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第394回:長生きにまつわる情報の嘘を暴く!
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』、今日のテーマは「2030年、日本人の寿命は低下。その原因は...?」。
スペシャルコメンテーターは、「長寿の嘘 肉食・小太りが一番長生き」の著者で桜美林大学の名誉教授・柴田博さんです。経済協力開発機構加盟国の2030年の寿命予測によると、日本は女性が3位、男性は11位まで下がると言われています。その理由は、「カロリー不足」。戦後、増加しつづけていた摂取カロリーは2011年には1840キロカロリーと北朝鮮と変わらないほどまで低下しました。
背景には、日本より摂取カロリーが全然違うにも関わらず、キャッチコピーだけで恐れられた「欧米化」への警戒だと言います。また、"肉より魚の方がいい"や、"年を取ったら油っぽいものを避け、淡白なものを食べよう"という訓えも柴田さん曰く誤解なんだとか。肉と魚は1対1がいいなど、柴田さんの長年のデータに基づいたお話は目から鱗でした。
『きょうのナマチュウ』は、「相次ぐ定員割れ。 企業主導型保育園に何が起きているのか」。
2016年からスタートした制度で、企業が従業員のために保育園をつくるときに国から助成金が出るようになりました。しかし、この企業主導型保育園、待機児童問題が叫ばれているにも関わらず多くの園で定員割れをしています。一体それはなぜなのでしょうか...?
実際に、企業主導型保育園「ひより保育園」を運営し、50社以上の企業から視察や相談を受けている園長の白水純平さんにお話を伺うと、開きたいと思っている企業の関心事は運営資金と職員の確保。周知徹底と保育の質の向上が大切だということでした。また、保育学に詳しい、白梅学園の学長・近藤幹生さんは、「子どもは荷物じゃないから預けるのがどこでもいいわけじゃない。保育士以外でもいいという規制緩和は保護者から見たら不安要素しかない」と今の現状の改善点を訴えました。
子どもの健康・安全をしっかりと研修すること、基本ですがとても大切なことが今後の課題となりそうです。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀記者が伝えたニュースは「トヨタとソフトバンクが提携 自動運転などで新会社」。
自動運転技術などモビリティーに関する新たなサービスで提携し、共同出資会社を設立することが明らかになった二社。自動運転車を使った配車サービスなどの分野で協力していくそうで、両社長のテークセッションの模様もお送りしました。
精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「日本ほど脱税に甘い国はない」。
中国の女優、ファン・ビンビンさんの脱税のニュースから国ごとに違う脱税の意識を指摘。どの国でも脱税は犯罪であるにもかかわらず、日本では億単位の脱税をした芸能人が普通にテレビに出演するなど罪の重さが軽いそう。お金が余っている人がやるのが脱税だから、厳しく取り締まれば消費税をあげなくてもすむとした上で、今回のファン・ビンビンさんのニュースを取り上げるマスコミに対する違和感を語りました。
『SAKIDORIスポーツ』は、飯塚治アナウンサー。お伝えするのは「巨人・高橋由伸監督の辞任」。
3年連続でリーグ優勝を逃した結果に「監督として責任を取らなくてはいけない」と話した高橋監督。今回の辞任に対する強い責任感を感じる発言でした。
そんな高橋監督のルーキー時代から監督に就任してこれまでの活躍をエピソードと共に紹介しました。
そして、アナウンサーになったきっかけが高橋由伸選手だという西村志野記者。今日はオンエアにはのりませんでしたがタオル持参でした!
『ニュースパレードアネックス』は、「災害で大規模停電続く。そのとき食事は?」。
日本災害食学会理事の守真弓さんに、災害の際に深刻な電機やガスが止まった場合の食事について伺いました。「冷蔵庫が止まってしまうと腐ってしまうような食品は避け、常温で保存できるものがいい」などアドバイスを頂きました。
『世の中SAKIDORI』は、SAKIDORI最前線。
安蒜幸紀レポーターが10月19日~21日の3日間、奥浅草で行われる革とモノづくりの祭典「浅草エーラウンド2018」を紹介しました。
【今日の一曲】 ビートでジャンプ / ザ・フィフス・ディメンション