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ゲスト:杏林大学 准教授 一場友実さん②
今週も、杏林大学准教授の一場友実さんにお話を伺いました。
一場先生は、ボッチャの競技普及はもちろんのこと、現在、日本ボッチャ協会の医科学情報サポート部で、2020年の東京パラリンピックの金メダル獲得に向け、選手強化にも取り組んでいらっしゃいます。
ボッチャ日本代表は、前回のリオデジャネイロ・パラリンピックの団体戦では銀メダルでした。ジャックボール(白)に(赤)をどれだけ近付けられるかが勝負のボッチャですが、日本は「技」がスゴイと一場先生は語ります。「杉村選手の技【スギムライジング】は、ボールの上にボールが乗っかった状態になる。廣瀬選手は、ダイレクトにボールに当てるのが得意!日本の選手は正確さが素晴らしい。」
杏林大学の理学療法学科の学生の中には、ボッチャの大会で審判員として活躍している学生も多いんです。338名いる審判員のうち、63名が杏林大学の学生ということで、実は一場先生ご自身も日本ボッチャ協会公認の上級審判員の資格をお持ちです。「誰よりも近くでボッチャの競技が見られることが、審判の魅力!」とお話されていました。
~今後のボッチャの大会~■11月30日(金)から12月2日(日)まで
福島市国体記念館で「第20回 日本ボッチャ選手権大会」
■来年1月19日(土)、20日(日)には、新宿コズミック
センターで「第2回ジャパンパラボッチャ競技大会」
■3月16日には健常者も参加できる大会
「第3回ボッチャ東京Cup」
このほか、シニアだけの大会も来年2月頃の開催へ向けて準備中とのことです。家族3世代で安全に楽しく競技できる、それがボッチャ。これからもっともっと身近なスポーツになっていきそうですね!