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第294回:警察犬が足りない!?
3週間ぶりに木曜コメンテーターの和田秀樹さんをお迎えしてのサキドリ。先週はフランスからご登場でしたが、和田さんの監督された映画「私は絶対許さない」がニース国際映画祭2018で、長編外国語映画における最優秀オリジナル脚本賞を獲得しました。おめでとうございます!
『ニュースオフサイド』は「殺処分寸前の小型犬が救う?深刻化する警察犬不足の打開策」。出動件数が増える一方、警察犬の数が減少。今日は警察犬不足を取り上げ、その打開策を探りました。
細木美知代記者は、警察犬不足の背景を聞くため日本警察犬協会へ。理事の江口晋二さんに話を聞きました。「警察犬の指導士が不足していて、結果として警察犬が不足している。また、ここ10年で出動が増え、そのほとんどが高齢者の徘徊事案など行方不明者の捜索」というお話でした。
警察犬不足を打開するヒントは、殺処分寸前の小型犬。小型犬が警察犬になるための訓練を受けるケースがあり、たとえば、岡山県警の嘱託警察犬になるために訓練を続けている柴犬の愛ちゃん。
この愛ちゃんについて、動物愛護のNPO法人「しあわせの種たち」の濱田一江理事長に話を聞きました。動物愛護センターに収容された愛ちゃんは、人を怖がり、かみつくため、殺処分が決まっていたが、濱田さんが手を差し伸べたとのことでした。
愛ちゃんの訓練を担当している岡山市の訓練士、赤木美穂さんは、柴犬は独立心、警戒心が強く、警察犬には向いていないので時間がかかった、と訓練にまつわるエピソードを話してくれました。
『きょうのナマチュウ』は「今後どうなる?日大悪質タックル問題の行方」。大学アメリカンフットボールの強豪、日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が相手選手に悪質な反則行為となるタックルを浴びせて、けがを負わせた問題。
関西学院大学が開いた会見を取り上げ、この問題の今後の展開をサキドリしました。
西村志野記者は日大の経済学部と法学部の校舎がある東京・水道橋で、日大の学生の声を取材。「同じ大学に通う学生として悲しい」「大学の寮から外出できなくなっている」といった声を伝えてくれました。
日大アメフト部OBで、長年、NFLの解説を務めている共同通信社の記者、宍戸博昭さんは、今回の問題について「(日大の)内田監督が出てこないことが問題をこじらせている」、「アメフトというスポーツを冒涜する行為で残念です」とお話してくださいました。
スポーツライターの小林信也さんは、会見で明らかにされた日大の回答について「残念な回答。未だに言い逃れをしている。責任を選手になすりつけている」といった指摘をされていました。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターがお伝えしたのは「西城秀樹 さん、死去」のニュース。今日は、 2011年9月24日放送の文化放送「高木美保 close to you」に西城さんがご出演された際の音声もお聴きいただきました。ご冥福をお祈りいたします。
『オピニオン』のコーナーでは、先月、「困った老人のトリセツ (宝島社新書)」という本を出された精神科医の和田秀樹さんが、お年寄りとの付き合い方で困っているリスナーさんのお悩みにお答えしました。ぜひ和田さんのご本も参考になさってみてください。
『SAKIDORIスポーツ』担当は飯塚治アナウンサー。怪物ルーキー!日本ハム 清宮幸太郎選手の話題をお送りしました。清宮選手のすごさの一つ、球の特徴について語る飯塚アナ。
一美キャスターも「止まって見えた後に遅れて来るから、バッターはもうどうにも打つことが出来ない!」とサブキャスター加納さんに熱弁していました。
『ニュースパレードアネックス』今日、野党4党が公文書管理のための新たな改正案を国会に提出。公文書管理をにらんでの国会の動きを、立憲の辻元清美国会対策委員長の音声を交えてレポートしてくれました。
早川茉希レポーターの『SAKIDORI最前線』は、5月25日公開の映画「友罪」について取り上げました。今日はスタジオにスペシャルゲストとして、瀬々敬久監督が!
【今日の1曲】 ブルースカイ ブルー/西城秀樹