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第47回 吉永小百合さん120本目の出演作!
3月10日(土)公開
吉永小百合さん120本目の出演映画『北の桜守』をご紹介しました!「北の零年」「北のカナリアたち」に続き、北の三部作の集大成として作られた本作。
主人公の「江蓮てつ」に吉永小百合さん、息子役に堺雅人さん、
その他、篠原涼子さん、阿部寛さん、佐藤浩市さん、岸部一徳さん、中村雅俊さん、笑福亭鶴瓶さんなどなど、豪華メンバーです。ひとあし先に試写会で映画を見た一美さんは『ラスト15分で号泣』とすでに涙を浮かべながら話してくれました。
今回は、東映株式会社 映画宣伝部 アドバタイジング担当の 安田多慧子さんにお越しいただき、お話伺いました。~あらすじ~
「北の桜守」の舞台は、1945年の太平洋戦争下の樺太。
吉永さん演じる、江蓮(えづれ)てつが暮らす家の庭に待望の桜が花開いた。夫と息子たちと暮らす江蓮てつが大切に育てたその花は、やがて家族の約束となる。しかし8月、本土が終戦に向かう中、樺太にはソ連軍が迫っていた。樺太に残る夫との再会を約束し、てつは二人の息子を連れて網走へと逃げ延びる。
時は流れ1971年、次男の修二郎はアメリカに渡って成功し、米国企業の日本社長として帰国。15年ぶりに網走へ母を訪ねると、そこには年老いたてつの姿があった。一人暮らしが心もとなく思えるその様子に、再び母と共に暮らす決意を固める修二郎。しかし想いあうがゆえに母子はすれ違いを重ね、立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと、てつは一人網走に戻ろうとする。母に寄り添いたいと願う修二郎は、二人で北海道の各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めるように旅を始める。再会を誓った家族への想い。寒さと貧しさに耐え、懸命に生き抜いた親子の記憶。戦後の苦難を共にした懐かしく温かい人々との再会。幸せとは、記憶とは、そして親子とは。
満開の桜の下で明かされる、衝撃の結末――安田さんに見どころを伺うと...
吉永小百合さんと当代きっての豪華キャスト達による、観客の心に寄り添う映画。
試写会をしたときも、映画通や業界の人たちからも涙をすする音が聞こえたそう。
今回は、映画の中に劇中劇が組み込まれている斬新な映画。
生々しい戦争を描くよりは、抽象化し、そのエッセンスを表現するという手法だったそうです。
監督は、映画「おくりびと」でもお馴染み、滝田洋二郎さん。(来週サキドリに来てくださいます!)
そして、我らがサキドリ木曜コメンテーターの和田秀樹先生も、医療監修されています。
最後に安田さんから耳寄り情報も!「北の桜守」上映館で、60歳以上のシニアのお客様とご同伴で映画を鑑賞する場合、ご同伴おひとり1100円で鑑賞できるそうです。
最後、主題歌の「花、闌の時」が沁みてくる映画です。
戦中~戦後を生き抜いた家族の、人間ドラマ。3月10日公開です。
映画のホームページは、こちら。