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第327回:惜敗・・・
さすがに今日は寝不足の方、多いのではないでしょうか?
今朝、3時から行われたサッカーW杯・ロシア大会の日本対ベルギー戦で、日本は後半、原口と乾が相次いでシュートを決め、2点をリード。 しかし、その後同点に追いつかれ、後半ロスタイムに勝ち越しのゴールを許し、試合終了となりました。
日本代表は惜しくもベルギーに敗れベスト8入りは逃がしましたが、健闘をたたえる声が続々とあがっています。
今日の『ニュースオフサイド』、夢を見させてくれた日本代表の戦いについて。
まずお電話を繋いだ、現地ロシアにいるスポーツライター了戒美子さんは「2-0になった時点でこの試合を決めに行くのかどうしたいのかという部分が曖昧だったかもしれない。西野さんの2-2に追いつかれてしまった時の表情、「あー、やられた!!」というあんな顔はこの大会で初めて見た。日本代表はチームワークよく、みんなが一緒にチーム作り上げるっていうのが良い方向にいったと思う。」とお話してくださいました。
スポーツライターの二宮寿朗さんは「爽快感・納得感のある試合だった。ベルギー相手に日本の良さを出してよくやれた。1段階も2段階も進めたと思う。最終的にベルギーの高さを使った戦い方を抑え込めなかった日本は、2点を守り切るのか3点目を狙いに行くのか、うまく加点できそうにないなら高さを入れて対応するなど、もう少しシフトしても良かったかもしれない。」と解説。
さらに本多圭佑選手の物真似でお馴染み、タレントのじゅんいちダビッドソンさんにもお話伺いました!番組の企画とはいえ、ベルギー戦をベルギー大使館というアウェーで観戦したじゅんいちダビッドソンさん。ベルギーの皆さんはとてもフレンドリーだったそうです。代表からの引退を示唆した本田選手にかけたい言葉を伺ったところ「もしサプライズありなら、僕と一緒にM-1に出ましょう!」とのこと。本田選手のネタは今後も続けていくということで「"伸びしろ"のように、本田選手が実際には言ってないセリフを今後もでっち上げていきたい。」とお話してくださいました(^^)
続いて『きょうのナマチュウ』国より厳しい東京都の受動喫煙防止条例成立を受け、今後たばこの規制はどうなっていくのか?
禁煙を推進する人、そして喫煙家双方の意見を聞いて考えました。
東京都の受動喫煙防止条例、国の健康増進法改正案と比較してどのようなものなのか、佐藤圭一記者が説明。
西村志野記者は、街の人たちが今回の条例をどう思っているのか有楽町で調査してきました。「二時間、居酒屋に居るだけでもたばこの匂いがベッタリだったので、ありがたい」「子供連れにも嬉しい」という賛成派、「自由に吸わせて」「昔吸っていたので吸いたい人の気持ちも分かる」などの反対派。まさに賛否両論でしたね。
禁煙推進としてお話を伺ったのは、完全禁煙のおいしい飲食店検索サイト、ミシュランならぬ「ケムラン」を開設した大阪医科大学研究支援センター准教授の伊藤ゆりさん。
伊藤さんはもともとがん予防を研究するお仕事柄、誰もが受動喫煙の害にさらされない社会を目指したいという考えを持っていたこと、完全禁煙を貫いている飲食店を少しでも支援出来たらという思いから、この「ケムラン」を立ち上げたといいます。
禁煙にしたお店の聞き取りでは、禁煙にしたことで家族連れや女性のお客様が増えたり、喫煙者も「店内が禁煙なら仕方ない」と思い切り外で吸えるということで逆に喜ばれているとか。
一方、「喫煙は文化だ!」と2011年6月に喫煙文化研究会なる団体が発足しました。呼びかけ人のお一人、ジャーナリストの二木啓孝さんは「私自身は分煙派!喫煙を取り巻く文化とか社会を一挙に取り除くのはちょっと待ってよ!ということで、禁煙の流れには総論、賛成。でも、自主的にお店に禁煙・分煙・喫煙というワッペンを貼るなどしている、お店のそれぞれの自主性なんかも失われてしまう。ちょっと組み立て方が強引なんじゃないかと思う。」とおっしゃっていました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、タイ北部の洞窟で行方不明になっていた少年ら13人が無事発見されたというニュース。13人は洞窟探検に出かけたところ、大雨による洞窟内の増水で出られなくなっていました。 行方不明になってから10日目の生存確認ということです。
気温が低すぎなかったこと・飲み水が確保できたこと・体力が減らないように横になって過ごしたこと・13人の統率が、今回無事だった要因だそう。
コメンテーターは俳優の石田純一さん『オピニオン』テーマは「これがサッカーだ!これが世界だ!これがW杯だ!」
日本代表の戦いはベルギー戦に限らず素晴らしく、面白かったし、チームが一体化して日本中の方に勇気をくれたと石田さん。
でもここで振り返ってみたいのが、決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦。球回しを始めてしまった日本の姿はショックだった、こういうことはサッカーにはよくあることだとしながらも、「日本の誇るべき姿」というべき何かを失くしてしまったんじゃないかと心配になったと、サッカー愛が強すぎるあまり、あえての苦言を呈しました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は槙嶋範彦アナウンサー!東京五輪出場をかける男子バスケットボール日本代表について、元バスケットボール選手で中京大学スポーツ科学部の松藤貴秋さんのお話を交えながらお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』 LGBT=性的マイノリティへの理解や制度設計が進む中、東京・豊島区では、昨日と今日、総務委員会で2つの制度が採択されました。豊島区議会を取材した伊藤佳子記者が採択された2つの制度について、豊島区議会議員の石川大我さんの声を交えてお伝えしました。
【今日の1曲】 もう少し あと少し・・・/ZARD