています。
東京都でも、昨日から庁内にあるコーヒーショップで試験的に紙ストローの試験導入を始めました。
紙ストローは、アメリカでは、紙が溶けてカスを誤飲してしまい気管に詰まってしまうケースが相次いでいるようです。
が、こちらの紙ストローは、そう簡単に紙が溶けてしまうような感じはありませんでした。
なかなか、ジュース一杯を何時間も飲むことはないですしね。紙ストローのほか、インドネシアの竹ストローを輸入・販売している業者も。
日本といえば「竹」というくらい、竹林があるのになぜインドネシア?
と思いきや、インドネシアの竹は日本のものより丈夫で強度も勝っているよう!
こちらの竹ストローは、2本入りで540円と、今や数円のものが出てきている紙ストローに比べ、
高級なストロー!こちらは、使い捨て というより、「マイストロー」的な感じで使うものなんだそう。ちなみ、実は私も、木製ストローを作ってみました!
西日本豪雨を始め、土砂崩れが起きている要因の一つには、林業が衰退し、適切に間伐が行われず、
その重みで大雨が降ると、土砂が崩れてしまうことがいわれています。
日本の間伐材を使用して、手作業の部分を障害者の方の雇用につなげ、
「環境」「防災」「林業」「障害者雇用」などの社会問題の解決をまずはストローから始めたいと思っています。脱プラスティックに向けた取り組みが社会全体のムーブメントとして、これからさらに加速していってほしいものです。
そもそもプラスティックゴミが海洋に流れているの要因の大半が、人間のポイ捨て。
私たち一人一人のモラルの問題です。
ストローが突き刺さったアオウミガメやゴミで埋め尽くされて死んだ鯨を見ると、
もう二度とポイ捨てなんてできないと思うのですが...
いらないものは「水に流す」で、海や川は別次元と思ってしまうのでしょうか...
さて、明日のサブキャスターは、ポイ捨てを見たらゴミ箱へ華麗にサッと捨てそうな永野景子デスクです!
お楽しみに〜!