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庭園で楽しむ読み聞かせ
みなさんは、大正8年に創刊された文学雑誌「赤い鳥」をご存知でしょうか?
児童文学者・鈴木三重吉が自分の子供が生まれたことをきっかけに創刊したもので、
子供たちへ向けて作られた児童文学や児童音楽の歴史は、
この「赤い鳥」に始まると言われています。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
新見南吉の「ごんぎつね」
童謡では、北原白秋の「からたちの花」などが掲載されていました。
今年、「赤い鳥」創刊100周年を記念して、
7月18日(水)豊島区にある目白公園で
掲載された作品の読み聞かせイベントが行われます!!!会場となるのは、「赤い鳥」創刊の地である
目白庭園内にある「赤鳥庵」。
水辺を見渡せる10畳と8畳のお茶室があり、畳のさわやかな香りが広がります。
大人の心をいやす「絵本広場」は
7月18日(水)午前10時半~12時まで開催されます。
資料費として300円。どなたでも参加でき、定員は30名で先着順です。
素敵なお庭を眺めながら、心落ち着く時間を過ごせそうですね♪目白庭園は2800㎡の敷地面積があり、
お庭は、椿山荘なども設計した伊藤邦衛の作庭で、
池の周りをぐるりと巡ることができる「池泉回遊式」という様式の庭園です。
春はしだれ桜、秋は紅葉を見ることができ、
今の時期はオニユリが咲いていましたよ。池には、カルガモの赤ちゃんが!!!!
4月に1家族、6月に2家族のカルガモの赤ちゃんが誕生したそうです!
2~3カ月で成長し飛び立っていってしまいますが、
6月下旬に生まれた赤ちゃんはまだかわいらしい姿を見ることができますよ(*^^*)♪今回の読み聞かせイベントは、
絵本よみきかせマイスターと2人が大人向けを行ってくれます。「蜘蛛の糸」のほか、新見南吉の「あかいろうそく」、
北原白秋作詞の「赤い鳥小鳥」をみんなで歌ったり、
「海のむこう」の朗読なども予定しているそうです。
さらに、目白庭園では、
今月土日の晴れた日に和傘の無料貸し出しを行っています!
カラフルの和傘で気持ちも高まりますよ♪
この和傘の無料貸し出しは、
浜離宮恩賜庭園や旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、
六義園、向島百花園などの都立公園でも
7月14日(土)~9月17日(月・祝)まで行います!
暑い時期ですから、和傘を使って庭園を散策してみてはいかがでしょうか?