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第370回:スポーツ界のパワハラを考える
久我山の朝日生命体操クラブが使っている体育館。世間を賑わすニュースとは裏腹に閑散としています。
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』、今日のテーマは「スポーツ界のパワーハラスメントはいつまで続くのか?」。
体操の宮川紗江選手が記者会見を行い、日本体操協会の塚原光男副会長と塚原千恵子女子強化本部長からパワハラを受けたと訴えました。これを受けて、副会長と女子強化本部長はコメントを出し、謝罪。処分を受けた速見佑斗コーチは地位保全を求める仮処分の申し立てを取り下げました。
速見コーチの代理人である山口政貴さんによると、コーチと協会の争いは選手にメリットがない、選手のために取り下げる決断をしたとし、すでに気持ちの整理はついているとお話してくださいました。現在、高須クリニックが支援に名乗りを上げており、今後は支援を受けながら競技を進めていく可能性もあるそうです。
森末慎二さんは「謝罪コメントでようやく収束に向かうのでは。体操協会が公正にみられるようになれば」と今後について語りました。
『きょうのナマチュウ』は、「辺野古 埋め立て承認を今日撤回。今後、どうなるのか?」。
ラジオ沖縄の小磯デスクによると、県民の6割は埋め立てに反対している状態だといい、撤回がこのタイミングになった理由とついて沖縄国際大学・大学院教授の前泊博盛さんは、9月末に知事選挙があるため、8月中に結論を出すということで今日になったとしています。
また、沖縄の問題と思われがちな辺野古移設問題ですが、基地が本当に必要なのかは日本の問題であり、他人事を思わずきちんと関心を持って政府は本質を議論してほしいと訴えました。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀記者が伝えたニュースは「バイオストローは、環境汚染問題解消の切り札になるか?」。
海洋汚染などで問題となっているプラスチックストローの代替をめぐり様々な案が出されていますが、今注目されているのがトウモロコシやサトウキビといった植物などを原料にした生分解性プラスチックです。地中の微生物によって分解されるため環境に優しいとされていますが、まだまだコストがかかるのが問題です。
これまでにパスタストローなどを試した石川記者も環境に優しいストローに興味津々!
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「投資バカ 50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスク」。
現在、宝島社から発売中の荻原さんの新書をご紹介。去年出した本では「投資なんか、おやめなさい」でしたが、今年に入って警戒レベルがあがったそう! なんと投資信託をやっている46%の人が運用がマイナスなんだとか。今はいそいそ投資に乗り出すべきではない、デフレの今は借金を返す時期だとお話してくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』は、 長谷川太アナウンサーが、今日から開幕したラグビートップリーグの見どころをご紹介。
ラグビーワールドカップを来年に控え、益々加熱するラグビー熱! 今年はどんな試合になりそうなのか解説して頂きました。
『ニュースパレードアネックス』は、来月7日に告示される自民党総裁選の最新情報を国会から山本カオリ記者が伝えました。
『世の中SAKIDORI』は、ビジネス先取り。
今日は、時代の最先端にいるビジネスマンに話を伺う「一美が訊く」。今回会いに行ったのは、ドローンのビジネススクールである一般社団法人 ドローン大学校の理事長、名倉真悟さんです。
ドローン大学校は2016年に設立、飛行ルールや安全に運行するための技術を指導する国内では珍しい学校です。ドローンの登場で空の産業の可能性はものすごく広がったわけですが、資格を取れば直ぐにドローンビジネスに携われるかというとそうではなく、農薬散布をドローンで行う、ドローンによる測量を行う、など具体的な未来像を描くことが必要だといいます。
【今日の一曲】 夏が終わる / スピッツ
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!