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第259回:新たな自殺対策
番組のエンディングでお知らせしましたが、4月からは木曜サブキャスターの西川文野アナウンサーが金曜にお引越し。木曜の新サブキャスターとして、加納有沙アナウンサーが加わります!
新たなSAKIDORI!もどうぞよろしくお願いします(^^)
『ニュースオフサイド』は「新たな取り組みから探る、若者の自殺を防ぐ方法」。去年1年間に自殺した中学生と高校生は346人に上り、平成に入って最多となったことをうけ、LINEを使った相談など新たな取り組みを紹介、子どもや若者の自殺を防ぐ方法を探りました。
まず取り上げたのは、今月開設された、LINEなどで様々な悩みについて相談できる「よりそいチャット」。運営しているNPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」を西村志野記者が取材。
代表の清水康之さんに話を聞きました。座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件でも報じられましたが、ツイッターには「死にたい」という声が溢れていて、そこに注目したといいます。
相談を寄せてくるのは、一番多いのが20代、その次に30代、10代とづつき、29歳以下が半数を占めるようです。
次に取り上げたのは、自殺の原因となるいじめなどを防ぐため、教育委員会の依頼で学校の相談を受ける弁護士「スクールロイヤー」という制度。スクールロイヤーの第一人者、現役の弁護士で淑徳中学校・高等学校の社会科教師、神内聡さんに話を聞きました。
学校内で何かが起きたとき、同僚に弁護士がいると心強い。現場の先生が気軽に相談してくる、とお話してくれました。
『きょうのナマチュウ』は「日本相撲協会、貴乃花親方の処分決定」。午後4時から記者会見を開くとのことで、細木美知代記者が記者会見を取材。
コーナー開始も午後4時のため、コーナー内で処分内容が伝えられるのか、スタッフもスタジオもそわそわ。
そんな中、コーナーの冒頭で伝えてくれたので、一堂、安堵しました。処分の内容は「貴乃花親方は2階級降格で役職最下位の年寄に。貴公俊は1場所出場停止」。
処分内容の決定を受け、まず電話を繋いだのは、日本相撲協会評議員会の議長で先日スタジオにもお越しいただいた、池坊保子さん。貴公俊と貴乃花親方の処分に対する見解や、心に引っかかっているという日馬富士について、たっぷりお話ししていただきました。
つづいて電話を繋いだのは、スポーツライターの玉木正之さん。今回の処分について、「厳しい処分になりましたね。貴乃花親方が何も説明しなかったので仕方ないですね」とのことでした。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターがお伝えしたのは「機械化か雇用優先かで揺れる、モザンビークのナッツ加工工場」というニュース。アフリカ南東部モザンビークにあるカシューナッツの加工工場では、数百人の労働者が手作業でナッツの皮むきや仕分けをしているのですが、最近は機械化を進めるか、労働者の雇用を継続するかで、工場側が頭を抱えているというお話でした。
木曜コメンテーター、精神科医の和田秀樹さんが語り下ろした、今日の『オピニオン』は「春だからこうあるべきはやめなさい」。異動などで春はメンタルヘルスを害する人が多いという話をきっかけに、その原因のひとつが「かくあるべし」と日本人は思いやすいこと、「かくあるべし」思考をやめて、適応的な思考パターンを身につければいいとアドバイスしてくれました。
もっと詳しく知りたい方は、和田さんの新書『「こうあるべき」をやめなさい~人生が変わる9つの思考法~(大和書房)』こちらをご一読ください。
『SAKIDORIスポーツ』で片山真人アナウンサーが取り上げたのは、明日開幕するプロ野球 2018年シーズンについて。日本ハム情報を、栗山英樹監督の声を交えてお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』依然としてバラバラな印象の野党。民進党の大塚代表ら執行部は希望の党との合流へ向け、党内協議に入る意向を固めているものの、民進内では強い反発も起きています。国会担当・山本カオリ記者がレポートしてくれました。
『SAKIDORI最前線』、加納有沙レポーターが今日紹介したのは、先週土曜から横浜美術館で始まった「ヌード展」でした!
【今日の1曲】Say Yes!/菊池桃子 -
こんにちは!
西川あやのです。
今日は、
若者の自殺を防ぐための新たな取り組み
日本相撲協会、貴乃花親方の処分決定
機械化か雇用優先か、モザンビークのナッツ加工工場
今の国会から、野党の今後
横浜美術館で開催中の「ヌード展」などの話題をサキドリしました。
ニュースオフサイドでは、
LINEを使って悩みを相談出来る「よりそいチャット」について話を聞きましたが、
思っていたより、相談者の平均年齢が高めなのに驚きました。
中学生や高校生が多いのかと思いきや、1番多いのは20代。
学生生活の悩みだけではなく、社会人になって悩みを抱え、自殺を考える人もいるのだそう。
また、対人関係のことだけではなく、生活面、経済的な悩みも多いと聞きました。
社会人3年目を終える私としても、他人事ではなかったです。
学校生活でのいじめなどと、大人の想像で考えるだけでは、自殺率は下がらないのかもしれません。
今後も様々な角度からの取り組みが必要になりそうです。明日のサブキャスターは、私の中の「上司にしたいランキング」第一位の水谷加奈さんです!
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第51回 ヌード展!
加納担当の《サキドリ最前線》
最終回は...この春注目の美術館!
横浜美術館で現在開催中『ヌード展』です。
誰もが持っている、からだ。
一番身近なホットトピックを集めた展示。
一美さんも「ヌード展、興味あります!」と前のめり。
19世紀イギリス・ヴィクトリア朝の神話画や
マティス・ルノワールといった印象派
ピカソなどの現代絵画
ロバート・メイプルソープなどの写真や彫刻作品、
およそ130点もの作品。
それぞれの芸術家たちが「人間の裸体~ヌード」をどのように表現しているか、その変遷をたどることができます。横浜美術館の学芸員 長谷川珠緒さんにお話を伺ってきました。
見どころのひとつは...日本初展示!ロダンの《接吻》
180cm以上の大理石からなる男女の熱い接吻が表現された作品。
3.8トンもの大きな作品が、照明デザイナーによる調整の元
360度見舞わせる、特別スペースで展示されています。男女ともに筋肉や肉付きの良さを眺めるだけで、
大理石に命が宿ったように生き生きとした「肌」を感じることができ、
息をのみました。
女性の腰に添えられた、この右手に痺れる女性が多いのだとか!
ヌードを通して、芸術家が何を表現しようとしたのか、
またその当時の社会的背景やモラルがあったうえで
描かれる「ヌード」には、
自分の想像と相まって、どこまでも広く広く世界がひろがっていきます。「ヌード」の表現の仕方が、
昔は「理想像」だったのが...
現代に近づけば近づくほどリアルになっていきます。
ヌードは
「エロティシズム」だけではなく、
「悲哀」や「生命」といった、人にまつわる様々な要素を含んでいて
とても面白かったです。ヌードの軌跡200年をたどる展示。
横浜美術館「ヌード展」~6月24日まで。
さて、今回で加納有沙がご紹介する《サキドリ最前線》は終わりです。
来週からは、新メンバーが加わり、紹介してくれます。
わたくし加納は、木曜日のサブキャスターを担当することになりました。
4月からもどうぞ宜しくお願い致します。 加納有沙