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江戸時代のお酒「美淋酎」
今回のサキドリ最前線は、お酒の話題・・・♪
お酒といっても、江戸時代のお酒、「美淋酎(みりんちゅう)」です。
愛知県碧南市にある
現存する日本最古のみりん専業メーカー「九重味淋株式会社」が
江戸時代のレシピそのままに再現したお酒なんです!!!
まずは、そのままいただくと・・・
自然な甘みで口当たりがよく、おいしい!!!!!また、おすすめの飲み方として、炭酸水で割りレモンを絞って
「美淋酎レモンサワー」をスタジオでいただきました♪
美淋酎のスッキリとした甘さがレモンの風味を引き立てて
とっても飲みやすい!!!
一美さん、加納さんにも大好評でした◎九重味淋株式会社の黒柳さんに電話でお話を伺うと・・・
みりんは江戸時代には「呑むお酒」として造られていたこともあり、
創業245周年を迎えた去年、より みりんを知っていただきたい、
みりんづくりの伝統を守りたいという思いで「美淋酎」プロジェクトを立ち上げたそうです。
原料は、みりんと同じ もち米、米麹、そして焼酎ですが、
甘さや度数など、みりんとは全く異なる商品に仕上げています。
現在のみりんは、料理に使うため昔のものより甘くなっていますが、
「美淋酎」はあまり甘くない昔のみりんを再現しました!
アルコール度数は22度。
一般のみりんは13~14度ということなので、かなり度数が高くなっています。また、美淋酎の製造に使う昔ながらの圧搾機
「佐瀬式圧搾機」の修繕費用に充てるため、
現在クラウド・ファンディングで「美淋酎」づくりの資金を集めています。
6月7日までで目標金額50万円でしたが、
5月24日現在、88万5000円ほど集まっているそうです!!支援してくれた方には、料金に応じて仕込んだ美淋酎などをお届けしていますよ。
この「美淋酎」は、6月7日以降も九重味淋の直売所や
オンラインショップで販売する予定だということです。また、首都圏では松屋銀座店などで
九重味淋の主力商品である みりんを購入することができるそうです。
みりんは、築およそ300年、1706年に作られた「大蔵」で熟成され、
ゆっくり絞って作る昔ながらの製法とこだわりの素材で作られています。
本みりんを使うことで、上品な甘みや照り、つや、旨味、
美しい焼き色や魚の匂い消しにもなるそうです。和食はもちろん、洋食や中華、デザートにも使えるレシピがあるので、
九重味醂株式のホームページを覗いてみてくださいね(*^^*)いい香り~に包まれたスタジオからお送りしました♪
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第299回:高齢者を家に閉じ込めないという試み
『ニュースオフサイド』は「主張に食い違い!どうなる?日大悪質タックル問題」。
反則行為をした選手と大学側で主張が食い違い、出口が見えない「日大悪質タックル問題」を組織学の視点で読み解くとともに、弁護士に話を聞き、今後の展開をサキドリしました。
組織学が専門の同志社大学の太田肇教授にお電話を繋ぎ、大学の組織について伺いました。「会社組織とは違い、想定外の出来事が起きたとき、迅速に対応できる組織ではない」と問題点を指摘。
今回の問題で、けがをした関西学院大学の選手は警察に被害届を出しています。どのような罪に問われるのか、お話してくださったのは元東京地検の検事で弁護士の落合洋司さんです。
反則行為をした選手は「傷害罪」に問われる可能性があり、内田前監督やコーチは「共謀共同正犯」に問われる可能性があるとのことでした。
続いて、『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは、高齢者を家の中に閉じ込めずに、安全な外出を促す自治体の試みです。
神奈川県愛川町は今年度から70歳以上の高齢者が電動アシスト三輪自転車を購入した場合、条件付きで購入金額の4分の1相当を助成する新たな制度を導入。この制度について、神奈川県愛川町 高齢介護課の市川ゆりこさんに伺ったところ、「上限2万5千円まで。電動アシスト三輪自転車は二輪よりも安定性があり、前後のどちらかに大きなカゴが付いているため、買い物などの外出にも便利。電動アシストなので、ペダルを漕ぐのも楽という3つのポイントで対象とした。」とお話してくださいました。
そして、高齢者を家の中に閉じ込めない自治体の試みをもうひとつご紹介。神奈川県大和市が導入した、事故に備えて条件付きで認知症の高齢者の保険料を全額負担するという制度。
細木美知代記者が大和市高齢福祉課課長 杉内直さんにお話を伺いました。
