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第290回:米朝首脳会談開催に向けて
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』、今日のテーマは「米朝首脳会談、来月開催決定! 事態はどう動くのか?」。
来月12日、シンガポールでの開催をツイッターで明かしたトランプ大統領。ジャーナリストの笹栗実根さんによると、アメリカと北朝鮮、双方と国交があり中立であること、そして治安のよさからシンガポールが選ばれたのでは予想しました。北朝鮮の完全な非核化を目指すアメリカと、費用と時間をかけて開発した核兵器を失うことを懸念する北朝鮮がどのように会談に臨むのか注目が集まります。
また、一部報道では、中国の習近平国家主席が米朝首脳会談に合わせてシンガポール入りする可能性を伝えています。守りの立場となる中国の思惑も国際ジャーナリスト・春名幹男さんが解説しました。
『きょうのナマチュウ』は、「拉致問題、早期解決には何が必要?」。
米朝首脳会談の日程決定を受けて、拉致被害者や支援組織の方々はどうようなところに注目しているのか、麗澤大学客員教授で「救う会」会長の西岡力さんにお話を伺いました。先月のアメリカ訪問ではこれまで以上の手ごたえを感じており、トランプ大統領から「一緒に解決しよう」と口々に前向きな言葉が飛び出したことに深い理解を感じているとお話頂きました。
国会の動きを取材する山本カオリ記者からは、日朝首脳開催の可能性について「来月の米朝首脳会談次第だ・・・」という答えが。トランプ大統領の成果へ一層の期待が高まります。
『SAKIDORIニュースパレード』で、石川真紀キャスターが紹介したニュースは、「3大銀行、ATM共通化」。
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3メガバンクがATMを共通化する方向で協議に入りました。荻原さん曰く、銀行員の業務負担の減少を狙っているそうです。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は、「高プロなんかおやめなさい!」。
高プロとは「高度プロフェッショナル制度」で、年収が1075万円以上の専門職の方を対象に、時間に縛られず成果主義で働いてもらう制度のこと。月収で計算すると約90万円ですが、なんと1度でも月90万円で働くという契約をすれば、その後支払いがなくても成立するという落とし穴があるそうです。
そして、それを取り締まるのが厚労省の労働基準監督官。全員で3241人ですが、全428万ヶ所をチェックしなければならず、数にすると1人で1万6000人を担当する計算になるとか! 正直全部には手がまわらないので、高プロで不当な扱いを受けても対応ができなくなる可能性を考えると・・・高プロなんかおやめなさい!
『SAKIDORIスポーツ』は、寺島啓太アナウンサーが伝えるのは、明日からチャンピオンシップが行われる「男子バスケット Bリーグ」
栃木ブレックスの田臥勇太選手、千葉ジェッツの富樫勇樹選手の意気込みの声を紹介しました。
『ニュースパレードアネックス』は、吉田涙子 記者が取材した「新潟市の女児殺害事件」の最新情報。
金曜日の『世の中SAKIDORI』は、ビジネス先取り。
「栃木いすゞ自動車株式会社」宇都宮南営業所の中塚恵美さんに、リニューアルオープンしてますます使いやすくなった宇都宮南営業所をご紹介頂きました。
【今日の1曲】 ごはんができたよ / 矢野顕子
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!