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第357回:容疑者逃走2日目の富田林を繋いで
番組冒頭、大阪・富田林警察署から容疑者逃走のニュースを現地で取材中の山本カオリ記者に繋いでお伝えしました。
最初のコーナー『ニュースオフサイド』でも、このニュースをさらに詳しく。
容疑者逃走から2日目。手配書を配り、地域を拡大してのローラー作戦で男の捜索は今日も続いています。
山本カオリ記者によりますと、今日も逃走経路についての捜査が進められており、有刺鉄線が張られた3mある壁を乗り越えるのに脚立が使われたかは、指紋が検出されていないことなどから謎のままとのこと。近くに住む方々の不安や怒りの声も交えてレポートしてくれました。
今回、接見室のアクリル板が押し破られ逃走されたということで、アクリル板とはどういう特徴があるものなのか、東大阪市でアクリル製造加工を行っている株式会社クリエイト築島の築島克明さんにお話を伺いました。
アクリル板は透明度が高く、【プラスチックの女王】と呼ばれていて、2ミリ~3ミリの薄いものから、水族館で使うような30センチの厚さまで様々。10ミリくらいの厚さであれば、直射日光の当たらない室内なら20年くらいはもつもので、簡単に外れたりするものではないと教えてくださいました。
続いてお電話を繋いだのは、東京未来大学こども心理学部長で犯罪心理学が専門の出口保行教授。「アクリル板がそんなに簡単に外れると思ってもみず、本人もやってみてビックリしたのでは。しかし、機会があれば逃走したいと考えているもの。この容疑者は複数のジャンルの犯罪を犯している滅多にない、人の痛みとかをほとんど感じないタイプ。今後、大都市へ逃げて情報を得られる場所へ向かうことが予想される。」とのことでした。
『きょうのナマチュウ』テーマは「日傘男子 今年は定着するか?」記録的な暑さが続く今年の夏。今日は、男性の日傘について取り上げました。
まずは銀座で街の皆さんに「男性の日傘をどう思うか」、西村志野記者がインタビュー!「夏は焼けたいので、自分はいいかな」という意見もありましたが、「良いと思う」という好意的な意見が多かったよう。
佐藤圭一記者は、日傘の効果について、体を張って調べて来てくれました。屋外で、「何もしないで3分立っていた場合」と、「日傘をさして3分立っていた場合」とでは予想以上に違いを感じたと佐藤記者。
「日陰に居るのと同じで体はもちろん、目も楽!帽子だと蒸れるし髪がペシャンコになってしまうけど、日傘ならその心配もない。晴雨兼用の日傘なら、最近の急な雨にも対応できていいなと思った。」
実は、文化放送報道部でアルバイトしている大学生の田中君も日傘男子!日傘を使うと体感で3℃~4℃違うと実感しているそうです。ジロジロ見られるんじゃないかと思って日傘をささない人に向けての「自分が思うほど、人はあなたのことを見ていないよ。」という言葉は突き刺さりましたね!
では、実際に日傘を持つ男性は増えているのでしょうか?
日本洋傘振興協議会 事務局 田中正浩さんによりますと、「今年は7月の中旬くらいから、日傘を求める男性の声が増加、お店によっては売り上げが6倍ほどになっている。」そうです。
最後にお話を伺ったのは、50年ほど前から日傘男子の渡口彦邦さん。沖縄日傘愛好会 会長であり、那覇市で万年筆店を営まれていらっしゃいます。沖縄日傘愛好会誕生の経緯や、渡口さんが日傘を差し始めたきっかけ、日傘の良さを語ってくださいました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、国際かんがい排水委員会(ICID)が、「世界かんがい施設遺産」に日本から4つの施設を選んだと発表したニュース!あまり耳馴染みのない、かんがい(漢字で書くと「灌漑」)。河川や地下水、湖などから水を引き、農作物を育てるために人工的に給排水をする施設のことなんだそうです。
ラジオショッピングは今日もお休みです。今日のこの時間は、一美キャスターおすすめの1冊、大東文化大学法学部准教授・藤井誠一郎さん著【ごみ収集という仕事 ―― 清掃車に乗って考えた地方自治】をご紹介しました。
火曜コメンテーター、俳優の石田純一さんの今日の『オピニオン』。「毎年 "終戦の日" に思うこと」と題して「平和は希少で貴重で、とてもありがたいもの。今年で戦後73年。この先ずっと戦争が起こらないように、いつまでも意識して"戦後"を続けていこう!平和ボケ、良いじゃないですか!」と語り下ろしてくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』は飯塚治アナウンサーが担当。メットライフドームから、首位キープの西武ライオンズの戦いぶりについて、今夜のライオンズナイター解説・山崎裕之さんに伺いました。
『ニュースパレードアネックス』 来月13日告示、30日投開票が決まった沖縄県知事選挙にアメリカ軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長が出馬する考えを正式に表明しました。 亡くなった翁長知事に代わる候補に誰を擁立するかなど、焦点をまとめて石森則和記者が伝えてくれました。
【今日の1曲】 一本の音楽/村田和人