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照明と顔芸
こんにちは。 永野景子です。
古谷経衡さんが「今日のオピニオン」で話されたテーマは、
『日本映画はなぜつまらないのか』。
もちろん、いい作品もたくさんあるとの前置きで、
『つまらない』理由として2点、挙げられました。
1つは「ライティング」。 つまり照明ですね。
日本映画はやたら明るい。 照明当てすぎ。
ハリウッド映画は総じて暗い、その中で陰影などを駆使して
雰囲気や味を出す、というようなお話でした。
確かに。 そう言われてみれば。
もう1つは「顔芸に頼りすぎる」。
例えば悲しさや喜び、それらを表現する時に
日本映画は役者さんの表情の演技に頼りすぎると。
後ろを向いて佇むだけでも、悲しさは表現できると
古谷さんは提案してらっしゃいました。
あと、日本映画は「引き」の映像が多すぎる、とも。
全体が映ると役者さんの「手」も映る、
でもその「手」の演技が下手だと。
人間って、何かをしゃべってる時など必ず手を動かしている、
なのに日本の映画は手をぶら~んとさせてることが非常に多いと。
今度、日本の映画を観る時は、こうした点に注目してみましょう!
明日のサブキャスターは、
映画が好きそうな加納有紗さんです!