大和市内には32の踏切があり、交通関係に非常に恵まれているものの、それが逆に認知症の方の徘徊中の事故への不安にも繋がるということ、過去に徘徊中に線路内に立ち入り事故にあった高齢者のご家族が鉄道会社から高額の賠償を請求された実例などからこの制度の導入に至ったと言います。
「認知症を防ぐ・認知症の人が増えることに備える、この両面に取り組んでいるが、近い未来に認知症の方が1万人を超えて初めて行動するのではなく、今から取り組んでいく。」と杉内さん。大和市は、2016年秋から【認知症1万人時代に備えるまち やまと】宣言をしています。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターがお伝えしたのは、賛否分かれる、小笠原空港建設計画のニュース。今日開かれた「小笠原諸島返還50周年記念シンポジウム」を取材してきた真紀さん。賛成には「本土との行き来が楽になる」「病院通院の面で安心」といった声、反対には「環境面が心配」といった声があがっているようです。
スタジオメンバーで唯一、小笠原諸島に行った経験のある真紀さん「住民の方々の意思をしっかりとくみ取って進めてほしいです。」と話していました。
木曜コメンテーター、精神科医の和田秀樹さんが語り下ろした今日の『オピニオン』は 「もともと危険だからこそ、反則は許されない」。
日大の悪質タックル問題を受け、引退したアメフト選手の死とアメフトの因果関係を発見する医師が主人公の映画『コンカッション』や、アメフト選手の脳を検査した結果などを紹介しながら、 医師の視点でアメフトの危険性をお話してくださいました。
「ルールを守っていても危ないスポーツなのに、ルールを破ることはあってはならない。 安全対策を考える必要がある」ということでした。『SAKIDORIスポーツ』今日は飯塚治アナウンサーが担当。 エンゼルス 大谷翔平とヤンキース 田中将大の先発投手対決がついに27日(日本時間の28日)実現へという話題をピックアップ!
日本のボールとメジャーのボール、革の滑りが全然違うのだそうです。なかなか慣れるのが大変だと言いますが、大谷投手はすでに自分のものにしています。さすが!
『ニュースパレードアネックス』は、サッカー スペイン1部リーグ・バルセロナを退団したアンドレス・イニエスタの入団が決まったヴィッセル神戸の臨時記者会見場に中継を繋ぎました。会場となったホテルは、テレビカメラ40~50台ほど、およそ350名もの報道陣。注目の集まる会見だということがよく分かります。
「こんにちは!」と日本語で挨拶したイニエスタ選手、契約内容は明かされませんでしたが、海外メディアによると32億5千万円、3年契約という話も。
お電話を繋いだのは、スポーツライターの二宮寿朗さん。「バルセロナ愛がものすごく強いイニエスタ選手は、退団後に自分のチームだったバルセロナと対戦したくないという想いがある。もちろん新たな挑戦という意味もあるが、ヨーロッパではなくアジアなどに目を向けたのだと思う。人格者なので、良い影響を与えてくれるのでは?」
早川茉希レポーターの『SAKIDORI最前線』では、江戸時代のお酒「美淋酎」を取り上げました。スタジオで試飲もしましたよ~!
【今日の1曲】 ジョニー B グッド/チャック・ベリー
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自動アシスト三輪自転車
こんにちは、加納有沙です。
「きょうのナマチュウ」では、
高齢者を家に閉じ込めず、交通事故を防ぐ試みについて
取り上げました。高齢者の自動車事故のニュースが問題となっていますが、
では運転免許を返納すればいいか、というと
それで済む話でもないようです。
木曜コメンテーター和田秀樹先生によると...地域によっては、
車という足がなくなると家の中から出られなくなり、
家の中にこもりっぱなしの高齢者が増えてくる。
例えば認知症の患者の場合、
外に出る患者と比べて
家の中にこもりっぱなしの患者の症状進行速度は
早いそうです。
今回、神奈川県愛川町のお話と、
大和市のお話を伺って
高齢化社会に伴い、
増え行く高齢者、そして「認知症」と向き合って
生きていかねばならないのだと強く感じました。そのためには、
認知症の「予防」と
認知症の人が増えることに「備える」
この両面から考えていくことが大切ですよね。
私の祖父は70代で運転免許証を返納しました。
自転車は乗っているようですが、
バランス感覚が大切な自転車ですから
やや心配な面も......
どんな乗り物でも、ルールを守って
正しく使わないと危険が伴うものですが
我々の社会に見合った「新しい乗り物のカタチ」が
生まれるといいなと願っています。
あす金曜日のサブキャスターは
ハーレーに乗ったら意外と似合いそうな
西川あやのアナウンサーです。