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自転車に安全・安心して乗るために
こんばんは、竹田有里です。
本日のナマチュウでは、自転車事故の防ぎ方や安全・安心して自転車に乗るための心得をお伝えいたしました。
群馬県の高校生1万人あたりの自転車事故の人数が2014年から3年連続で全国一高くなっていることがわかりました。
え!?なぜ群馬県???
三井住友トラスト基礎研究所の古倉宗治さんによると、
群馬県は面積あたりの学校数が少なく、自転車通学の距離が長くなる傾向があるそうです。それに加え、人口1000人あたりの自動車保有台数も全国ナンバーワン!!
自転車事故の8割が自動車との接触であることを考えると、群馬が高校生の自転車事故増につながっている可能性が高いということなんですね。ところで、自転車事故で一番多いトップ3は、
1位:裏道交差点
2位:幹線道路と脇道の交差点
3位:幹線道路同士の交差点歩道を例外的に自転車が通行できるとされていますが、自転車は徐行(時速7ー8km程度)が原則です。
しかし悲しいことに多くの方が違反しているのが現状です。自転車ツーキニストの疋田智さんによると、
高校生の自転車事故が多いのは、自転車の乗り方・マナーなどを学校できちんと教えていないからだとお話されていました。
実際、通学で自転車を使う高校生の中でも事故が多いのは、入学したての高校1年生なんだそう。最近も、自転車事故で人の命が奪われるだけでなく、有罪判決となった事例もありました。
自転車は「車両」であるということを再認識し、
車同様、自転車利用者も、ルールをしっかり守って、
互いに気を付け合うことで、サイクルライフをより良いものしてもらいたいと
思います。
明日のサブキャスターは、永野景子デスクがお届けします。
お楽しみに〜