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長崎 原爆の日
こんにちは、加納有沙です。
今日8月9日は、長崎に原爆が落とされた日。
サキドリはオープニングから
長崎の田上市長の平和宣言を流し、お送りしました。
唯一の被爆国である日本が
核兵器禁止条約に署名していないことに関し
「非核化へ導くのは被爆国の責任」と、
政府に核禁止条約に賛同するよう求めました。また、国連事務総長として初めて長崎市の式典に参列したグテレス国連事務総長は
「長崎を核兵器による惨害で苦しんだ地球最後の場所にするよう決意しましょう」と、
長崎を最後の被爆地にするように求めました。
長崎に原爆が落とされて73年。
遅ればせながら先日、
さだまさしさんの小説「精霊流し」を読みました。
さださんの故郷 長崎で命を紡いできた家族が
どのようにその時代を暮らし、命のバトンをつないできたか。
さださんの優しい描写ですくい取られています。戦争を知らない、現代に生きるわたしたちは
どうしても、戦争や原爆のことから距離を置きがちです。
それでも
私たちが「生きている」ということは、
家族や先祖が生きてきてくれたからこそなんですよね。
さださんの「精霊流し」を読むと
日本に生まれた私にとって戦争は他人ごとではない
ということが伝わってきます。