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第286回:新党・国民民主党の船出
大型連休明けの月曜日。あいにくのお天気でスタートした1週間です。今週もよろしくお願いします。
さて、気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』 では、日中韓3か国による首脳会談を前に、「対話に動く中国と韓国。米朝首脳会談を控え、岐路に立つニッポン」と題して、北朝鮮を取り巻く外交の最新情報をお伝えしました。
まずはワシントンからジャーナリストの笹栗実根さん。ここへきて少々雲行きが怪しいトランプさん。米朝首脳会談の具体的な日程や場所がオープンになっていないことや、拘束されているアメリカ人の開放もまるで「すぐ!」かのように話していたのに、それもうやむや・・・やはり北朝鮮とは一筋縄ではいかないようだとの見方を示してくれました。
代わってお話を伺ったのは、慶應義塾大学の磯崎敦仁准教授。今年3月から北朝鮮のトランプ大統領への批判が減った分、相対的に増えた日本への強い批判のことや、当初の予定通り、米朝首脳会談は今月の終盤から来月の頭のあたりで行われるであろうこと、対北朝鮮という観点から安倍総理の今後の言動にも注目であることなど解説してくださいました。
西村志野記者は、有楽町で街の皆さんに、日本政府は北朝鮮に対し「対話」と「圧力」どのようにすべきかインタビュー。相手の思うままばかりではダメだけど、相手を刺激して戦争にでもなったら...と「対話」と「圧力」半々の意見が聞かれたようです。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』民進党と希望の党が、新党「国民民主党」の設立総会を、今日午後、東京・平河町の都市センターホテルで開催。何を旗印に掲げるのか?支持率わずか1%の野党に未来はあるのか?サキドリしました。
取材した山本カオリ記者がこの設立総会の模様や、政党名を「新党ゼロ」にすればいいじゃないかと声をあげた若手議員のお一人である緑川たかし議員の声など、レポート。
さらに、国民民主党の徳永エリ参議院議員に国会記者クラブの文化放送ブースで、「国民民主党」という名前に落ち着いた実際の細かい経緯や、国民民主党の憲法改正に対する党のスタンスなどお話を聞きました。新党に期待したいと思う分、厳しい質問にもなりましたが、「地方議員の人たちとも集まって何度も何度も話し合った。過去のことを反省して、バラバラ感や揉め事はなく、地べた這いつくばってやっていく!失ってしまった信頼をしっかり取り戻していかないと。新党は...と離れてしまった仲間たちも戻ってくれるかもしれない。」と決意を聞かせてくれた徳永議員。ずっと欠席が続いた国会、野党はこれからが見せ場です。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、「外国人児童5%が特別学級」というニュースを取り上げました。愛知や群馬などブラジル出身の外国人が多く住んでいる6県12市町の公立小で、外国人児童のうち、特別支援学級に通う子どもの割合が5.01%と、日本人の倍以上であることが5日、NPO法人の調査で分かったということで、外国人が多い地域で日本語を教える制度が整っていないため、日本語ができない子供たちの事実上の受け皿になっている可能性があるとのこと。
月曜コメンテーター、政治学者の姜尚中さんが語り下ろした今日の『オピニオン』。
「南北首脳会談と米朝首脳会談の狭間」と題して、南北首脳会談の意味を振り返り、日本も日米関係だけでなくアジアのなかに目を向けて、大きな視点で北朝鮮と向き合うべきだとお話してくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は砂山圭大郎 アナウンサー。今日取り上げたのは、卓球世界選手権の話題です。
韓国と北朝鮮は、女子準々決勝で対戦する予定だったのですが試合を行わず、合同チームを結成して準決勝に進むことを要望、国際卓球連盟に認められ、日本と対戦。異例のことでしたが、日本はこれに見事勝利し決勝へと進みました。決勝では中国に1-3で敗れ、3大会連続の銀メダルに終わっています。
『ニュースパレードアネックス』 埼玉県越谷市と、隣接する吉川市の半径1.5キロの範囲で今月2日未明、4件の火災が相次ぎ、1人が死亡、1人が重傷を負いました。警察では連続放火の可能性があるとみて調べています。不審火が相次いでいる吉川市から中継を繋いで、吉田涙子記者がお伝えしました。実際に現場を見てみて、自転車であれば10分ほどでまわれるような距離感だそうで、近所の方の不安の声なども紹介。
放火を防ぐために、家の周りに燃えやすいものを置かない・郵便物を置いたままにしない・車や自転車のカバーなどを燃えにくいものに変える・夜も灯りがついているような場所は狙われにくいということですので、自主的に出来ることとして実践してみてください。
放送作家でコラムニスト山田美保子 さんの『芸能アラカルト』!ジャニーズ事務所 がTOKIOの山口達也さんとの契約を解除したニュースについて語って頂きました。美保子さんも山口さんをよく知るスタッフさんたちとお話をすると「厳しくすることが山口君のためになる。特にアルコールのことは...。」という気持ちの方が多いとのこと。
これまでTOKIOを起用していた福島県の農産品の風評被害払拭PRキャラクターも継続が決まったそうです。
【今日の1曲】 マリア/T-BOLAN