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第234回:作詞家 売野雅勇さんに聞く
今日のゲストは、中森明菜さんの「少女A」やチェッカーズの「涙のリクエスト」などを手がけてきた、作詞家の売野雅勇さん。
『ニュースオフサイド』と『ナマチュウ』の2コーナー。お付き合い頂きました。
『ニュースオフサイド』のテーマは「歌詞炎上騒動から考える、ワンオペ育児からの脱出法」。今月2日、動画配信サービスの子ども向け番組で放送された曲、「あたし おかあさんだから」の歌詞が、ワンオペ育児を推奨するものだとして、ネット上で炎上。
作詞を担当した絵本作家が謝罪する事態となった、この炎上騒動をきっかけに、お母さん方がワンオペ育児から脱出する方法を考えました。
「あたし おかあさんだから」の歌詞について売野雅勇さんは「いい歌詞ですよ。愛情にあふれていてリアル」と褒め、この歌詞が炎上していることについては「寛容の精神が足りない」と指摘したうえで、「僕の歌詞はもっとすごいですよ」と笑みをこぼしつつ、お話してくださいました。
この歌詞を子育て真っ最中のお母さん方はどう受け止めたのでしょうか。細木美知代記者は豊洲に行って、お母さん方の声を取材。
「子育てによって犠牲になることも多いけれど、得るものも多い」といった好意的な声が多かったようです。自身も子育て中だという細木記者の「心の状態によって受け止め方が違うのでは」という見方も興味深かったですね。
電話を繋いで話を聞いたのは、新聞を使ってお母さん方を孤独にしない試みを行っている「お母さん大学」の事務局長、青柳真美さん。ワンオペ育児で苦しむお母さん方について「子どもがすることを客観的に見てみる」というアドバイスをしてくださいました。
「30年前、夜中にミルクをあげるなど育児をしていた」という売野さん。意外なイクメンぶりにスタジオは興味津々でした。
『きょうのナマチュウ』は「なぜ今?80年代音楽に再評価の動き」。荻野目洋子さんの「ダンシングヒーロー」が再ブレイクするなど、80年代の音楽が今、再評価される背景を、今日のゲストで80年代のアイドルブームを支えた作詞家、売野雅勇さんにじっくりお話を聞き、探りました。
売野さんには、「少女A」やチェッカーズ「ジュリアに傷心」の誕生秘話、ヒット曲の歌詞を書くコツなどを聞きました。「コツはない。頼りは記憶と資料のみ。その人が思っていることしか書けない」
「80年代の音楽は感動するようにつくられている」
【今日の1曲目】少女A/中森明菜【今日の2曲目】ジュリアに傷心/チェッカーズ
西村志野記者は、80年代のヒット曲を聞きながらお酒が飲める歌謡曲バー「スポットライト」の新宿店からレポート。「スポットライト」の代表・安藤暢昭さんが売野さんに逆質問をするなど、
80年代の音楽談議に花が咲きました。
コーナーの終わり際には、木曜サブキャスター・西川文野アナが売野さんにこう質問。「会いに行けるのが当たり前になった、今のアイドルのあり方をどうご覧になっていますか?」
この質問に対する売野さんの回答は、あまりにもおしゃれでした。「あれはあれでいい。でも、ロマンチックじゃない」
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、「仮想通貨が悪用される疑いが増えている」というニュース。マネーロンダリングなどの疑いがあるとして、去年4月から12月までに仮想通貨の交換業者が国に届け出て受理された疑わしい取引が669件あったことが、警察庁の年次報告で判明。
これを受け、ロシア、韓国、タイなど海外の仮想通貨に対する規制状況を紹介してくれました。
木曜コメンテーター、精神科医の和田秀樹さんが語り下ろした『オピニオン』のテーマは「急死しないために」。昨日、俳優・大杉漣さんが急性心不全で突然、亡くなったことをうけ、突然死のリスクを減らす方法を話してくださいました。
心臓ドック、脳ドックを受けておけば、突然死のリスクは8~9割減るようです。
『SAKIDORIスポーツ』スタジオ担当は長谷川太アナウンサー。平昌五輪を現地取材中の寺島啓太アナウンサーに、昨日の女子パシュート金メダル獲得の瞬間や、今日行われたスノーボード女子ビッグエアのレポートを届けてもらいました。
『ニュースパレードアネックス』 熱戦が繰り広げられている平昌五輪。その盛り上がりを大画面で楽しむことが出来るイベントが日本各地で開催されています。今日から東京・有明会場から始まった「東京2020 ライブサイト in2018」を岡田紀子記者が取材し、伝えてくれました。雪もちらつき、相当寒い中でしたが、オリンピアンのトークショーなど盛り上がりを見せていたそう!
加納有沙レポーターの『SAKIDORI最前線』では、もうすぐ3月ということで、お雛様の話題をサキドリ!つるし雛を持って、とても嬉しそうな西川サブキャスターでした。