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第363回:携帯電話料金、4割値下げされたなら...
『ニュースオフサイド』では、この時期に多発する"子どもの自殺"を防ぐ方法をサキドリました。
自殺総合対策推進センターの研究員 森口和さんによると、全国的に夏休みが短縮化され、学校が始まる時期が前倒しになってきているため、これまで9月1日にピークを迎えていた子供の自殺も前倒しになってきているといいます。
街のお父さんお母さんは「学校に行きたくない」と子供に言われたらどう対処するのか調査したのは細木美知代記者。話をよく聞いてあげて、学校に行くことを強制することはしないという意見があがりました。
近年、広がりつつあるのが 「学校は行かなくてもいい」という考え方。 約10年間不登校を経験し、高校3年で起業、『学校は行かなくてもいい』の著者・小幡和輝さんにお電話を繋ぎました。「今思うと、もしかしたらクラスが違っていたら行けていたかも。」と当時を振り返り、「現代はインターネットや学びが出来るサービスやコミュニティもいっぱいある。自殺するほどまでに悩んで無理して学校に行くことにこだわらなくて良いのかなと思う。」と語ってくださいました。
『きょうのナマチュウ』テーマ「菅官房長官、携帯電話料金4割値下げ発言の波紋」。スタジオにスマホ・ケータイジャーナリストの石川温さんをお迎えしてお送りしました。
日本の携帯電話の料金体系は世界的に見てみても、高くはないのだそうです。値下げとなると、ネットワークが使いにくくなったり通信速度が遅くなったり...また、現在の格安スマホと大手3社との格差もなくなるため、格安携帯会社はかなり厳しくなることも見通せるとのこと。
「いきなり4割下げるのは受け入れられないが、今後現実的な話し合いで1割値下げくらいになるのでは。まずはユーザーがどんな契約をしているのかなどの現状を確認することから始めよう!明細書なども送られなくなってきているが、WEBで確認してみて欲しい。」と石川さん。
4割値下げが実現したらどんな経済効果があるのか、まとめてくれたのは西村志野記者です。第一生命経済研究所の首席エコノミスト、永濱利廣さんの解説を交えて説明してくれました。
政府の狙いについて、総務大臣経験のある菅さんの思惑、若い人のハートをがっちり掴む選挙対策、来年秋の消費増税の中和剤という3つのポイントを清水克彦デスクが解説。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、27年前のあの日を思い出して「もうひとつの大阪桐蔭戦」を語ってくれました。夏の甲子園1991年大会、秋田高校在学時の真紀さんはチアリーダーとして大阪桐蔭戦を経験。惜しくも敗れ、着替える場所や時間もなくそのままの格好で帰る途中、「あーんなくそ田舎者に負けるわけない!」と大きな大きな声で言われたことがあったそうです。
あの時の怖い思いも、今大会の大阪桐蔭のお互いを認め合う戦いぶりに「ようやくいい思い出に塗り替えることが出来ました」とのことでした。
コメンテーターは文筆家の古谷経衡さんです。今日の『オピニオン』では、「年々少なくなる戦争アニメ」と題して語り下ろし!
古谷さんが幼い頃には、8月になると戦争のドキュメントやアニメ映画がたくさんやっていたのに、最近の地上波ではほとんどやらなくなってしまったと感じているそうです。
「戦争映画は『火垂るの墓』だけじゃなくて、たくさんある。東京大空襲を描いた『うしろの正面だあれ』や有名な『はだしのゲン』、昨年だと『この世界の片隅に』。『風立ちぬ』『紅の豚』だって戦争映画と言える。本当なら季節問わずやって欲しい。去年、広島原爆資料館では被爆再現人形が撤去されたこともあったり、戦争の追体験や原爆のことを考える機会がどんどん減って来ちゃうのはどうなんだろう?」と嘆きました。
『SAKIDORIスポーツ』 長谷川太アナウンサーが取り上げたのは、ジャカルタアジア大会で公開競技として実施の「e-スポーツ」!SAKIDORI!でも何度か話題になっている「e-スポーツ」とは何ぞやという基本的なところから、今回のアジア大会でエントリーしている日本代表3名の紹介をしてくれました。
『ニュースパレードアネックス』 国民民主党は今日午前、代表選挙を告示。津村啓介・元内閣府政務官と玉木雄一郎共同代表がそれぞれ立候補を届け出ました。取材した竹田有里記者が、それぞれの候補者のことや会見の様子、このタイミングで離党を表明した柚木氏についてなど伝えてくれました。
本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』では、「恋愛サイエンスを活用すればあなたもモテモテ!」というお話を。もっともっと詳しく知りたい方、たかよし先生のご本「医者が教える最強の恋愛サイエンス」が双葉社から発売されたばかり!ぜひこちらもご覧になってみてください。