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第282回:逃走劇、終結
愛媛県今治市の刑務所施設から脱走し、昨日ついに広島市内で逮捕された平尾龍磨容疑者。
今日最初のコーナー『ニュースオフサイド』では、「逃走劇がついに終結。平尾容疑者逮捕。」と題して、続報を詳しくお伝えしました。
まずここまでに入ってきている最新情報を、南海放送 三谷隆司ニュースデスクがまとめて。
平尾容疑者は「逃げるのはしんどかった」と語りつつも、警察車両に気付いた時には小学校の塀をこえて逃げようとしたことも分かっています。この矛盾した心理について、東京未来大学こども心理学部長で犯罪心理学が専門の出口保行教授は「逃走はかなり精神的負担が大きく追い詰められていく。しかし警察と対面すると反射的に逃げてしまうのはごく普通のこと」、向島を泳いで出たことについては「都会の人は人に対する興味が薄い。広島に向かったのは、不特定多数の人に紛れたいという逃走犯の共通心理」だと解説してくださいました。
平尾容疑者が潜伏していた向島は、しまなみ海道が通り、サイクリストが多く訪れるところ。 ゴールデンウィークの今現在、どのような状況なのか?お電話を繋いだのは、レンタサイクル事業を運営している一般社団法人しまなみジャパン レンタサイクル事業部課長 田頭修次さん。「住民の皆さんも日常が戻ってホッと一安心。捕まるでは問い合わせやキャンセルもあったが、今は例年通りに戻っている。多々羅大橋の景観は素晴らしいのでオススメ!」とのことでした。
『きょうのナマチュウ』テーマ「ダムに行こう。」ということで、ダムマニアからブームが広がりつつある「ダムツーリズム」と「ダムカレー」を取り上げました。
ダムツーリズムの取り組みを始めた国土交通省 水管理・国土保全局 治水課 大規模構造物技術係長 後藤祐也さんに、ダムツーリズムが生まれたきっかけについて伺いました。
「ダムは完成までに時間がかかり、地元の人たちに色々と苦労をおかけする。そのため、ダムが完成す前から周辺地域の活性化に貢献するための取り組みを推進している。ダムツーリズムでは、ダムを作った人々の苦労や、なぜ洪水被害を抑えることが出来るのか、なぜ当たり前のように水を飲むことが出来るのかなどの理解を深めていただくものであると同時に、誰もが楽しめるものになっている。」そうです。
後藤さんは「(ダムを見ると)壮大な気持ちになる。圧倒される感じ。ぜひ、ゴールデンウィーク期間中、まわって欲しい!」ともおっしゃっていました。
国土交通省のダムツーリズムについてのホームページはこちらからどうぞ。
つづいて、ダムカレーの話題!東京都内でダムカレーを食べられる場所があるということで、佐藤圭一記者が墨田区の「三州家」に行ってきました。
「三州屋」5代目であり、ダム愛好家の宮島咲さんの溢れるダム愛がレポート音声からも伝わりましたね~!
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターがお伝えしたのは、就労制限に反し、東電が福島第一原発で外国人技能実習生を働かせていたニュース。東電は昨年二月、関係省庁と協議の上、事故を起こした第一原発施設内で実習生を働かせないと発表、元請け企業に周知していたのにも関わらず、自主的なルールを逸脱したことになります。その上、放射線管理区域外のため放射線防護に関する教育は行われていなかったということです。
火曜コメンテーターは俳優の石田純一さん。今日の『オピニオン』では、日本で12年ぶりの勝利をあげた松坂大輔選手のニュースを取り上げ、祝福!
これまでの松坂選手の輝かしい球歴と肩を故障してからの苦しい時期を振り返り、「平成の怪物が戻ってきた!」と称えました。
『SAKIDORIスポーツ』は長谷川太アナウンサーが取り上げたのは、 プロ野球・データ解析の革命「トラックマン」について。今季では、広島以外の11球団が導入しているという高性能弾道測定器「トラックマン」。解析されたデータがどのように生かされているのかなどを解説してくれました。
『ニュースパレードアネックス』 大手旅行会社のHISが今日、正規の社員を対象に副業を解禁しました。 職員のスキルアップや労働力確保に向けた新たな取り組みとして注目されています。 副業を解禁したHISの鬼島絵里さんにお話を聞きました。
街の皆さんは副業についてどう思っているのでしょうか?西村志野記者が、有楽町でインタビュー。「老後に備えて1円でも多く稼ぎたい」「地元に副業で貢献出来たら...」「新たなスキルにチャレンジできるのは良いこと」など肯定的な意見が多く聞かれましたね。
【今日の1曲】 高気圧ガール/山下達郎