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第256回:野球離れを食い止めるには?
今週も始まりました。暖かくて春らしい陽気だった今日。桜もどんどん開いているようですね。(写真は、佐藤圭一記者撮影の目黒川。素晴らしい写真!)
『ニュースオフサイド』テーマは「揺れる安倍政権、秋の自民党 総裁選挙はどうなる?」自民党のそれぞれの派閥が活発な動きを見せているのも気になるところですが、まずは派閥の現状や無派閥の人数などを、スタジオで伊藤佳子記者がまとめてお伝えしました。
自民党の各派閥は誰を支持しているかについては山本カオリ記者が解説。さらにSAKIDORI!ではお馴染み、ノンフィクションライターの常井健一さんにも繋ぎ、注目すべき点や小泉進次郎さんのお話をして頂きました。
選抜高校野球で熱戦が続く中、実は子供の野球人口が減少しているという問題を取り上げた『きょうのナマチュウ』 。「野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!」著者であるライターの広尾晃さんのお話では、スポーツの選択肢が増えたことと経済的問題(お金がかかる以外にも、お茶当番など手間もかかる!)が「野球離れ」の背景にあるとのこと。プロ野球チームがある本拠地はまだしも、テレビの地上波での中継も減り、どんどん離れている印象とのこと。
西村志野記者は、さいたま市浦和で親世代の声をインタビュー。浦和レッズの地元ということもあり、ここでの1番人気は「サッカー」だったようです。
では実際に、子どもたちの「野球離れ」について、野球を指導されている方はどう見ているのでしょうか?お話を伺ったのは、春14回、夏12回の甲子園出場、もちろん優勝経験もある帝京高校 野球部 前田三夫監督。
少子化の影響と、子供が自由に野球をすることが出来る環境がなくなったことが大きいと指摘したうえで、「1つのボールをみんなで追う。その中でピンチもあればチャンスもある。失敗をみんなで補って、勝った時にはみんなで喜ぶ。スポーツの良いところが詰まっているのが野球だと思う。」と熱く語って下さいました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』 で取り上げたのは、「NHKの受信料支払い義務、ワンセグも」というニュース。ワンセグ放送を受信できる携帯電話を持っていたら、NHKと受信契約を結ぶ義務があるのかが焦点だった裁判。深見敏正裁判長は「義務がある」と判断し、「なし」とした一審・さいたま地裁判決を取り消しました。
月曜コメンテーター、健康社会学者の河合薫さんの今日の『オピニオン』は「権力者は嘘をつく!」というお話でした。嘘をつくと感じる罪悪感は嘘の回数を重ねていくことで薄まり、「自分は嘘をついている」という実感がどんどんなくなって自分の記憶すら塗り替えていけるという、人間のメカニズムについて語って下さった河合さん。
それにプラスして、権力者は自分自身がルールとなってしまう環境で間違ったことを正す人がいないため、嘘をついてふてぶてしい態度になることでより力を持っているような感じに見え、人が寄ってくるという現象も起きるのだとか。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎アナウンサーが、今日午後1時から都内で引退会見を行った、プロボクシングの元WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんについてお伝えしました。2006年の1月にデビューし、「神の左」と呼ばれる強烈な左ストレートを武器に戦ってきました。
改憲の最後、息子さん、娘さんの「パパ、卒業おめでとう」の言葉に笑顔も。
『ニュースパレードアネックス』 気象庁は24日、東京都心で桜が満開になったと発表。 観測史上3番目に早く、平年より10日早い満開となっています。 たくさんの花見客で賑わう桜の名所・目黒川から、気象予報士の佐藤圭一記者がその様子をレポート!今後、見ごろを迎える地域についても伝えてくれました。佐藤記者調べによると、満開になってからの天候がここまで良い日が続くのは2009年以来のことだそうですよ。
放送作家でコラムニストの山田美保子さんがお送りする『芸能アラカルト』では、「オフィス北野」から独立を発表した ビートたけしさんについて。4月から「T.Nゴン」という新しい会社に所属することになった一部始終、今回の独立騒動を受けての関係者のことなどお話して下さいました。
【今日の1曲】歩いて帰ろう/斉藤和義